2023年12月27日(水)
紫月の話 [令和5年の花]
今日はなんやかんやあり撮影準備が出来たのは夕方になってしまった。
紫月とその他の画像で、寒蘭は栄養状態や開花時期で花はかなり違ってくるという話です。
右が昨日の画像の紫月。左はメイン株の紫月、10年くらい前に本部展で優勝した株の末裔。右はバック出しの小苗から育成している株。
一目瞭然で、右の花が良い。
左は鉢が大きいが、花茎は52センチ。右は鉢は小さいが花茎は60センチある。バランス的に右が良い。花の大きさは12センチを超えている一方左のメイン株は、10月の時点では良い花になるなと期待していたが花茎の伸びも悪く花も9.5pどまりだった。
こちらは右の花の下半分。
こちらも12センチある。舌は萎んでしまったが展示会に仕上げていれば優勝候補だったと思う。
この画像は、先の二鉢に加えて三鉢目の紫月と一緒に撮っている。
三鉢目は三条立ちだ。
花茎の伸びは悪くよく伸びたのでも40センチだ。花は3条出た割には10.5pとまあまあだ。
メイン株の花茎の伸びが悪く花が小さくなったのは新芽が二つ出ていたせいだ(全ての株がそうだとは言えないが雨が多く日照不足で雨が多く日照不足で扱った年は、このあたりが微妙だったと思う)。展示会用にするにはやはり芽かきは必要だ。12センチある方は新芽は一つだ。三条立ちは新芽も二つ出ている。展示会用で一番大事なのは栄養が分散しないようしっかり管理することだ。かつて良い花を咲かせようと新芽を全てもいでしまう人がいたが、それは反則だと減点された。いまでも土佐では故意ではなくても新芽ない花は新芽有りより低く評価されている。
こちらは一つの株に色の違う花が咲いている鉢だ。
更紗と色の良いも花だ。
開花時期が違ったのでこんなことになっている。
女房が色が違う花が同じ鉢から出ているとびっくりして入院中に写真を送ってくれた。
自分もはっきり色が違うので驚いたが、後ろの花はかなり早くから開いていたようだった。
Posted by woods at 2023年12月27日(水) 20時19分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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