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2022年08月16日(火)

朝の出来事 [最近の蘭舎(旧)]

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今日も特に変わったことはないです。
水やりや消毒以外にも毎日蘭舎に入ってなにがしかしている。
今朝は寝起きから27℃。朝から暑いがそれでも何かしないといけないと思い蘭舎に居た。
画像は「響」。棚を見回していて響を見つけた。花芽が付いていないかと引き出したが、付いていなかった。今までに無く今年の新芽は大きく6枚葉。新芽に栄養を取られて花芽まで回らないのかもしれない。こんな株は新芽に花芽が付くことがある。それに期待する。

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定期的な植え替え。
昨日液肥を潅注したので土の状態を確認してみたかったこともあり、この株を植え替えすることにした。花芽が付いていなかったのでバックを外した。

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土を見るのは明日か明後日潅水しようと思っているからだ。急いで明日しないといけないという感じではない。

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いつものように植え替えていつものように潅水、潅注。
この後自分は肥料はやらない。
肥料をやらないのには理由がある。肥料による根傷みを避けるためだ。
植え替えすると根圏微生物層が崩れる。再構築されるまでには時間がかかる。土壌的には土の粒子は電気的に結合しているが、しばらくは安定しない。pHの問題や水の流れに影響する。

鉢の中での肥料の移動には根圏微生物が深く関わっている。pHが不安定だと微量要素の移動に影響する。土が安定しないと毛細管現象が上手く行われず鉢の下部から上部への水の移動が行われない。など肥料が上手く効いていく環境が整っていない。整うには1,2ヶ月かかる。
特に置肥だと分解した肥料成分は置いた肥料の周りだけに集中する。微生物層が安定していないと分解途中に猛毒の亜硝酸ガスの発生もある。また多大に硝酸が生成されることもある。これらが鉢の表面近くで起きるとバルブ直下の根を傷めるのだ。

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画像は「紗羅」
花芽を見つけて喜んでいた。

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昨日の液肥は前回と同様に、クミユウキ2号とメリットMをそれぞれ1,000倍で潅注。第一と第三蘭舎で200リッター使用した。第二蘭舎は鉢数が少ないので如雨露で潅注。

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先日から隔離している黄金葉。速めに処理したので助かったと思う。
炭そ病には以前から2種類の菌が知られている。本来なら別々に病名を付けないといけなかったようだが昔から区別できていない。そのため病徴が複雑だ。その中の1つの菌がイチゴの炭そ病菌と同じだ。20年くらい前だったと記憶しているが、それまで何でも無かったイチゴの炭そ病が、株の萎縮・枯死という強毒タイプに変異した。高知県の多くのイチゴ農家が育苗が上手くいかずイチゴ栽培を止めてしまったことがあった。それと同時期に寒蘭の炭そ病に萎縮・枯死という強毒タイプが現れた。

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第二蘭舎
今朝の第二蘭舎

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蘭舎に日が射すのは8時頃になる。

Posted by woods at 2022年08月16日(火) 07時57分

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