Woody note

土佐寒蘭の栽培を趣味にしているWoods@管理人のブログです。

5

2013


      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

検索


カテゴリーリスト

広告

2013年05月21日(火)

この時期の潅水 [季節の作業]

体調不良で1週間ほどご無沙汰していました。

この時期は人もそうなので寒蘭もいろいろありますね。
急に暑くなってきたので水掛も大変です。

画像(300x199)・拡大画像(1000x664)

蘭舎は昨日今日と30℃を超えていた。
今朝はまだ良いかと思っていた水掛を今日は午後に実施。

画像(300x199)・拡大画像(1000x664)

17日にやってからなので中3日だが、30℃を超えるこれからはこんな間隔になってくる。暑くなければ4日でも5日で良いのだが、暑さ対策には早めの水やりが大切だと思う。

画像(300x199)・拡大画像(1000x664)

今日は時間もあったのと午後2時頃の水掛だったので葉先までたっぷりとかけた。汚れを落とすように3,4回洗い流した。

暑さで参っていた蘭も生き返ったようだ。

画像(300x199)・拡大画像(1000x664)

この時期水やりの時間帯はいつが良いのかと良く聞かれるが、環境を十分に管理できている蘭舎なら時間はいつでも良いと思う。ただし、夜温が25℃を超える夏日には日が落ちてからの潅水はNGだ。

理想としては晴天時の早朝が一番良いと思う。

画像(199x300)・拡大画像(664x1000)

画像(199x300)・拡大画像(664x1000)

西谷物を直接の交配親としない苗に綺麗な芽が出ていた。
交配親のどちらかに西谷の血が入っていたのだろう。

最近よく聞くが、意外な品種に西谷がかかっているようだ。




(参考=新芽の刷毛は西谷の遺伝的特性で他の地域の蘭には見られない西谷物の形質だという説がある。)

Posted by woods at 2013年05月21日(火) 18時27分

コメント

focke さん
私も以前はよく仕事から帰ってやっていました。暑い日なんかわざわざ葉水をしていたほどです。
それがいけなかったのか、炭そ病がいつの間にか蔓延していました。

sato さん
炭そ病対策の水やりは「枯れた袴を濡らさないこと」ですが、普通のやり方ではどんなに気をつけても濡れてしまいます。それなら早く乾かすことです。
西谷の刷毛は交配親として真っ先に使われたでしょうね。今では雑種も第一世代から第二、第三世代となっていて、西谷の遺伝子を持ったものがどこの山でもあるようです。その証として刷毛ものが出ていると思います。

woods 2013年05月22日 21時41分 [削除]

woodsさん、倶楽部の皆さんこんばんは
詳細な説明ありがとうございます。交配に関しては、西谷産の特徴である刷毛と、新芽の美しさを持った寒蘭を誰もが求めていました。それだけ素晴らしいということですね。

sato 2013年05月22日 19時35分 [削除]

皆さん、こんにちは。
サラリーマンのつらい所で、平日の夏の水遣りはどうしても夜になります。ですから葉を極力濡らさないようホースにシャワーを付けて慎重にやっています。鉢数が少ないからこれが出来ます。
天気の良い休日は、教えていただいたとおり朝に葉上から刺激を与えるようにやっています。今の所、順調だと思っています。

focke 2013年05月22日 10時47分 [削除]

交配の件は
香南愛蘭会会誌「蘭友」第三十九号(平成23年10月発行)の中で「カンランの人工交配その結果を顧みて(第五報)」として東京の遠藤武雄氏が三十年間試みた交配の開花記録と考察を載せています。一度読まれると私の言っていることがわかると思いますが、それは置いといて。

「新芽の刷毛は西谷の遺伝的特性で他の地域の蘭には見られない西谷物の形質」これを前提とした話になります。これを否定されると話が進みません。
西谷物を種子親として交配した場合、花粉親が西谷物以外でも多くの組み合わせで新芽が捌けて出てくる苗が得られるようです。逆に種子親を西谷物以外にすると花粉親を西谷物にしても捌けて出てくる苗は無くこの遺伝子はブラインド化(この表現で良いのかな)するようです。
遠藤武雄氏の記事の中には雑種一代の結果しか載っていませんが、高知県では交配を早くからやっている人が何人かあり、その人たちの中では花粉親として西谷を使った刷毛の無い子を種子親にした場合、その子には少ない頻度ですが刷毛が出現することがわかっていたようです。ブラインド化していた刷毛の遺伝子が数パーセントの苗に再現するということです。
この情報を知っている現在人工交配をしている人たちの中で、西谷物ではない最近の登録品種を種子親にして西谷以外の花粉を付けた子に刷毛が出現したという話を何人かがしていました。(どの登録品種かは明言できません)

香南愛蘭会では20年前から「寒蘭を山に返す運動」として人工交配種子の山撒きを推奨してきました。それらに取り組んできた方たちの中にはすでに育種の方法が、方向といった方が良いかもしれませんが、確立されてきています。

woods 2013年05月21日 21時03分 [削除]

こんばんは
潅水については、現在寒蘭でフザリウム病以外では炭そ病がもっともやっかいな病気だと考えているからです。
炭そ病は水分のある条件で気温25℃以上で猛烈に増殖します。
私が早朝潅水を勧めるのは、朝は気温が低いこともありますが、潅水した水が早く蒸発して葉上からいち早く無くなるからです。水分が無いと炭そ病は繁殖できません。また午後も日のある内なら一時間ほどで乾きます。日が落ちてからは乾きにくいです。

woods 2013年05月21日 20時26分 [削除]

woodsさん、倶楽部の皆さんこんばんは
PCが壊れてやっと買い直しました・・・久しぶりに見ています。私は暑くなると夕方涼しくなってやっていました。
woodsさんの「25℃を超える夏日には日が落ちてからの潅水はNGだ」・・・夜は昼間より段々気温が下がってくるので、蒸れる事はないと思ってやっていたのですが?
また「最近よく聞くが、意外な品種に西谷がかかっているようだ」・・・宜しければ教えてください。

sato 2013年05月21日 19時48分 [削除]

コメント投稿フォーム

名前:(この情報をCookieに保存させたい場合にチェック)
メールアドレス: (表示はされません)
URL: (名前にリンクされて利用されます)
コメント:
パスワード: (削除時に利用)

トラックバック

トラックバックURL

http://www.tosaran.com/ablog/tb.php?ID=1268

ページのトップへ ページのトップへ

広告

季節の作業の最近の記事

最近のコメント

リンク集

RSS1.0 RSS2.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2010 Tosakanran's Site Woodynote All rights reserved.