2014年03月16日(日)
土作り [季節の作業]
今日は今年になって3度目の土作りをした。
私はこの200リッターのローリータンクを一回に作っている。
原料が裏山から出たダケ土が半分なのでそのダケ土作りに大変な思いをしている。
画像の大きい粒がダケ土。
塊を砕い大中小を作っている。
これが原料の山の土。
このなかから(大きな塊はハンマーで砕いて)ダケ土を選別する。
このような土をダケ土と言っているが、「細砂」や「シルト」に「粘土」がほどよく混ざった土の塊のことだ。
保水性と保肥力を高めるためによく使われている。土佐白根土などが代表的なダケ土。
寒蘭の土についてはいろいろと話したい題材だが思ったことを簡単に文字に出来ない難しさがある。
土について要約した資料を見つけたので紹介したい。
農林省のサイトに掲載されている新潟県の資料。
このなかの5土性や7土壌の構成が参考になる。
「「新潟県における土づくりのすすめ方」
「土の基礎知識」
Posted by woods at 2014年03月16日(日) 22時35分 パーマリンク
2014年03月05日(水)
施肥 [季節の作業]
今日 置き肥をやった。
毎年この時期にしている。年3回している内の1回。
今日はちょうどこの5キロ袋を使い切った。と言うより100グラムほど残ってしまった。
前回は1袋ではたらなくて次の袋を開けていた。一鉢当たりの施用量は同じようにやっているので残ったのは鉢数が少なくなったからだ。
大きな鉢で3〜4グラム
小さな鉢で1〜2グラム
そんな感じでやっているが、一鉢当たりの量が少なかったかと心配になって鉢を数えてみた。
鉢はプラ鉢1488と駄鉢85、陶器鉢493の2066あった。これで計算すると一鉢当たり2.4グラム施用していたことになる。量的にはこんなものだろう。
それよりも鉢数が思ったほど増えていないのにショックだった。目標の3000にはほど遠い数だ。
話は変わるが・・・・
長い間このサイトを続けてきたが、施肥については質問がほとんどない事項だ。皆さんはどれほど理解されているのだろう。
私の周りでは適当に思える人が多い。自分がどれだけ施肥しているのか、やった時期や量すら把握できていない人が多い。ただ私が使っている銘柄の肥料が使われていることが多い。私が使っているから良い物だと思い使うのだろうが、それで良いのだろうか。
肥料にはどんな銘柄も良いところと悪いところがある。どんな原材料で出来ているか有効成分がどうなっているかで使い方も変わってくる。
私が今使っている銘柄はブロイラーを食肉処理したときに出る産業廃棄物(羽や血液、肉・骨粕等)が主原料だと考えられるもので、特別使いたくなるような物ではない。
私が使っている理由は私の周りで簡単に手に入り施用もペレット状で扱いやすいからであり、一度発酵処理しているから油かす等よりも肥料成分の無機化が穏やかそうだからである。また肥料成分も調整されていて寒蘭にとって不足しない。これらが銘柄肥料の特性と言えると思うが、その特性に応じた施肥をしないとどんな肥料でも失敗するときはするし思った作にはなってくれない。
過去にも何度も言ってきたが、私はこの量を年に3回(3、6、9月)施用しているだけである。
ただし、置き肥の間に液肥を1〜2回、消毒時に葉面散布として液肥を少量加用している。(アミノメリットを1000〜3000倍)
Posted by woods at 2014年03月05日(水) 17時18分 パーマリンク
2013年10月29日(火)
採光管理 [季節の作業]
第二蘭舎は3つある蘭舎の中で一番古く屋根材の透光率がずいぶんと悪くなっている。
今日は昨年から1ヶ月予定より十日遅れで第二蘭舎の遮光資材を張り替えた。
窓も天井もそれまで張っていた遮熱ネットをすべて取り外した。
照度計を見ると4万ルックス。
天井は白の遮光ネットを張った。
窓は南側だけ内側にクールホワイトを張った。
12時頃の日が強いところで1万3千ルックス。
平均11,000〜12,000ルックスと言ったところだ。
午前中遮熱ネットの下では6〜8千ルックスほどしかなかった。
