2020年06月20日(土)
中3日潅水 [最近の蘭舎(旧)]
今日は晴れそうだ。
水分的にはまだ1日2日大丈夫だが、今日は天気が良さそうなので潅水することにした。
置き肥後、中2日中3日で水をやって今回で3回目となる。
潅水後
グリーンキングに含まれる酵母菌による発酵は終盤になった。
これから白いカビは見られなくなる。
有機質肥料の窒素源はいろんな微生物に分解されてアンモニア態窒素となる。アンモニア態窒素の多くは表土周辺で亜硝酸化成細菌により亜硝酸態窒素に分解され、亜硝酸態窒素はすぐに硝酸化成細菌の働きで硝酸態チッソに分解される。
アンモニア態窒素の一部は土中に浸透し土壌に吸着され、すぐには分解されず数ヶ月かけて硝酸態チッソに分解される。(アンモニア態窒素を土壌に施用すると長期に肥効を示す。一方硝酸対窒素は水に溶けやすいため一時的な肥効しかない。)
硝酸態チッソは速やかに植物の根に吸収されるが、土壌には蓄積されにくく潅水と共に鉢底から流亡する。
一方硝酸対窒素は過剰障害を起こす。
Posted by woods at 2020年06月20日(土) 07時34分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
コメント
寒蘭栽培で最も失敗するのが肥料です。過剰害は知らないうちに起きてることが多いです。施肥量は少ないことに越したことはないですね!
紗羅はバック出し苗が秋くらいにはオークションに出せると思います。紗羅の芸は環境によっては消えてしまうようです。
おはようございます。
施肥のやり方もwoodsさんの真似をしています。量や潅水間隔を参考にしていますが、量は気持ち少なめだと思います。とにかく寒蘭栽培は周りに聞ける方がいないので当ブログを頼りにしていますし、これから寒蘭栽培を始めたいと思う方には最高の教本だと思います。
最近の写真にはよく「沙羅」が写っていますね。柄が良く出ており魅力があります。私も育ててみたいなと思うひとつです。
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