2013年05月07日(火)
土の配合と保管 [季節の作業]
今日は第三蘭舎で使う土を配合した。
植物を植え付ける場合、直前の配合はNGである。
前もって配合して、しっかり潅水しておくことが必須。
理由はいろいろあるが、植傷や活着不良を防ぐため使用する2週間前までにはここまでしておく必要がある。
Posted by woods at 2013年05月07日(火) 22時07分 パーマリンク
2013年05月01日(水)
ビニール除去と遮光 [季節の作業]
第三蘭舎の慣らし期間も終わり今日はビニールをすべて取り除いた。
ついでに遮光も真夏仕様に変更した。
(ただし天井のみ)
気温の上がる6、7月には、サイドはもっと暗くする。
この時期は気温が低いのでサイドから入る反射光はすこしでも取り入れたい。
Posted by woods at 2013年05月01日(水) 21時06分 パーマリンク
2013年03月26日(火)
農薬散布 [季節の作業]
春先になると葉先の枯れ込みもそうだが袴の枯れ上がりが目立ってくる。病気で無ければ心配ないのだが炭そ病等で枯れている場合も多いと思う。
この株は完全に炭そ病に冒されていた。回復してきたが袴にまだ病徴が残る。
こちらも昨年の芽の袴が枯れ上がっている。前年の袴が枯れていると次の芽も早くから枯れてしまう。
ここ何年かお世話になっている薬剤。
これを使ってきて袴の枯れ込みはずいぶんと少なくなった。
農薬の効きは散布方法によって大きく違う。
私はこの7頭口の散布ノズルを使っている。
如雨露で葉にかけるのはNGだ。
細かな霧状で大量にかけている。
私が使っている動力噴霧器は専用で無くホームセンターで売っている家庭用の電動ポンプだ。
これで十分な圧力が得られる。
Posted by woods at 2013年03月26日(火) 21時50分 パーマリンク
2013年03月21日(木)
そろそろ暑さ対策 [季節の作業]
第二蘭舎(屋根材はポリカの透明)は遮光率70%の白色遮光ネットと一部白色寒冷紗を張っている。今日はビニールの裾を何カ所か開けて換気扇も回していたが、この中は30℃を超えていた。
明日は遮熱ネットに張り代えろうと思う。
こちらは第三蘭舎。遮光は遮光率75%の遮熱ネット1枚。屋根材はノーポリなので、ポリカよりは光の透過率が高いが、温度は27℃だった。
遮熱ネットは温度を上げない効果も高い。
第一蘭舎は? と聞かれそうなので・・・
今はこんな状況。大きな犬小屋!!
(建て替え中です)
【張り替え後】
Posted by woods at 2013年03月21日(木) 21時06分 パーマリンク
2013年03月20日(水)
施肥の次は・・ [季節の作業]
画像は一昨日の第二蘭舎の蘭、肥料がだいぶ効いてきているようだ。
グリーンキングは加工の過程で発酵しており肥料成分の無機化がある程度進んだ肥料だ。有機質肥料と言っても即効性の部分も大きいのだろう。
ただし完全に無機化しているわけではなくカビも生えて来るので遅くまで肥効は期待できる。
ちなみにこのカビは最初はグリーキング自体に含まれる酵母菌によることが大きいらしい。カビの区別ができないがここにはやがて蘭菌も侵攻してきて餌としているのではないだろうか。
さて、肥料の次は
キトチンキをやろうと思う。昨日、窪川まで行って買ってきた。
四国では農機のクボタが代理店になっているようで、私は四万十町にある店で買っている。
キトチンキの潅注だが、1000倍液で年に何度もやるとすぐなくなってしまうので、今回は2000倍でやろうかと思う。そして夏に様子を見てフザリウムやセンチュウの発生がなければ秋にはやらないでおこうかとも。
24日
150ccを200リッター潅注した。
Posted by woods at 2013年03月20日(水) 10時21分 パーマリンク
2013年03月07日(木)
施肥 [季節の作業]
昨日は今年最初の置き肥を施用した。
こんな感じだ。
7号鉢で3カ所、一カ所あたり1g強。
若干は株の大きさで加減する。