この時期、「花茎を伸ばすのにはどうしたらよいか」とよく聞かれるが、一番は光合成を活発にさせることだと思う。
11月に入ると急激に日照が悪くなってくる。
花を成長さすのは貯蔵養分ではなくその日つくられた養分が大事だと言われている。
花時期に光線不足では良い花が咲くはずないのだ。
Posted by woods at 2013年10月29日(火) 17時45分 パーマリンク
2013年09月08日(日)
植え替え [季節の作業]
私は植え付けして2年経ったら植え替えしている。
3年で良いのでは?と問われるが2年でもかなりなダメージが根に生じている。それとこの時期に大丈夫かともよく聞かれる。
植え替えはダメージを受けたカ所を剪除し新たな組織を再生させるために行う作業だ。遅れるより早い方が良いにきまっている。
上の鉢をうつしてみると案の定根が傷んでいた。
中程や先端が、バックバルブの根を中心にカスカス状態だった。
症状としては過湿である。
私は悪くなった所から切っている。この株はほぼ半分の根が無くなった。
過湿だから水のかけ過ぎかとなるがそうではないだろう。
原因はバックバルブの葉が早く傷んできたからではないだろうか。
葉の光合成機能が衰えてしまうと根も衰えるようだ。
多くは根被だけで黒褐変はとまっているが、この場合は皮層(根の構造は過去記事を参照してください)に大きなダメージを受けていた。中心柱は白くまだ機能しているので、病気や肥料過多による根腐れではないだろう。
(途中が腐っても先端が正常な根はここまで剪除しなくてもカスカスになっている部分だけ取り除いたのでも良かったと思う。)
左の株は全く同じように植えて同じ場所に置いていた。
上の過湿障害が土や水のやり方に問題があるならば、こちらにもなんらかの症状があっても良いのではないだろうか。
右も同じ土で同じ場所に置いていたもの。
一見根は良く見えるが、先端に老化症状が見える。
伸びようとしても鉢の底なのでそれ以上伸びられない。
24ヶ月でこれならこれから植え替えせずの1年後はもっと老化が進み褐変しているだろう。
この部分を少し間引き、バックバルブを外し、一回り大きな鉢に植えると良いだろう。
こちらも条件は同じだが黒褐変している根が目立つ。
よく見てみると黒褐変しているカ所は伸びきっていない根の半分から先端であり、その根の最先端は白くて伸長している。(この部分は夏場の高温時に伸長していたと想像できる。それまでに伸長していた部分は白い。)
ただし黒褐変しているからどうした?と言うことになるが、この根の持ち主である昨年の芽や今年の芽の生長はすこぶる良く、まったく生育に悪影響はみられない。それどころかこんな根の方が新芽が大きく育っている。
実際こんな根を検鏡してみると根被の部分(根被表面に土や不純物などが付着している様な感じ)だけが変色しているだけで、外皮から下に変化は見られない。全く正常だ。(ちなみに根が白く見えるのは根被に空気が入って光を反射するためである。)
Posted by woods at 2013年09月08日(日) 15時55分 パーマリンク
2013年08月14日(水)
夏モード終了 [季節の作業]
夏至から53日、そろそろ真夏の日差しが弱まってくる。
今日は夏モードの遮熱ネット+クールホワイトの遮光から遮熱ネット一枚にしようとクールホワイトを除けた。
除けてみたものの、遮熱ネット一枚になると明るすぎる。と言っても葉焼けするほどではない。
まだまだ暑いので一気に明るくするのは良くないと思い、棚上だけ寒冷紗(一部防虫ネット)を張った。
黒潮町のアメダスは今日の最高33.5℃だ。昨日が33.4℃、一昨日が33.9℃。猛暑の峠は越したようだ。
蘭舎もずいぶんと涼しくなった?
Posted by woods at 2013年08月14日(水) 15時29分 パーマリンク
2013年07月12日(金)
??? [季節の作業]
この時期、芽かきもあらかた終わり、いつもはこれからの作業として芽が出なかった蘭の植え替えをしている。
今日はこんな???
