new Woodynote

いつも行く喫茶店に友達が蘭を持ってきていた。
綺麗な無点の紅花だ。

私から貰った紅無点だとのこと。
しばらく考えていたがどの紅無点か解らなかった。

上と同じ物だが
以前紹介した広弁紅無点だとのこと。

すっきりしたスマートな花になっていた。

今朝の蘭舎。

１９日に潅水してから９日目。
まだ表土は湿っている。しばらく天気が悪かったからだ。

水やりするタイミングはよく解らない。
いつも早めにしている。

今日は天気が良いので・・・

８時半の時点。朝日の方向にセンサーを向ける。
１万ルックスだ。

朝日の方向はこんな状態。遮光は一切していない。

遅い花が咲き始めた。
正月前に開いておきたいようだ！一斉に開花しはじめた。

これらは初花だ。
遅いので本咲きではないだろう。

こんなのも開いたが、いつも無点に咲くだろうか？

これも無点だ。

こちらも。

こんな時期に写真を撮って無点だと売りに出すわけにはいかない。
まともな時期のまともな花を期待したい。

これは青花。
遅く咲くと葉緑素が載らないので薄っぺらな花になる。
もう一度花を見る必要がある。

こんなのも見つけた。
紅はるかの蕾だが、知らないうちに２番目が伸びていた。
１０月にこんな色で上がってくれれば言うことないのだが。

先日の白キンシ。

業者に復旧を依頼していたデータが戻ってきた。
５年分の７万４千ほどの画像データだ。
レンタルディスクから自分のＨＤにコピーするのに２日かかってやっと元にもどった。

今回はバックアップのＨＤも構えて常時２台体制とした。
４ＴＢのハードディスク２台と業者に支払った復旧代で１４万円ほどかかった。順調にいってたが人生どこかに落とし穴があるもので今月は泣きみそな１ヶ月だった。

蘭の世話にも力が入らなかったが、今日第２蘭舎に入ると綺麗な白キンシが咲いていた。

貴重なデータも完全復帰した。

ホームページの更新が怠っている。
忘年会続きでしんどいのもあるが、パソコンにトラブルがあったからだ。
先月末にハードディスクがクラッシュしてしまい未だに画像データが使えなくなっている。

画像は今日スマホで撮影した。

遅く咲いたのでまともでは無いと思うが、それでも十分貫禄がある。
１１２３１の青で５年振りの開花だ。

こちらは初花。
色が良い。

これも初花。

こちらは第三蘭舎。

山苗を植えているが初花が咲くまでにはほとんどの株はバックを外して分け株を養成している。中には３鉢４鉢になっているものもある。

良い花が咲けばそのまま育てれば良いが、そうでないものは置いていても仕方ない。次の山苗が控えているので処分されることとなる。

空いたプラ鉢をケミクロンで消毒している。

土も消毒して再利用に回す。

３，４の土日で蘭会も終わったのだが、何やかんやと忙しい。
ブログは１週間お休みで申し訳ありません。

特に変わったことも無く蘭舎は完全に冬モード。

昨夜は暖房用の電気ヒーターを設置。
今朝は早速作動していた。

空いた鉢や貰った鉢を消毒して干している。

今日は昼から雨の予報だったので大急ぎで第三蘭舎の雨漏りカ所を屋根に上がって補修していた。
作業が早く終わったので午後からは内張をした。

寒蘭棚の上のみノーポリで囲った。

加温室もいつでも稼働できるようにした。

夕方になったが第一蘭舎も囲った。

早く囲ったのはまだこんなのがあるからだ。
何やかんやで３０鉢はまだ蕾だ。

展示会も終わり、来年に向けて仕切り直しをしているところだ。
そろそろこの枠にノーポリを張ろうと思う。

その前に花を切ろうと思うがなかなか整理できないでいる。
もう少し様子を見たいのが多いのだ。

「恵」と「無名」
恵は９センチほどになった。もう少しおいて１０センチ越えるか見てみたい。
無名紅は昨年は舌が綺麗な無点で巻き込まなかった。今年は点が出たが巻くかどうか様子見だ。

「紅はるか」
遅く開いたので良い色になったと喜んでいたら舌の無い花が幾つか・・・
待っても舌は伸びてこないだろうがしばらく見てみたい。

「結」
やっと開いたが、根性無しだ！
舌点は出るわ色は悪いわで良いとこ無し。しかも小さい。
一週間ほどおけばましになるか！？

「八京錦」
大きさは良いのだが花数が多すぎて詰んでしまった。
もう少し置けば花茎が伸びるか？　



のびんのびん

「無名」
開き初め。　なかなか開かない！

昼には五台山から帰ってきて宿毛で会場作りをしていた。

晩方には牧野に１２鉢出品したので残り少ないが、８鉢ほど車に積み込んだ。
明日の朝、蘭舎の花が整っていたら２，３鉢増えるかもしれない。


今年はおかしな年で思うように花が咲かなかった。
添付の花が解るだろうか？
７センチほどのチビ花になっている。そのため舌が大きく見える。
なんとあの「恵」だ！！
紅はるかが間に合ったと思ったら２花に舌が無かった。

