2021年03月05日(金)
有機物混合植え
今日は一日雨が降り続いている。午前中に第三蘭舎で植え替えしていた。
その中でバーク堆肥を混ぜて植えていた鉢が幾つかあったので画像を上げます。
2年前に4.5号のプラ鉢に植え込んでいたもの。
4鉢紹介するがすべて使い終わった配合土にバークを混ぜたものだ。前回2年使った土の更に2年後と言うことになる。
配合土を2年で捨てるのはもったいないのでリサイクルすることにしたものだ。いつもはケミクロンGで消毒後に使用しているが、2年間使ってもきれいな土だったのでバークを混ぜて再度使用した。
このハー株は根は悪いところは無い。
バークを入れることで生育が良くなることを期待していたが果たして良くなっているだろうか?
バークを混ぜる量は適当だ。片手で一握り程度。
こちらの株も問題ない。
こちらはバークが多く入っているようだ。
意外ときれいだ。
こんな画像をアップしているとバークを入れたからきれいな根になっていると思われたらいけない。これらの株は山苗のバックを植えていた物。総じて山苗でとくにホルモンが付いているような株は根はきれいたものだ。
それは根圏微生物相の構成が貧弱で山から来た蘭菌がまだまだ幅をきかせているからだ。
こちらもバークは多い。
使っているのはホームセンターで買った「野菜や花の土」?とか言うようなヤシ殻のバークだったと思う。
少し茶色になっている。
年数が経って根圏微生物相が充実し複雑多種になってくると多くの死骸が根被に付着蓄積し茶黒く見えるようになる。山から採って株分けが続き元から何年も経った株はいろんな微生物が雑多に集まっている。特に何人もの手を経て来た株はその中に病原菌も入ってくる。
こんな植え方もある程度に見てもらったら良い。真似はしない方が良い。なぜなら常に新しい土で植え替えした方が、いろんな意味で結果が良いからだ。土をケチっているとどこかで竹篦返しが来るかもしれない。
Posted by woods at 2021年03月05日(金) 14時03分
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