2013年04月28日(日)
第一蘭舎の蘭たち [最近の蘭舎]
【山採り蘭】
これも木が大きくなる大型の蘭だ。
平成15年に採取し平成22年に初花が咲いたが、不思議な色合いの黄花だった。
10センチを超えるサイズで見応えがあるが花間が詰むのが欠点である。これもいつか良い花が咲かないかと残した。
【十川の黄金葉】
この蘭も二株になっているが、なかなか良く咲いてくれない。
かなり古い蘭で何人かが作っていたようだが、展示会に出てくることが無い作りにくい花のようだ。
私が始めて咲かせたときはすんなり咲いていたが、ここ何年かは手直ししないと花弁が抱えてしまう。
いつかまともに咲かせて展示会に出したいと思っている。
【地元産】
昨年の初花で色が良かったので残した。
株ができてどう変化するか楽しみにしている。
Posted by woods at 2013年04月28日(日) 22時05分
コメント
十川の黄金葉は当初高価に売買されたため小分けにされすぎ、多くの人が大きく育て上げることができなかったと思います。
黄金葉は葉緑素が少ないため特にホルモンの付いていない小苗は生育が非常に悪く、それを肥料で太らそうとしたりして失敗することが多いです。
どの花を残すかは非常に難しいですが、私の場合は大株にして花が大きくなるのか、そのとき花間は十分ありそうかなどで判断します。逆に小さくてかわいらしい花は希望があればすぐ出してしまいます。
今回の蘭は難しいのばかりですね。
「十川の黄金葉」は、花の画像はとても良いのに、何人もの人が作っても展示会に出てこないのでは、かなり難易度が高いですね。
「地元産」は、私ならあきらめそうです。長年の経験でしょうか。
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