世界寒蘭展が牧野植物園で開催されるらしい。
１１月２５日（金）〜１２月１１日（日）

明日は木曜日だが同時開催される土佐寒蘭品評会（２５日〜２７日の３日間）へ自分の蘭を搬入する。

今晩もいつものように出品予定の蘭を車に積み込んだ。

今日は朝から良く晴れていた。
蘭舎が暗くなっていたので遮光を替えることにした。

６０％遮光の白色ネットから４５−５０％遮光のクールホワイトへの変更。

変更なのですべてはぎ取った。

張るのは一枚一枚手作業。手で先をつかんで引っぱっている。

ネットを張る位置は手を伸ばして届く高さだ。
手で引っぱりながら広げる。

ここまでの作業は３０分。
この蘭舎は木造で室内に５本柱が立っている。ネットを張るのは簡単では無い構造だ。それでも工夫して短時間で張るようにしている。
遮光資材の張り替えを面倒がる人が多いが、工夫すれば毎週の水やりのように短時間で簡単にできる。

明るいところでは２万ルックス近くあるが、冬場は問題ない。逆にこれでも不足するかもしれない。

昨年はこのままで年を越したが、今年はもう一回変更するかもしれない。しないかもしれない。　→クールホワイトの２５−３０％

なぜなら植物の受光は水平面で考えないといけないからだ。
センサーを水平にして測定すると１万ルックス程度だ。

明るくしたせいもあるが、今日は夏日になった！
花はうなだれてしまった。

今日は長く開いていた花の整理をしていたが、まだまだ盛りの花が多い。（床に置いている鉢は本部に出品していたもの。これだけ昨夜水をかけるため床に置いた。）

本命の「紫月」も開いた。

発色方法について良く聞かれたが、一番外に出したのはこの豊雪。
紫月や紫音のような紅花は一度も外に出していない。

発色で一番大事なのが採光だが、なかなか理解されない。
光合成が十分に出来ないと色は出ない。

私の寒蘭が昨夜ＮＨＫで紹介されたが、こんなものなのだろうか？！

最優秀賞と言う賞は無い。
それと私の住所は黒潮町だ。

今日は暗くなる前に愛車への積み込みが終わった。

ミカンコンテナ４個。多いか少ないか？大なのをバランス良く配置し間に小さなのを詰め込んだ。

大きいのは天井に当たりそうだ。

今年最大のイベント本部展が近づいた。
今日は明後日の搬入に向けていろいろと準備していた。

開き始めた蕾が思ったように開ききらない。
本部展に間に合うと思っていたものが少なくなりそうだ。

２〜３日で開いていた花が、１週間経っても開ききらない。

なぜこんなスローペースなのだろうか？

一方であっという間に開いた花もある。
「面影」

輪数が少ないからだろう。

「大倉氏の無名黄金葉大輪大舌黄花」

これも残念な花だ。
花自体は良いのだが致命的に株を傷めてしまった。

花は１０センチ近くある。
株がまともなら１０センチを超えると思う。

忙しかった支部展は終わりのんびりしたいところだが・・・

今夜もさっきまで、すぐそこに迫った本部展へ向けて慌ただしく作業をしていた。

毛糸と支柱外し、花配りや曲がった花茎の修正等やらないといけないことは多い。

今日はかなり開花してきた。
本部展に間に合わないと思っていたのも開き始めた。

根性無しだった「紫音」も花が大きくなってきた。

「紫月」本部展の大本命だったが微妙な蕾だ。
花茎は８０センチ近い。もう一鉢の紫月は頂花から開き始めた。

「紫音」二鉢目
本部展に出すとしたらこちらだ。
花は小さいが花間良くバランスが良い。

残念な青花【28041】

後ろ姿に哀愁が漂う。

「太湖」と比べてみた。
今年の太湖はこまい花がさらにこんまい。
いつもの年より花が小さいのは全体に言えることだ。

それでもこの残念な青花は１１センチを越えてきた（２輪になったこともあるがそれでも太い）。

今日は午前中品定めをしていた。明日の展示会に出品するものだ。
夕方には荷造りして車に積み込もうと思っているが自信を持って出品出来る物が咲いていない。

早く咲いた紫月や土佐小町似は色がされて出せれたものじゃない。
小降りなのは結構あるが・・・

以前紹介した期待の「紫音」。
咲き始めて１週間ほど立つがこの有様。根性無しだ！！
寒蘭を長くやっているといろんな事がある。期待外れはしょっちゅうだ。と言うことで腹は立たない。

【28129】「緋の里」
画像は緋の里だが命名が紅とされたので取り下げを申し出ていたが、昨年の役員会で保留とされている。
現在は紅花の緋の里だ。

桃にでも紅にも咲く花なのでどちらでも良いが、今年はややこしい色になっている。
土佐寒では命名時の区分で出品しないといけないので明日は紅の部に出品だ。

【28026】「緋の舞」
今までで一番良く咲いたが、肝心の蕾が開いていない。上２輪は開かなくて良いが第６花までは開いて欲しい。明日の朝までに開くだろうか。

花茎が５５センチほどなので伸びているとは言えないが、バランス的には悪くない。伸長中で立っている新芽を後ろに配し良い感じだと思う。寒蘭は大きな新芽を正面に持ってこない方が見やすい花だ。