のを見つけた。
新芽が付かなかったものとばかり思っていたがなんと斜めに伸びていたのだ。
とりあえず邪魔になっている根を除けた。
どうしようかと思ったが、針金で縛って矯正することとした。
こんなんで良いかわからないが、しばらくこれで様子見だ。
こんなのもいくつかある。
昨年のバルブには芽が付かず、その後ろに付いた。
こんなのはタイミングなんだろうなと思う。
葉芽の出芽は温度とか湿度に左右されている。昨年のバルブが春先に早く成長しすぎて葉芽を付けようとしたとき、気候の影響を受けたのだろう。植物として防御機能が作動してこのバルブは葉芽が休眠してしまったのだと思う。
葉芽を付けずに花芽を伸ばした物もある。
こんなのは花芽をかいでもなかなか葉芽は付けない。
Posted by woods at 2013年07月12日(金) 19時05分 パーマリンク
2013年06月28日(金)
散布方法 [季節の作業]
昨日の続きになるが・・・
私は殺虫剤を使うときは、鉢や棚そして下の地面や窓など虫がいそうな所へも散布している。
コテツフロアブルがナメクジに効くかどうかわからないが、この剤が接触毒であることからも今回は丹念にかけた。
窓枠だけで無くその外側にもかけている。
こんなことをいつもしているので、舎内ではナメクジを見たことが無い。
Posted by woods at 2013年06月28日(金) 05時06分 パーマリンク
2013年06月27日(木)
この時期の消毒 [季節の作業]
前回から16日経っていたので今朝は早起きして消毒をした。
今日は良い天気になりそうだ。
今回は炭そ病のゲッター水和剤をメインに、細菌病や葉先枯れ予防のバリダマイシン、それと虫対策のコテツフロアブルを混合散布した。
今でこそ自由に時間がとれるが、勤め人時代は出勤前に散布するのが常で早起きしての作業は習慣となってしまっている。しかし夏はこの時間帯に散布するのがベストかもしれない。
散布作業は一番高いところにある第三蘭舎から中程の第一蘭舎までエスロンパイプで配管をしているので、三カ所を散布しても準備と後片付けを含めて1時間ほどですむ。今朝も6時半には終わっていた。
もうすぐ7時半
さあ、いつもの所に出勤だ!!
Posted by woods at 2013年06月27日(木) 07時08分 パーマリンク
2013年06月20日(木)
この時期の肥料 [季節の作業]
今日は置き肥を施用した。
この時期、新芽の根は肥料を吸収し始めている。
肥料のタイミングとしてはどんなものだろうか。使う肥料によっていろいろだと思うが、私が使っているグリーンキングは速効性の窒素やリンが結構入っているので有機質肥料と言っても化成肥料並に初期の肥効はありそうだ。ということで今日のタイミングとなった。
上の鉢は7.5号。
窒素6%の有機質肥料の場合4.3g施用したかったが、すこし多くいったようだ。
右は5.5号鉢。
2.2gなのでこんなところか。
こちらは5号鉢。
1.9gのつもりだが多いだろうか。
こちらも5号鉢。
株が小さいので少なめにやった。
私は鉢の大きさで施容量を決めているが、株の大きさで加減したりしているので、大体は大雑把だ。
Posted by woods at 2013年06月20日(木) 16時47分 パーマリンク
2013年06月16日(日)
芽かきと植え替え [季節の作業]
ここ何日か芽かきと植え替えをしている(昼間は暑いので朝夕の涼しいときだが)。
いつも思うがこのかいだ芽がもったいない。炒め物にして食べたらおいしくないだろうか。
今日はブログネタに根の写真を撮ってみた。
新芽の根も結構伸びている。
こちらは奴と追い子で3芽ある。
この株は追い子がある方を2芽除いた。
こちらは単なる植え替え。こんな新芽は今年は少ない。
根数が多すぎるような気がする。
肥料は3月上旬に置き肥をやってから5月と6月にそれぞれ1回アミノメリットの葉面散布をしているだけだが、こんなに根数が多いのは肥料不足だろうか?
肥料を求めて根を張っているのだろうか?
それとも肥料が足りている証拠だろうか?
