2013年07月21日(日)
検鏡 [最近の蘭舎]
久しぶりに顕微鏡を使ったので写真を撮ってみました。
どうこう言うことはないですがアップします。
画像は腐っていた「根被」に生えていた1mmほどのマッチ棒状のキノコ(中央)?。画像の右下は変色した根被。内部にある皮層は腐って無くなっていた。
(昨年の根の1本が半分から下がカスカスになって腐っていて、根の状態からセンチュウの被害かなと思ったがセンチュウは成虫も卵も見つからなかった。)
上の拡大。
検鏡のためカバ−グラスの下に水滴を垂らすとすぐに胞子が飛びだした。
さらに拡大。
無数の胞子が見えるが、何だろう。初めて見る物でなんだかわからなかった。普通のコウジ類(二次的に付いた物)だろうか?
近くからはこんな胞子も見つかった。
画像は根被や皮層が腐敗していないカ所の中心柱。
根被が腐っていないところで切り取ったが、中心柱の維管束部に変質しているカ所が見つかった。
導管や師管の一部が詰まっているのだろうか。
中心柱の周りには蘭菌(ぺロトン)が見られた。
Posted by woods at 2013年07月21日(日) 21時52分
コメント
こんばんは
無数にあるのは分生子です。
新しい根が半分から下が空洞になって腐っていたのでいろいろ調べたのですが、なんでそうなったかはわからなかったです。
画像の菌は根の外側に付いてた物ですので病原菌で無く一般的なカビだとは思うのですが。
私の知らない病原菌かもしれないです。
(最初は蘭菌の子種体を見つけたのかと思ったのですが・・・・)
こんばんは
なにかのカビの分生子というやつでしょうか。
根腐れの原因となったカビかあるいは腐った後に
発生したカビ菌のまあ卵みたいなもの??
トラックバック
トラックバックURL
http://www.tosaran.com/ablog/tb.php?ID=1303