Woody note

土佐寒蘭の栽培を趣味にしているWoods@管理人のブログです。

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2013年03月14日(木)

オークションについて [雑記]

先ほど何点かオークションに出品しました。

これを伝えたかったのだが、これだけでは芸がないの苗づくりについて少し書いてみる。

画像(300x199)・拡大画像(1000x664)

これはオークションや交換会へ出品しようと思って育てている苗。

ほとんどが自分が育てた蘭のバック出しだ。バック出から連続した新芽を2芽以上出そうとしている。これがなかなか難しい。二年三年とかかってしまうので大変なのだ。1芽付けて出せば簡単だが、いろいろあって2芽以上にこだわってみたい。




画像(300x199)・拡大画像(1000x664)

一つはバックの処理だ。売るときは基本的にはバックは除けておきたい。1芽で外すとさすがに次の芽は小さくなるので2芽にしている。

この株のバックは葉が痛んできたので早めに元から剪除した。バルブと根はまだ残しているが秋には外す。

画像(300x199)・拡大画像(1000x664)

こちらは古いバック2芽付いているが、新芽が出れば秋には外す。
付けて出せば良いと言われそうだが、以外と古いバルブには病気が付いていることが多く病気(炭そ病など)を潜在的に保菌していると古くなって弱ってくると発症することもあり、病気予防のために2芽目が成熟すれば早めに除けるようにしている。

ただしこれらは理想であって1芽で出すこともバックを付けて出すことも実際は多い。

画像(300x199)・拡大画像(1000x664)

次に2芽以上にしたい最も大きな理由が、腐敗病の確認だ。
画像は腐敗病も含めて病気の様子見の鉢。

二年あるいは最低でも2シーズン(生育適温25℃前後の腐敗病の発生時期)は様子を見ていないと病気を持っていないと言えないのが腐敗病なのだ。腐敗病は購入して1シーズン目は大丈夫だったが2シーズン目で発病したという事例が多い病気だ。専門的な話になるが厚膜胞子が袴や根に付着していると5〜6年は感染の危険性がある。

感染の可能性のある場所から入れたものでも、ここで2芽出していればこの間病気が発生していないと言うことであり、1芽の時よりも保菌している可能性がきわめて低いわけである。


画像(300x199)・拡大画像(1000x664)

こちらは交換会等で入れた未開花株。
ほとんどが5〜6年以上育てている。これが売れれば出品したいが、今ではほとんど動かない。良い花が咲いてくれることを願うだけだ。

Posted by woods at 2013年03月14日(木) 21時53分

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