????だが、新芽は結構大きい。
植え替えしているといろいろと考えてしまう。
根が以前より茶黒くなっていると、その原因がなんなのかとあれやこれやと・・・
左は今回植え替えして破棄した土。右は新しい土。
レンズの焦点距離はどちらも同じなので、明らかに以前の土の粒が大きい。
新しい土は以前より粒を小さくした。これで根が白くなってくれないかと考えている。
Posted by woods at 2013年06月16日(日) 19時07分 パーマリンク
2013年06月12日(水)
続き [季節の作業]
昨日アップしようと思っていた画像です。
こちらは第一蘭舎。
雨が上がったと言っても湿気が多く風も無く、本当はこんな日は消毒したくない。この日は3時半に消毒したが8時過ぎても葉上には薬液が残っていた。新葉の柔らかい葉なら濃度障害を起こしていたかもしれない。晴れた日なら1時間ほどで乾く。
この日、農薬散布前に剪除した葉。
黄化や病斑のような黒褐変したカ所のあるものを切り取った。
使用した薬剤はアミスターとバリダマイシンだが、これが葉上に見える病気すべてに効くわけでない。病斑上にある胞子を噴霧した水滴で周りに飛散させることとなる。周りに飛び散った胞子をそれらの薬剤が殺菌できれば良いのだができなかった場合は結果的に病気を感染させることになる。
こちらは第一蘭舎だが、動力噴霧器は第三蘭舎に置いている。
ここまではエスロンパイプを配管し薬液を送っている。
Posted by woods at 2013年06月12日(水) 06時38分 パーマリンク
2013年06月11日(火)
梅雨時期の農薬散布 [季節の作業]
前回から2週間、そろそろ消毒したかったが、台風も接近していてしばらくは晴れそうに無かった。
この時期はちょうどの時に晴れ間は望めないが、今日はなんとか昼から雨がやんだ。
すっきりしない曇天だが気温が高くなかったので急遽殺菌剤を散布しすることにした。
こんな日は殺虫剤は怖いので殺菌剤だけにしたが、葉面散布剤は混合した。
アミノメリットの「特青」と「黄」それぞれ3000倍になるように混ぜた。
置肥を先に延ばしたので葉の黄化防止に窒素とリン酸を補給したかった。
アミノメリットのリン酸は水溶性。
Posted by woods at 2013年06月11日(火) 19時20分 パーマリンク
2013年06月08日(土)
施肥 [季節の作業]
この時期になるとどのタイミングで置き肥をしようかといつも悩んでしまう。
今年は芽の出が遅いので、今やっても新芽の発育に寄与しないのではないかと。もう少し伸びてからにしようかと思ったりする。
(自分が6月にしているのは4月や5月にやってしまうと新芽の数ばかり増えて良い芽にならないからだが。この時期は芽数は決まっているのでもはやそんなことにはならないが、早くやってしまうと新芽が肥料を欲しがるときに肥料切れしてしまいそうなのだ。)
画像は肥料を待っている状態。
表面に見えるグリーンキングは3月にやっている。
Posted by woods at 2013年06月08日(土) 16時46分 パーマリンク
2013年05月29日(水)
梅雨期の防除 [季節の作業]
すっかり油断していたら梅雨入りしてしまった。
今日は午後に雨が上がり晴れ間も見えたので慌てて薬剤を散布した。梅雨入り前に一度予防散布しようと思っていたので遅くならなくて良かった。
この時期の防除のメインはなんと言っても炭そ病だろう。
セイビアーフロアブルの出番だ。1000倍液についでにバリダマイシン1000倍とコテツフロアブル2000倍を加用した。
Posted by woods at 2013年05月29日(水) 15時26分 パーマリンク
2013年05月26日(日)
芽かき2 [季節の作業]
追子などで芽元にハサミの刃先が届かない場合
こんな時は裸にしてから剪除するしかない。
剪除後はゆ合剤をしっかりと塗布。
元の土と鉢で植え付け後(潅水も行い)、タチガレエース液剤の1000倍液をたっぷりと潅注している。
ここまでしていると芽かき後病気になったり生育不良となるトラブルは皆無だ。
Posted by woods at 2013年05月26日(日) 14時57分 パーマリンク
2013年05月25日(土)
芽かき [季節の作業]
「芽かき」作業もこの時期の重要な作業です。
