2019年04月14日(日)
「北天の光」 [最近の蘭舎(旧)]
今日の第一蘭舎
今日できたバック木。
今日は一日雨なのでずっと植え替えをしていた。
ただし定期的な植え替えでなく、草姿を整えるのを目的にやっていた。
(今日は最後の治療を受けて10日になり、頭もすっきりしてきたので作業が捗った。)
ブログが少し寂しくなっていますのでしばらくブログネタとして自分がいつもやっている作業を詳しく書いてみることにします。
第一回目は「北天の光」です。
しているのは展示会に向けての作業。
この北天の光は芽数が多くなりバックが黄化し見苦しくなっていた。
とりあえずバックを一芽外すことにした。
根は茶黒いが痛んだところは無く大丈夫だった。
昨年のバルブも張ってきて新芽も見えていた。
この段階で一芽にしようかとも思ったが、遅い芽なので花芽分化には影響が無いと判断してとりあえず2芽出すことにした。
(蘭の花芽は4月から5月のバルブの充実度により決まる。この時期これぐらいであれば十分分化しそうだ。この新芽は遅いので2芽出したとしても花芽分化の養分を競合しそうにない。)
外した1芽は植えていた土でプラ鉢へ、本体は土を新しくして元の鉢に植えた。
この中国鉢は他の陶器鉢より水持ちが良い(鉢底の穴が小さい)。払い越しは水を切らさないように多くやると生育が良い。この鉢が合っていると思う。
見栄えの良い新しい鉢に植えようかとも思ったが、根の状態が良かったので元の鉢を使った。
とにかく良い花を咲かせたいと思っているが、なかなか上手くいかない。画像は昨年の花だが、世話が出来なかったのでこんな花になってしまった。
ちなみに「北天の光」は「京の夢」の宮崎氏の命名品(日寒)。氏の山採りと思う。今では平凡な払い越しだが、命名当時は珍しい花だったようだ。
遅咲きのこの花を本部展のひな壇に上げてみたい。来年の土佐愛蘭会90周年記念大会は払い越しの部が出来ると思うのでそれに出してみたい。
Posted by woods at 2019年04月14日(日) 16時46分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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