2022年07月23日(土)
暑さ対策 [最近の蘭舎(旧)]
夏至から盆くらいまでは遮光を少し暗くしています。それでも連日35℃越え。今朝は朝から良く晴れて乾燥しそうだった。
今朝は第一蘭舎は風が通って乾燥するのを防ぐため棚のノーポリは北面と出入り口だけを残して塞いだ。
それに加えて床面散水をすることにした。
乾燥による葉のダメージを防ぐことと飽差の適値範囲(光合成可能時間)に30分でも長くいるようにと湿度を補うため。
こちらは第二蘭舎。第二蘭舎は訳あって以前の栽培方法で管理することにしている。窓は夜間も全開にしているのでよく乾く。床面散布のホースを除去しているので、代わりに水道で床に水を撒き蘭にも少し葉水をした。
これだけ窓を広く開けると舎温は外気温と変わらない。
この蘭舎は昔ながらの構造になっている。
第一蘭舎はノーポリで外からの風は遮断している。夜間は開放して風を入れたいと思っているが今日はそのままにしている。
一夏管理方法を違えて栽培して違いを見てみたい。
今日の第一蘭舎の最高最低温度だ。第三蘭舎が34とか35℃だったので少し低い温度になっている。床面散水の効果が出ていると思う。
先日の液肥潅注について幾つか質問があったので補足します。
先日の件は新たな挑戦ではなく何年かぶりにしたというだけのことです。
自分は平成26年にメリットMとクミユーキ2号を初めて使っています。それまでにはアミノメリットの青や特青や黄とかを時々潅注するともに農薬散布時にまぜて葉面散布してきました。アミノメリットが手に入らなくなったこともありただのメリットに移行しましたが、どうしても有機肥料を使いたくてクミユーキ2号にしました。メリットMはアミノメリットにも同等の肥料要素が含まれていましたが、微量要素に特化した資材として使うようにしました。クミユーキ2号は潅注での使用です。そのためメリットMも混合して潅注してきました。また後年は農薬散布時にメリットMを混合して葉面散布はしました。潅注は最初年に3,4回していましたが、だんだんと年1,2回になってきて令和元年の2月の潅注が最後になっていました。それを今年やったと言うわけです。
潅注の回数が減ったことと昨年と1昨年しなかったのは、芽数が多くなり芽かきが大変になっていたことと、「葉長65センチ以上の件」がありあまり葉を徒長させたくなかったからです。メリットMの効果の件については今までにも何度かブログで言ってきたと思います。しないよりする方が良いかなと言う程度です。黄色くなった葉色を元に戻す方法というのは無いと思ってください。黄色くなるのを少しでも遅くするよう手を入れて管理する中の一つの手立てです。
Posted by woods at 2022年07月23日(土) 16時56分
コメント
クミユーキは20kg入りの液肥です。ビニールの容器はありますが入っていた段ボール箱は腐ったため処分しています。購入するのはあまりお勧めしません。20kgで5千円以上します。置く場所にも困ります。
園芸用に売っている窒素6%程度の有機液肥が安くて使い勝手が良いと思いますよ。
すみませんが、クミユーキ2号のパッケージの画像をお願いできないでしょうか。
ネットで調べても今一分かりませんのでよろしくお願いします。
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