2021年04月25日(日)
今朝の第三蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
今朝も良く晴れていた。
ここ何日か良い天気が続いている。
前回の潅水は中3日で20日にしている。
この時期 いつものことだが「今年の芽の出は遅くないか?」とよく聞かれる。
秋芽が付いていると今頃はよく伸びてくるので、多くの人がこの秋芽の多い少ないで芽の出の良し悪しを感じているようだ。
秋に付いた葉芽は暖かくなるにつれて成長し10℃くらいでも地上で葉を伸ばす。
しかしながら新芽(今年になって付く芽)は今時分には伸びてこない。
夜温が18℃、朝の最低気温が15℃を超えてこないと新芽は付かないらだ。この温度には5月の連休が明けないとなかなか成らない。そして本格的に芽が伸びてくるのは6月になってしまう。
今日は中4日で水やりすることにした。
良い新芽を付けるにもバルブが張っていないといけない。
Posted by woods at 2021年04月25日(日) 08時52分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 3 )
コメント
詳しく説明していただきありがとうございます
おはようございます。
いくつか理由があると思うのですが、自分の考えていることを書きます。間違っているかもしれない話ですので違っていたら申し訳ないです。
この穴は古くなった根被に空いています。本来の根の皮層までは達していないです。根被は伸長している根の先端部では生きた組織ですが古くなると死滅して本来の根を保護する役目となります。先端部分では根から分泌される栄養源で多数の根圏微生物が繁茂しています。その中に蘭菌がありますが蘭菌の菌糸は根被を突き破って皮層の中に達しています。そして皮層に定着します。この穴はそのとき菌糸が通った細胞が破壊されて出来る穴ではないかと考えています。当初は芽に見えない位細いですが、根の生長とともに穴は大きくなります。なお穴を空けるのは蘭菌だけでは無いと思います(センチュウの加害等もありますがセンチュウは歪な穴になります)。
また、よく見ると直線に規則正しく並んでいます。これは外皮にある水を通す通過細胞に関係するかもしれないです。もしかしたら皮層に定着した蘭菌はこの場所からしか菌糸を根被に伸ばすことができず、通過細胞が規則的に配列しているためこんな並んだ穴になるかもしれないです。
こんにちは。質問があります。2021年03月20日(土)と2021年04月14日(水)の写真の中で蘭の根に小さな穴がたくさんある、これが表示される理由は何ですか?虫食いなのでしょう?
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