2008年06月21日(土)
根の切り戻し [最近の蘭舎]
遅くなりましたが根傷みしている根の切り戻し画像をアップします。
この蘭は生長している3本の根以外は傷んでいました。
正常な部分まで思い切って切り戻しています。
先端が伸長している3本の根以外は、殆ど残っていません。
こちらは別の株です。
Posted by woods at 2008年06月21日(土) 17時09分 パーマリンク
2008年06月20日(金)
施肥 [最近の蘭舎]
今夕、今年第二回目の施肥をしました。
肥料はグリーキングです。
量はいつものように、5号鉢1.9g、6号鉢2.6g、7号鉢3.6gを目安に、2,3カ所に置くように施用しています。
手づかみで、ひとつまみ4、5粒から7、8粒をおおざっぱにつまみ、鉢の上2,3カ所に置いていきます。
これは5号鉢ですが、4,5粒つまんで左右の2カ所に置きました。
こちらは6号鉢。5,6粒つまんで3カ所に置いています。
これは一番大きな7.5号鉢です。7,8粒つまんで3カ所に置いています。
肥料はその時のロットや製品によって粒の大きさが違っているといけないので、毎回サンプルを計量しています。
今回も2gでは何粒か、3gでは、4gではと実際量って粒を数えました。それぞれ11粒、15粒、22粒でした。
私のやり方では7粒×3カ所=21粒となり4g弱、8粒×3カ所=24粒 4g強を施用することになります。
菊鉢の場合は真ん中に置いています。
鉢は6.5号鉢です。ひとつまみ15粒くらいつまんで置いています。
上の画像は施用した肥料が見やすいように最近植え替えした鉢を撮影していますが、2年近く経過した鉢は左のような状態です。古い肥料も形をとどめて残っています。
こちらも2年近く経った鉢です。年3回施肥しますので、この鉢で6回施肥していることになります。
窒素やカリなどの速効性の肥料分は早くて2,3ヶ月で分解され肥料の塊からはほとんど溶出してしまいますが、残った有機物等は徐々に分解され、リン分や微量要素の供給源になっていきます。そのため私は大事に残しています。
このような状態で2年近く経つと株が充実し、新芽が勢い良く成長していきます。
Posted by woods at 2008年06月20日(金) 20時25分 パーマリンク
2008年06月15日(日)
芽かき [最近の蘭舎]
今日は一日中雨。何もすることが無く蘭舎で過ごしたのですが、蘭舎では植え替えと芽かきをしていました。
画像は芽かき前後の様子ですが、表土を少し取り除いた状態で、指でかぐか、ハサミで切り取っています。この画像では左側の新芽を指でつまんで下側に捏ねるようにして折っています。
切り取った後は癒合剤をたっぷり塗り土を戻します。
Posted by woods at 2008年06月15日(日) 21時48分 パーマリンク
2008年06月14日(土)
2008年06月08日(日)
柄物会 その4 [展示会巡り]
Posted by woods at 2008年06月08日(日) 20時45分 パーマリンク
2008年06月05日(木)
柄物会 その3 [展示会巡り]
特別賞の「姫達磨」です。
これは新物だったと思います。ホルモン付きと言ってたような?