竹内が嘆いていたが坪採りが出回って命名「緋の舞」の値打ちを下げている。これが命名緋の舞の咲き振りだと思う。

【28007】「原生竜」
これも間に合うだろうと思っていたがやっと一輪開いたところだ。

この花は咲き始めが一番見せるのでちょうど良いと思っていたが・・・
明日の朝に期待する。

【28482】「無名青」
昨日プラ鉢から植え替えた。小品鉢サイズだがどうだろう。花は５センチ足らずのちび花だ。

【28041】「無名青」
優勝候補と期待していた青花。第３花以降がない。これじゃ命名も出来ない。原因がわからないがカメムシの吸汁害ではないかと思っている。
農薬の定期散布もカメムシやバッタの飛び込みには効果が無い。

咲き始めで１０センチある。濃緑の青花。今年３度目の開花なのでかなり期待していた。

展示会に向けていろいろと忙しくなっている。

しなければならないことは沢山あり出品予定鉢の管理は後回しになっている。
いちばんは開花した蘭の整理で、開花蘭はすべて評価して記録に残す。
その中で写真撮影は大変な手間だ。
撮るだけなら良いがパソコンに記録としてデータベース化している。

右の画像は今日友達に養子に出した花（初花）。
これらも作り込めば良い花にかわるかもしれないが、早く出さないと後がつかえている。

【28449】「無名青」
小品鉢がないのでプラ鉢から猫足に植え替えた。
小品鉢にしたくて良い鉢に植えていたものは帝王を除いて全滅。サイズがすべてオーバーした。

【28083】「無名紅」
西土佐産の紅だがやや小振りの花。一番大きな花で８８ｍｍ。(今年はサイズは解らない。大輪が中輪になることが多い。)
今日の交換会に出した。１万３千円しか値が付かなかった。そんな花だとは思わないのだが。

【28072】「角栄」
これがもう少し大きな花ならと思う。第１花で８０ｍｍしかない。

【28153】「流歌」
早く咲きすぎた。開花初めて１週間ほど経っている。
最初桃の発色がなかったので日を採ったが紅くなりすぎた。

開花蘭はすべて記録しリスト化。色、サイズ、評価点等を記載。

今日は第一蘭舎が少し暗くなっていたので遮光ネットを張り替えた。
右が今まで張っていた遮光率７０％のネット。これを左の６０％のネットへ交換。

自分がこまめにやっていると大変だろうと心配してくれる。しかし１時間ほどの作業だ。正味３０分もあれば済んでしまう。

これを億劫がる人が多い。
水やりは毎週やっていると思うが、月１回程度の遮光資材の変更（修正）をなぜ面倒がるのだろう。
寒蘭は植物なので最優先は採光だと思うが・・・
もちろん水やりも大事だ。

茎を伸ばすにはどうしたら良いかとか発色を良くするのにはどうしたら良いかと良く聞かれるが、基本は蘭舎の採光だと思う。
蘭舎が暗いといくら早朝に日を当てても発色をさすだけの色素が合成されない。

今日は快晴とまではいかなかったが１万〜１万５千になった。
昨日測ったら１万を下回っていた。急激に暗くなっていた。

こちらは第３蘭舎。こちらも徐々に遮光は軽くしている。

自家用にレンズを新調した。
ニコンのAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR。

Ｄ８００の標準レンズとした。

画像はトリミングしているがなかなかの写りだ。
マクロレンズとして十分使える。

「無名黄金葉桃花」

「無名桃花」

「紅はるか」

「緋の里」

「満天」

「紫音」の第１花が開き始めた。
中村支部は今日を含めて７日しかない。それまでに全蕾が開くだろうか。
花茎は７５センチと良く伸びているが蕾が小さすぎる。開いてから大きくなると思うが中村支部は心配だ。
本部展は金曜日搬入なので１３日。本部展には大丈夫だろう！

今年は展示会に花が間に合わない。
この蘭舎にはまだ支柱を立てているのが１００鉢ほどある。
すでに開花しているのが、ただし残しているものだが１０鉢ほどだ。

これらは本部展にも間に合わないかもしれない。

第２蘭舎には６０鉢ほどだ。
３鉢ほど開き始めているが、本部展に間に合う花がどれだけあるだろうか。

第３蘭舎にも蕾の鉢は１００はあると思う。
今日までに４割ほどしか開いていないことになる。

遅く咲かすにはどうしたら良いかと質問があったが、私は早く咲かすにはどうしたら良いか聞きたい。
私の所で早く咲いた鉢は第３蘭舎に置いている山出し苗の初花が多い。毎年開花している鉢はこの状態だ。

遅く咲かしたい人は第１第２蘭舎の管理状況を参考にすると良いかもしれない。