そして鉢の大きさで施用量は変えている。
この表は1回あたりの施用量として、私が20年来基準にしている鉢の大きさによる施用量である。ただ化成肥料は全く使わず有機質肥料のみだが。
また基準を作った頃はプラ鉢はまったく頭になく胴絞りの鉢で計算している。プラ鉢の場合は一つサイズを上げると良いかもしれない。
Posted by woods at 2013年03月07日(木) 10時59分 パーマリンク
2013年03月03日(日)
この時期の消毒 [季節の作業]
今日は今シーズン2回目の消毒をした。
予防なので消毒というのもおかしいが・・・
ダコニールフロアブル1000とセイビアーフロアブル、どちらも殺菌効果より静菌による予防効果が高い。
ついでに葉面散布剤も混合した。
どの農薬を使うかはいつも悩みどころだが炭そ病をメインに多くの病気を予防したいのでこんな混合となった。混合割合は共に1500倍。
農薬散布状況。まんべんなくかかっている。
(農業では基本中の基本だが趣味の栽培でここまでかけている人はいるだろうか)
特に葉裏には丹念にかけている。
葉面散布の肥料成分は気孔から多くが吸収される。葉面散布剤は気孔が開いている時間帯に気孔がある面にかけるのが鉄則だ。
Posted by woods at 2013年03月03日(日) 21時28分 パーマリンク
2013年03月02日(土)
この時期の潅水 [季節の作業]
潅水についてはあまり触れたことがないがとても大事な作業だ。
自分は常に遅れないように早め早めに行っている。
この時期は、7日間隔でやっている。
もう少し開けても良いとは思うが、12月にビニール被覆してからは1度だけ8日でやったがそのほかは決まって7日目でやっている。
潅水前の土の状態。
もうかけないといけないかと思うほどは乾いていない。
こちらは潅水後。
画像では潅水前と潅水後の違いがわからない。
30分もすると自分でもかけたかどうかわからなくなる。鉢の底をのぞいて水滴を確認して初めてかけたことがわかる。
潅水量も必要以上に多いと思う。
ただし200鉢をやるのが15分ほどだ。時間を短くしたいので量的に多くしている。(土が乾いていると思うときは20分以上潅水するときもある)
10秒で2リッターの容器がいっぱいになるので、(15分×60)/10×2=180リッターが、第二蘭舎の一回の潅水量だ。
Posted by woods at 2013年03月02日(土) 18時27分 パーマリンク
2013年02月28日(木)
温度管理 [季節の作業]
こちらは第二蘭舎、70%の遮光ネット一枚なのでかなり明るい。
昨日、第二蘭舎は30℃近く温度が上がっていた。(今日は27℃だった。)
私はこの時期の最高温度は25℃くらいで収めたいと考えている。これ以上あがると葉の黄化など痛みが早く進むように感じるからだ。
まずは換気で下げてみるが、思ったように下がらないときは遮光率を上げる必要がある。
こちらは第三蘭舎、第二蘭舎より少し暗い。
そのせいか最高は25℃止まりだ。
まだ、この時期は換気で外気を入れて下げることができる。
換気は出入り口のビニールをめくって、換気扇を回すようにしている。
Posted by woods at 2013年02月28日(木) 21時00分 パーマリンク
2013年02月26日(火)
枯れ葉剪除 [季節の作業]
今日から新しいカテゴリーとして「季節の作業」を追加して、代わり映えしませんが私がやっていることを載せていこうと思います(中身は今までと変わらないです)。
今日は植え替えも一段落ついたので枯れ葉や痛んだ葉を取り除いた。
作業した約2千鉢の葉を集めてみた。
来客にいつも葉が綺麗だと感心されるが、それは常にこんな作業をしているからだ。
剪除の目的はもちろん人に綺麗に見せて褒めてもらうことではなく、次の病気の発生源である越冬病斑等の除去だ。
こんなものを大事に葉先に置いておくと大事な新芽が病気になってしまう。
Posted by woods at 2013年02月26日(火) 23時16分 パーマリンク