こちらは変わり葉です。
仮名「八百萬」の札と写真付きで出品されていました。
白覆輪のねじれた新芽で、親になると葉先に刷毛が残っています。
この蘭は払い越しの刷毛で取引されていると思います。
これは「忍者」です。
この株も見事でした。銀賞の「春光」
銅賞の「緑宝」
Posted by woods at 2008年06月05日(木) 21時45分 パーマリンク
2008年06月04日(水)
柄物会 その2 [展示会巡り]
優勝の「緑宝」です。
こんな大株は見たこと無いですね。
豊雪よりも大きいかと思われる株でした。
準優勝の「春光」。
こちらも大きな株でした。
これは、「萌春」です。
緑と白地のコントラストが何とも魅力な寒蘭です。
*出品者が高知県産と言っていたのですが土佐寒の命名ではないですね。
Posted by woods at 2008年06月04日(水) 20時38分 パーマリンク
2008年06月03日(火)
寒蘭柄物展示大会 [展示会巡り]
Posted by woods at 2008年06月03日(火) 20時29分 パーマリンク
2008年05月25日(日)
今日の蘭舎 [最近の蘭舎]
今日はとても暑かったですね。私の蘭舎は31℃でした。
植え替えしていたら、以前紹介した松のホダ植の鉢がありました。
2年前に植えていた物ですが、結果としては、良いも悪くもないという感じでした。
あれから何鉢か植えたのですが、ホダを準備するのが大変なのと、植え付け時にめんどうなのでホダ植は何時しか止まっていました。
ホダ植と言えばこちら、私の師匠である叔父の配合です。
これも叔父の配合です。ホダの混ざり具合がそれぞれ違いますが、どちらも根は良く生き生きしています。
私の蘭舎に来て1年経っていますが、昨年の猛暑にも耐えて葉も元気に育っています。
最後は何時の配合です。
根の状態はどの配合も同じような感じです。
Posted by woods at 2008年05月25日(日) 19時47分 パーマリンク
2008年05月23日(金)
原風景 [Digitalcamera編]
更新日と更新内容が違っていると怒られそうですが・・・(^_^;)
この場所は私の原点と言える所です。急に思い立ち行ってきました。そんなに遠くはないので行こうと思えばいつでも行けるところなのですが、何年も行ってなかったです。
1枚目の画像ですが、これを初めて目にしたのは学生時代でした。なぜこんな所にあるのかと不思議に思う構造物で、見上げているとむちゃくちゃ登ってみたくなりました。登って見下ろすと良くこんな所を登ってこれたかなと怖くなるような場所で、上部は打ちっ放しのコンクリートが格子に組まれ何百メートルも伸びていたのを覚えています。
久しぶりのこの場所は、公園に整備されており、構造物の上部まで遊歩道を歩いて行ことが出来ました。
上からの景色は絶景です。ダム湖と下流の町並みは30年前に見た光景と少しも変わっていないようでした。
なんとも不思議なことに、私は大学を卒業してから2年間この町に住み、ダム建設の飯場だったこの高台から毎朝町を眺めることになったのです。
変わっていたのは立派な桜があったことでしょうか。
30年は短い時間ではないですね(^_^)
【行ったのは4月6日です】
Posted by woods at 2008年05月23日(金) 22時14分 パーマリンク
2008年05月22日(木)
第20回寒蘭柄物展示大会のご案内 [展示会巡り]
5月31日〜6月1日の土日、中村地区建設協同組合において標記の柄物展示会を開催します。
会場は、土佐愛蘭会中村支部がいつも展示会をやっている所です。柄物に興味のある方は是非お越し下さい。
日程:
5/31
出品受付 午前8時30分
審査 午前11時〜12時
一般公開 午後1時〜5時
6/1
一般公開 午前8時30分〜
表彰式 午後3時
搬出 午後4時
Posted by woods at 2008年05月22日(木) 21時39分 パーマリンク
2008年05月21日(水)
黒潮町の鯉のぼり [Digitalcamera編]
Posted by woods at 2008年05月21日(水) 22時08分 パーマリンク
2008年05月13日(火)
篠山のアケボノツツジ [Digitalcamera編]
昨日は篠山に登ってきました。
アケボノツツジを見たくて行ったのですが、少し時期が遅かったです。
アケボノツツジの見頃にはごったがやすこの山も、この日登山口の駐車場には車が一台もなかった。
行っても無駄かと思ったのですが、残り物には福がある、行かないと始まらない、と重い身体に鞭打って登っていきました。
バカでかいカメラを背負い、しんどい思いをして撮ってきた苦作です。愚作ですが見てもらうとありがたいです(^_^)v
頂上は誰もいず、寂しくセルフ!! 証拠写真です。(40代最後の日の記念写真かな)
