2019年04月26日(金)
今日の蘭舎 [飽差を考える]
画像は今朝の蘭舎
今日の天気予報では、高知県西部は24℃まで気温が上がる予報が出ていた。
昨日は雨模様で晴れることは無かったが、遮光をきつくした。
第一蘭舎は75%遮光の遮熱ネット一枚から棚上に25〜30%遮光のクールホワイトを張った。第三蘭舎は75〜80%遮光のクールホワイト一枚から+25〜30%遮光のクールホワイトととした。
今年は早めに作業している。
このブログを始めた頃は採光優先に管理していたが、
ここ何年かは遮熱や散水による高温対策に重点を置いていた。
採光から見るとまだ15千ルックスを超えていないので、遮光を強くするには時期的に早い。
早めに二重にしたので蘭舎内はかなり暗い。
今年は飽差を考えながら管理しようと思う。
まだどんなことをしていくか決まっているわけで無いが、この3枚の画像のように棚の南面(時期的に東西も)はビニールで囲って風通しによる乾燥を防止しようと思う。その反面蘭舎の窓は開放し蘭舎自体は外気温に近くしたいと思う。(昨年までは窓の開放は出来るだけ少なくして乾燥を防いだ)
Posted by woods at 2019年04月26日(金) 08時49分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
コメント
遮光を強くすると温度が下がり乾燥もましになりますが、植物の光合成能力が低下します。
肥料や水が光合成に見合ったもので無いと根を傷めて加湿につながります。そんなこともあって加湿にならないよう肥料と潅水を控えてきたのが従来の栽培方法です。そうなると光合成が抑制されて良い新芽も良い花も付かないです。
一日の中で遮光を替えられるのは理想ですね!
私の蘭舎は乾燥しやすく高温になりやすい環境なので、去年あたりから遮光を少し強くしていました。結果は新芽が作上がりになった気がします。ただ、一部の株は根を見ると痛んで黒くなったものもあり、加湿かなと思ったりしていますがよく分かりません。蘭舎内の温度を通風で下げ、ビニールで乾燥防止は良いかもしれませんね!飽差を考えると曇りや雨の日に遮光を全て取っ払うことができると理想の環境になりそうです。
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