2018年06月23日(土)
花芽分化2 [寒蘭の勧め(旧)]
新芽に花が付くことは少なくない。新芽の花芽分化はどうなのだろう。
新芽でも今までの経験から画像の蘭くらい芽が伸びていたらこの時期までに花芽分化しているようだ。
画像は上の左の鉢だが、大きな新芽の反対側に小さな新芽が見えている。左は花芽を付けるが右の芽は付けないだろう。この場合は左にしっかりした花を付けたいので右の芽はかぐとよい。
こちらも同様だ。
こちらは「夢路」
もったいなくてかげないだろう。
ただ新芽についてはその成長を見ているとそんなに早く(夏至までに)その小さな芽(画像の右側の芽くらい)に花芽分化したと思われないケースがある。
花芽分化は夏至までに終わっていると書いたが、それは普通の場合で例外もある。どう考えても遅くに花芽が付いたと考えられるケースがあるからだ。開花が12月あるいは年明けになるのでまれな事だと思うが。
夏場は困難だが夏を過ぎて涼しくなるとバルブに見合った貯蔵養分が出来花芽分化する蘭ができる。管理を上手くすれば新芽に花を咲かすことが可能と言うことだ。
画像の蘭は撮影日12/12、花芽を確認したのが10月に入ってからだ。
Posted by woods at 2018年06月23日(土) 15時46分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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