こんな光景はこの時期に行かなかったら見られなかったはず(^o^)
所々には散るのは嫌だとばかり、あいにくの強風にも必死に耐え残っている花がありました。
こんな色の寒蘭咲かせたいと思いながら眺めていました。
13か14年ぶりの篠山でした(^_^)
Posted by woods at 2008年05月13日(火) 20時32分 パーマリンク
2008年05月10日(土)
根傷みの考察 [最近の蘭舎]
私はおおむね24ヶ月で植え替えしていますが、これだけ植え替えしていても(植え付け時には悪いところは切って除けていますので、この黒変した箇所は前回は正常だったところです)、どうしても状態の悪い根は出てきます。ここまで酷いのはさすがに少ないですが、このタイプの根傷みは1割ほどあります。
このタイプの根傷みがどうして起こるのかいろいろと原因を考えているのですが、どうしても解りません。
今まで解決できた、水管理、採光管理、施肥管理 等のコントロールでは解決策が当てはまらないタイプです。
加湿で根がやられたのか、病気なのか ????です。
この状態を見ると、土が悪いと思ってしまいますが、私は8割方の根は良いので、この配合が悪いとは思わないことにしています。
土壌は、物理性、化学性、生物性で成り立っています。物理性は通気性、浸透性、保水性がいかにバランス良く成り立つかですが、これはどれも悪いとは考えられません。
次に、化学性ですが、酸性かアルカリ性のpHですが、これも弱酸性にコントロールできています。肥料成分については、不足する成分は施肥で充分補えていると考えています(有機質肥料の置肥や肥料不足となったときの液肥の潅注、葉面散布等)。ただし、微量要素で何か不足するものがあるのか、過剰になり根の伸長を阻害する物質があるのかは不明です(微量要素の投入や、ゼオライトの配合による過剰物質の除去等が必要となっているのかもしれません)。
最後に、生物性ですが、これは全くの未知の部門です。ただし、細菌性の立枯病やフザリウムによる腐敗病などの対策はなんとかとれています。それ以外に、病気や根痛みを起こさない生物性、この場合の生物性は病原菌を抑制するような、細菌や放線菌、糸状菌等の均衡がとれる
配合があるのかですが、これについては解らないことだらけです。
そんなこんなで、この配合の悪いところが解りません。
ただし、このまま放ってはおけません。最終的な対策としては生物性を薬剤(農薬)でコントロールするorしてみるという可能性を試して見るしかないのかなと思います。
以上、このような状態の悪い根を見たときの私の思考です。
病人が病院で検査するように、寒蘭も検査する所があればあれこれ悩まなくて良いのですが・・・・
Posted by woods at 2008年05月10日(土) 20時39分 パーマリンク
2008年05月08日(木)
赤玉土植え中間報告 [最近の蘭舎]
まだ、何とも言えませんが、赤玉土植えがどうなっているか見てみました。
ホームセンターで売っている一番安い園芸用土で寒蘭が栽培できないかと思って、試してみています。
一袋298円の赤玉土です。鉢は4.5号と5号のポリ鉢を使用。
昨年の9月に植えた2鉢を見てみました。
9月以降に伸びたと思われる所は、それ以前に伸長したところよりも一回り太いような感じです。また、先端の伸長部位もきわめて良好です。
こちらも上と同様ですが、伸長していない古い根がかなりな数カスカスとなっていました。これが赤玉土のせいかどうかわかりませんが、伸長している根は良好でした。
赤玉土植の作場は第二蘭舎です。冬の間も、ビニール被覆していません。この状態で冬を越しました。
こちらの蘭舎は日当たりが良いので冬も暖かく、生育状況は第一蘭舎とあまり変わらないです。
現在の遮光状況。
バラ板を梁に掛けただけの簡単な物です。
上の2鉢とは、土のタイプが違っています。
800℃で熱消毒している丸みを帯びた赤玉土です。
こちらも熱消毒済み赤玉土ですが、若干小粒が多い。
ここまでの赤玉土の状況はある程度想定した結果になりました。
昨年、黒土を使って良かったという話を良く聞きましたが、私は、性質の同じような赤玉土でも同様の結果が出ると思っていたからです。
土壌条件以外で、根腐れを起こす要因を排除できれば(採光、通風、高床管理等の環境整備)、赤玉土植のデメリットは出ないと考えています。
こちらは従前の土で、プラ鉢に植え第二蘭舎に置いていたもの。
根が伸長していません。
土のせい? と一瞬考えていしまいましたが、この鉢だけではわからないですね。もう一鉢確認してみました。
一安心でした。次の鉢は正常です。赤玉土植とあまり違わないです。
上のは、よく見ると袴がおかしいですね黒ずんで病気くさいです。
病気のせいで、根の成長も止まっていて、そのために根腐れを起こしたと考えるのが合理的ではないでしょうか。
