2019年11月13日(水)
今日の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
今日は一日蘭舎にいた。
本部展への出品蘭をどうしようかと思案していた。
朝から居たのだが気が付いたら夕方になっていた。
夕方になって一気に開花が進んでいるようだった。
寒蘭の花は花芽分化後に夏場の高温で一時的に休眠状態になっているが、それが9月末から10月上旬にかけての低温で休眠が溶けて一気に成長してくる。その頃の天候により年により開花期がばらけてくる。今年は特に遅いようだ。最低温度が20℃くらいでも花芽は生長するので単純な冷え込みがスイッチになっている訳ではない。一定の温度の積算が必要だと考えられる。一定の温度以下になった日が何日かあることでスイッチが入っている。例えば25℃を下回るくらいのときの積算だ。
ここのある5鉢ほど本部展に出そうと思う。
画像に写っているのは無名の更紗と青々、紗羅、金紫鳥、風月等
今年は遅いので何とか開花を早めたい。開花を早めるには花器を成長させる栄養源となる糖を光合成でいかに多く合成させるかだ。
先日遮光を弱めたが今朝はたっぷりと潅水した。
ひな壇には良い花を並べている。
左端が中村支部で優勝した土佐舞子。中央は紫月。
変わった花も開いた。
これ以上舌が撒かなければ良いのだが。
残念な話
一番の期待の星だった薫風が1輪開いたが・・・
どこかおかしい。上4輪が全く成長していなかった。
途中で成長しているのは第1花のみとなったようだ。
完全に止まったのかこれから成長するのか判らない。
ちょうど緑粋が開いていたので薫風と並べてみた。
両方とも10センチほどだが。薫風の方が舌が大きく花弁が広い。
Posted by woods at 2019年11月13日(水) 19時39分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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