2015年03月25日(水)
施肥後15日 [最近の蘭舎(旧)]
この時期、表土の乾燥は肥料の効きに影響する。
私は早め早めに潅水している。
第一蘭舎の3月の潅水は7,13,19,24日だ。6日間隔なので早めでもないかな。
施肥は9日。ビニールで囲っているので表土が乾燥することもほとんどなかった。
肥料は表面に置くだけなので土に埋けた場合よりは遅いと思うが、酵母菌の繁殖は止まったので分解されるべき窒素源の多くがすでにアンモニアへと変わってしまったと思われる。
土壌の化学性を調べればわかることだが、調べる術がないので想像だが。
グリーンキングの6%ほどある窒素は、50%はこの時点までに土に溶け出しているはずだ。
グリーンキングの肥効は2ヶ月あると書かれているので残りの半分がこれからじわじわ効いてくるかと思うがそうではない。
有機質肥料の肥効は70%ほどなので残りはそれほど無い。
肥料が長く効くメカニズムは
有機物がアンモニア化成されてできたアンモニアがすぐに硝酸化成されて作物に吸収されるのではなく、
アンモニアは土壌の陽イオンの保持能力によって一端土に吸着されてから、その後の植物の根や微生物の活動の場(根圏)で少しずつ硝酸に分解されてから効いていく。
*アミノ酸や有機体窒素のまま植物が吸収することもあるので一概には言えないが、肥効は肥料の種類だけでなく土や潅水のやり方で大きく異なってくる。
Posted by woods at 2015年03月25日(水) 12時29分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
コメント
自分は植え替え後2,3ヶ月置き肥をやらないことも多いですがそれでも良く育っています。根傷みを起こさない量ならあまりこだわらないでも良いと思います。
こんばんは。
植え替えたばかりの鉢では根や微生物の働きが悪いので、置肥はすぐやらないのが良いのか、それとも土に吸着される過程があるので問題ないのか、迷う所です。
2年に1度の植替えがやっと終わりほっとしています。根の出来は、woodsさんの6割ぐらいでしょうか。だいぶ進歩しました。
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