2019年11月07日(木)
今日の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
明後日は中村支部の展示会。持って行く花があるかと心配している。
いつもの年なら半分は開いているのに、今年は未だ2割ほどの開花だ。
それでも第一蘭舎の毛糸の花はだいぶ少なくなった。
毛糸外しと同時にするのが草姿づくり。正面を決め葉姿を整えている。
だいたいこの株の蕾くらいになるまでにはしているが遅れてしまうものも多い。
この株は作業が遅れたので第1花が右を向き頂花が左を向いている。
支柱を外したところ花茎も上部で左に傾いていた。
再度支柱を立て直し(10センチほど長いのと交換)、
花茎の曲がりを修正するため少し右に反らして縛った。
この後、第1花と頂花の方向をそろえるため支柱を曲げて蕾の頭を押さえた。
これで2、3日置けば正面の決まった花ができあがる。
この株も正面が良くない。毛糸を縛りながら蕾は螺旋に回していたが上手く正面が作れなかった。木も暴れている。
株元を針金で縛り葉姿を整えるとともに、究極の裏技で、失敗しても良いくらいのつもりで正面を作った。
第1花と第4花の向きを反対に変えた。
これで第1花と頂花の向きが同じになった。指先で蕾を持って傾いている方向とは反対に回してやるだけなので、元に戻ることもある。開花まで何度か捻ってやると形が決まる。
この株は第1花の前に新芽の葉が被さっていたので出品までバルブの元に発泡スチロールをかましてみた。
立ち上がった新芽が斜めになるだけで葉姿の印象が変わる。発泡スチロールは出品時には外す。
Posted by woods at 2019年11月07日(木) 08時44分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
コメント
こんばんは
今年はどこも遅いようです。
私のところは数があるのでなんとか明日の鉢が用意できました。ただ展示会は12月7、8日の西部遅花会まであるので随時出品できると思います。西部遅花会は払い越しがあるのでその時期の開催となっています。
第1花の方向は少しは代えられますがあまり拘らない方が良いです。葉を整理するなどして見やすくすることです。なんなら第2花を正面にしても良いです。
開花が進まず今週の展示会は出せるものがありません。私のところは花付き10鉢中開花と呼べるものは1鉢で残りはやっと開いてきたものや蕾が多いです。予想以上に蕾から開花までが遅いのでヤキモキしていますがどうしようもないですね。
花配りですが、「こちらに第1花があればいいのに」ということがよくあります。こちらのブログがなければ「参った」で終わっていたことでしょう。どちらにしても花時期を楽しんでいるところです。
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