この時期はいつも悩むのだが、やはり早く花を見たい株(未開花株)は親バルブからの出芽数を1つにすべきだと思う。
複数芽出すと親バルブから花芽が出ないことがある。そればかりでなく複数芽は翌年もバルブが成熟しきらないことから、結局2年連続して開花しないことが多い。
「小型バーナー」は必須アイテム。
こつは新芽の付け根までしっかりと刃先を入れること。
複数芽で花芽が出ないのが、花芽分化しないのか、それとも分化は行われているがその後の栄養状態で土を切って出る前に止まってしまうのかよくわからないが、1芽にすることで開花率は大幅に上がる。もちろん2芽出しても花芽が着くことはあるが。
「ゆ合剤」も必須だ。
Posted by woods at 2013年05月25日(土) 23時52分 パーマリンク
2013年05月24日(金)
ダケ土作り [季節の作業]
この作業もあまり参考にならないかもしれませんが紹介します。
敷地の片隅にストックしている土がある。
今まで使っていた、「土佐白根土」が近くで手に入らなくなってから、その代用品としてダケ土を自家生産している。
土佐白根土の製造元まで買いに行けば良いだが、ここからだと2時間かかる。
そんな折り、蘭舎の整地時にこの土が大量に出てきた。
拡大すると、
土自体は「褐色森林土」に分類されると思うが、その中でも粘土質が多い。おそらく河川沿いで山から流れてきた土と粘土が混ざって層となった物だと考えられる。
素手でも崩せるくらいの堅さで、この木槌で簡単に細かくすることができる。
篩代わりのエキスパンドメタルにすべて通す。
最終的に4mmの篩で微塵をかるく除去する。
一回の配合にミカンコンテナ2杯分を作っている。
配合の4割がこのダケ土となる。
ダケの表面はきな粉をまぶしたようだ。
(この粉が配合したとき大切な役割を果たす)
Posted by woods at 2013年05月24日(金) 17時46分 パーマリンク
2013年05月22日(水)
2013年05月21日(火)
この時期の潅水 [季節の作業]
体調不良で1週間ほどご無沙汰していました。
この時期は人もそうなので寒蘭もいろいろありますね。
急に暑くなってきたので水掛も大変です。
蘭舎は昨日今日と30℃を超えていた。
今朝はまだ良いかと思っていた水掛を今日は午後に実施。
17日にやってからなので中3日だが、30℃を超えるこれからはこんな間隔になってくる。暑くなければ4日でも5日で良いのだが、暑さ対策には早めの水やりが大切だと思う。
今日は時間もあったのと午後2時頃の水掛だったので葉先までたっぷりとかけた。汚れを落とすように3,4回洗い流した。
暑さで参っていた蘭も生き返ったようだ。
この時期水やりの時間帯はいつが良いのかと良く聞かれるが、環境を十分に管理できている蘭舎なら時間はいつでも良いと思う。ただし、夜温が25℃を超える夏日には日が落ちてからの潅水はNGだ。
理想としては晴天時の早朝が一番良いと思う。
西谷物を直接の交配親としない苗に綺麗な芽が出ていた。
交配親のどちらかに西谷の血が入っていたのだろう。
最近よく聞くが、意外な品種に西谷がかかっているようだ。
(参考=新芽の刷毛は西谷の遺伝的特性で他の地域の蘭には見られない西谷物の形質だという説がある。)
Posted by woods at 2013年05月21日(火) 18時27分 パーマリンク
2013年05月08日(水)
鉢の消毒 [季節の作業]
画像は今日の第三蘭舎。
今朝は中3日だったが潅水した。
晴天が続き気温もうなぎ登りで今日も30℃近くまで舎温は上がっていた。
その後、貯まっていた古鉢を綺麗に洗って消毒した。
寒蘭鉢の消毒はもはや必須事項だ。鉢の使い回しをする限りこれの手抜きをすることは私にとって考えられない。
使っているのはいつものケミクロンG。この容器で今日も1,000倍液10分浸漬を行った。
今日はケルヒャーの高圧洗浄機を買っていたので使ってみた。
なかなか上手く汚れが落ちる。優れものだ。
始めて使ってもっと早く買っていればと後悔した。
言うまでも無く、以前の手洗いから大幅に時間は短縮された。
Posted by woods at 2013年05月08日(水) 17時36分 パーマリンク
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