(こんな根腐れを見るとついつい土のせいだと思ってしまいますが、他に原因を探してみることも大切です。)
この鉢は昨年鉢ごと養子にきたものです。
この一年で伸びた所はとても奇麗です。
「今回の配合」はこの養子に来た蘭達の用土に影響されました。
従前の配合は、夏場伸長していた部位が褐色になっています。
通気性と保水性の改善が必要だと考えたのですが・・・
結果がわかるのは一年先ですね(^_^;)
Posted by woods at 2008年05月08日(木) 20時52分 パーマリンク
2008年05月06日(火)
植え替えの仕方 [最近の蘭舎]
土だけ紹介すると片手落ちなので、植え替えの仕方も紹介します。私の植え方は何度か紹介していますが、今回は土が一回り大きくなっているので、植え方が若干以前とは異なっています。
植え替えする鉢は24ヶ月前に植えていたこの株です。
6号鉢に植えていましたが、根は良かったので、手を加えず植え替えします。
2年前はやや小さめの土を使っていました。(これでも問題は全くないですね(^_^)v
直径30センチ、網は5mm角のフルイに、一鉢にちょうど入る量の土を準備します。
軽く振るって微塵を取り除きます。
新しい鉢は7号鉢です。左手で蘭の上部を持ち、バルブの高さが鉢の縁と同じ高さになるように蘭を差し込みます。(細かくは、バルブの高さは揃っていないので、一番高くなるバルブの根の生え際が、縁の高さになるようにしています。)
右手で土をつかみ、鉢に流し込みます。
フルイの土は手掴みなので、終わりの方になると段々と小つぶが残ってしまいます。
以前のあまり粒が大きくなかったときは、下3/4はほとんど同じような粒の混ざり方でしたが、今回は下1/4を気持ち大きめにしています。中2/4は中、上1/4を小という感じで植え付けました。
この段階で、鉢を軽く叩き土を締めます。左手は蘭から離して良いので、鉢の縁を持ち、右手で軽く2,3回胴の部分を叩きます。化粧土を載せて仕上げるまで、この方法で何回か土を締めます。ただそんなに強くは締めていません。これにより根の間に土が入り込むようにしていますが、空間ができても大きな問題はありません。
5ミリで振るった土はもったいないので、更に2ミリのフルイで振るって、化粧土に利用しました。
(化粧土はめんどうなのでしないときもあります。また、見栄えを良くするときは土佐白根土の小でやるときもあります)
最後は強めに水をかけます。(1度で止めずに、数分後に2回目、鉢によっては3回目と念入りに掛けます)
Posted by woods at 2008年05月06日(火) 20時16分 パーマリンク
2008年05月02日(金)
今回の配合 [最近の蘭舎]
私は市販土を数種類配合して用土としています。
あまり、深く考えず昔から土佐白根土を主体に配合しています。
今回は、白根大粒3袋、中2袋、小1袋、超硬質鹿沼土中2袋、さつま土大2、中1、赤玉土(半焼)中1、焼白根土小1、焼赤玉土(ホウセン)小1の14袋を配合しました。
以前紹介した配合と少し違っていますが、昨年の猛暑を経験して、少し水持を良くしたいと思い、白根とさつまの大粒を多くしました。
【ワンポイントアドバイス】
配合で重要なのは粒の大きさです。小さい粒から大きい物までバランス良く混ざっていることが大事です。砂のような微塵も大事な役割を持っています。
私も混合後は水を掛け流していますが、微塵を洗い流しているわけではありません。水を掛けることによって配合土を化学的に安定させています(PHやイオン濃度)。
植え付け直前の配合は根傷みのもとです。用土は前もって用意しましょう。
Posted by woods at 2008年05月02日(金) 19時15分 パーマリンク
2008年05月01日(木)
新芽 [最近の蘭舎]
今年の芽は遅いと思っていましたが、探してみると見えはじめた株もありました。
これは鈴華の新芽です。
こちらは青宝殿です。土を穿ってみると大きな芽が隠れていました。
小さな株ですが、一番早い芽です。
この他はほとんどが土の中です。
Posted by woods at 2008年05月01日(木) 06時34分 パーマリンク
2008年04月30日(水)
炭疽病 [最近の蘭舎]
Posted by woods at 2008年04月30日(水) 19時48分 パーマリンク
今日の蘭舎 [最近の蘭舎]
今日はビニールを取り除き、遮光ネットを遮光率85%の遮熱ネットに張り替えました。
蘭舎内は最低13℃、最高26℃で、早速設定した扇風機も忙しく回っていました。
この状態で、梅雨明けまでいきます。梅雨明け後は暑さ対策に、カンレイシャを所々ですが重ねます。
Posted by woods at 2008年04月30日(水) 19時21分 パーマリンク
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