2017年07月13日(木)
今日の防除 [最近の蘭舎(旧)]
今日の資材、セイビアフロアブル20、バリダマイシン液剤5、メリットM。それぞれ1000倍、1000倍、2000倍で散布。
セイビアは炭そ病などの糸状菌、バリダマイシンは軟腐病などの細菌病対策だ。この時期に多い苗の立ち枯れや新芽のズボ抜け防止を想定して散布した。メリットMについては高温・乾燥や過剰光による光合成装置の消耗軽減のためだ。
今朝は暗い内に農薬散布した。
薬液は第三蘭舎で調整していて土中の配管でこの第一蘭舎まで回している。ここからは第二蘭舎とともにこのゴムホースで散布している。
散布終了後の蘭舎。
今日は梅雨が明けたかのような晴天になった。
Posted by woods at 2017年07月13日(木) 10時35分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
コメント
葉が汚れていると光を通さなくなるので潅水時に洗い流すことは大事ですが光が多く当たることでは黄化は直りません。光合成活動自体を休ませないといけないと思います。2、3ヶ月光合成がやっとというくらい暗いところに置くと葉緑体が再生してくるかもしれません。
農薬は気孔が閉じている時の方が良いとは知りませんでした。又、葉の表面からも浸透して吸収されることも分かり1つ賢くなりました^^
この間ですが黄化した蘭の葉を濡らしたティッシュで拭いてみました。葉の表面が綺麗になることで光合成が活発になり葉色が良くならないかと妄想しての事です。その時にティッシュにかなり汚れが付いたのには驚きました。woodsさんの葉の上から潅水は理にかなっているなと思ったことです。
その通りですね!ただ今回もメインは農薬散布です。
農薬は気孔が閉じているときの方が良いです。農薬の増量剤となっている鉱物が溶かしかたが悪いと気孔を詰まらしかなねいからです(水和剤は気を付けないといけないです)。
それと以前は葉面散布剤の多くが気孔からしか吸収されないと言われていましたが、最近は葉の表面からも浸透して吸収されることが解っています(大きな分子は気孔だけのようですが)。
また散布したときだけではなく何日か後でも葉に潅水することで固着した成分が溶け出して気孔から吸収されます。
梅雨明けしたかのような天気が続いています。私の蘭舎は最高36℃越えです。週末は蘭舎の窓を追加すべくプチ改装したいと思っています。
液肥の葉面散布について質問です。記憶が曖昧なのですが過去記事には葉の気孔が開いてからおこなうと効果的だと書かれていたよう気がします。そうなると暗いうちではなく、日が当たりだして光合成が活発におこなわれる時間帯の方が良いと思うのですが如何ですか。
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