new Woodynote

「紫音」の第１花が開き始めた。
中村支部は今日を含めて７日しかない。それまでに全蕾が開くだろうか。
花茎は７５センチと良く伸びているが蕾が小さすぎる。開いてから大きくなると思うが中村支部は心配だ。
本部展は金曜日搬入なので１３日。本部展には大丈夫だろう！

今年は展示会に花が間に合わない。
この蘭舎にはまだ支柱を立てているのが１００鉢ほどある。
すでに開花しているのが、ただし残しているものだが１０鉢ほどだ。

これらは本部展にも間に合わないかもしれない。

第２蘭舎には６０鉢ほどだ。
３鉢ほど開き始めているが、本部展に間に合う花がどれだけあるだろうか。

第３蘭舎にも蕾の鉢は１００はあると思う。
今日までに４割ほどしか開いていないことになる。

遅く咲かすにはどうしたら良いかと質問があったが、私は早く咲かすにはどうしたら良いか聞きたい。
私の所で早く咲いた鉢は第３蘭舎に置いている山出し苗の初花が多い。毎年開花している鉢はこの状態だ。

遅く咲かしたい人は第１第２蘭舎の管理状況を参考にすると良いかもしれない。

今朝も５時前から色々作業していた。
（画像はブログ内容とは全く関係ない１日の牛若〇）

簡易撮影セット。
アンブレラを構えるのも億劫なので、今シーズンはこれで行こうと思う。

「江ノ村の青」サイズは１０センチほど。
思ったほど大きくならなかった。

何が忙しいかったかと言うと
この時点が７時５８分。朝日が当たるのを確認して（当たるところに鉢を移動）香南の展示会へ出発。

出品して即Ｕターン。１時には戻ってきた。

その後西土佐支部展へ。

写真撮影のみして即帰る。

走行距離３２０ｋｍ。

今日はこんな写真撮ってみました。

桃紅花の花弁画像です。
右は花弁の表面を拡大して見たところです。濃い赤いところと薄くピンクぽっいところが混ざっています。

こちらは上の画像の左端を輪切りにしたところです。

赤いのは花弁裏表どちらにもありますが、中央部には見えていません。

上のカ所をさらに拡大した画像。

赤い細胞と透明な細胞さらに緑ぽい細胞が混在しています。

こちらはサラサの花弁。
色素の濃いところ薄いところが筋状になっている。

上の拡大。

細かく説明しなくても今年の色の良くない原因がわかると思います。
花弁に葉緑素があると色が悪くなります。

昨夜から外に出していた鉢は９時過ぎには蘭舎に取り込んだ。

こちらは第二蘭舎。早朝に１鉢外に出していた。

日焼けしたのか葉が真っ黄黄。
そんなことはない。黄金葉の「緋月」だ。

もう１鉢。日光浴ついでに外に出し花茎の傾きを修正した。

支柱を取り除くと頭が重いのか大きく右に傾いた。

これを修正する方法は幾つかあるが、今回は化粧土の入れ替えをかねて表土を一端取り除いた上で株自体を傾けることで花茎を真っ直ぐにすることにした。

表土をある程度除けると簡単だ。

潅水ついでに鉢を磨いた。

元の場所に戻った。

一方昨夜から出していた土佐小町似の紅。
少しは色が良くなっただろうか？

ひな壇に移して、出番を待つ。
右奥は紫月。早く開いた紫月より色が良くなったかな。

早くも１１月だがやっと冷え込んできた。
今夜の蘭舎は１３℃を切っている。

明日の朝は今朝の９℃より２℃低くなるとのこと。
夜露に当てようと色の悪い花を外に出してみた。

蕾が傾いてくると横を向くまでに支柱を除けている。

今年は多くの蘭が支柱をしたままだ。

まだ蕾が上を向いたままの鉢が多い。
中村支部の１２日に間に合うだろうか。だんだんと不安になってきた。

咲いている蘭もいくつかあるが展示会用になる品は数少ない。

画像中央の開花蘭は「江ノ村の青」
４〜５日前から開いているが、この寒さでやっとおごってきた。
ふにゃふにゃだった花弁がピーンと張ってきた。

こちらは大輪更紗の「京玉」
伸びは悪いが花は大きくなった。

別鉢の「土佐小町似」
昨日から開いている。前の鉢より色は良いが、紫が出ないかと外に出してみた。

第二蘭舎には日を当てたい花を置いているが、気がつくと３つの中で一番暗い蘭舎になっていた。

急遽、遮光ネットをやり替えた。

遮光率７０％から６０％の同じ白色ネットに張り替えた。

今日は曇りがちで時々晴れ間が見える程度だったが、張り替える前は１万ルックスに届かなかった。張り替え後は１万４千から１万５千を超えた。

第一蘭舎は７０％の白色ネットのままだが、１万５千越えていた。

まだまだ蕾が多い。
１８日までには開いて欲しいが、果たしてどうなることやら。

今年の開花蘭です。
１０月３０日早朝撮影。

【28002】「紫月」
やっと下の蕾が開いた。
頂花は先に紹介したように開いて１週間ほど経つ。
その間に大きくなって９センチほどだったのが１１センチになった。
咲き始めと姿勢も違う。内弁は開くが軽く直すと元に戻る。

こちらは上の紫月と別鉢の紫月。開花時期がこうも違う。
左は開花まで２週間以上かかりそうだ。花茎は７０センチを超えたがまだ伸びている。

【28093】「無名紅無点」
山出し初花。無限の坪採りだ。
頂花から開き始めたが３日経ったても舌はまかない。

別カット
早朝でフラッシュ撮影なので色がよく解らないが、とにかく濃くて黒いような紅だ。

【28310】「無名青」
６センチほどの小花。木もチャボ風だ。
故人の遺品整理の競りで入れた。詳細不明。

【28215】「無名青」
Ｏ氏からもらったがＮ氏の野根産？青一文字だ。
私が以前大方愛蘭会で優勝した青花。

今日は業者会に行ってきました。

時期が早いためか出品数が少なく少数精鋭的な花会だった。
業者の販売コーナーの鉢数の方が多かった。

優勝は無名の名の浦産青花。

私のは紅が金賞で更紗が銀賞に入った。

土佐小町似の紅だか、銀賞の日向の誉や銅賞の飛燕を抑えての金賞なので大健闘だった。

明日は植木鉢センターで業者会の展示会がある。
今日は出品鉢を準備していた。

と言ってもこの４鉢だ。あとはまともに開いていない。
明日の朝、開いていたら増えるかもしれないが・・・
去年の業者会は何を持っていくか迷うくらい沢山咲いていたと思うが、今年は展示会用で咲いたのがこれしかない。

今日はネタが他に無いのでこの４点を紹介する。
一つ目は
【28034】「土佐小町似の紅」
私の蘭では新しくないが早い内に大きい方を分譲したので自分のはなかなか大株にならなかった。やっとまともに咲き始めた。
早いと色も悪いのだが今年はまずまずの発色だ。ただ大きさは９センチ弱と思ったほど大きくならなかった。

この花は初花の時は無点で咲いていた。花弁の質感も土佐小町によく似ていたので、そう呼んでいる。ただそれ以降無点に咲いたことはない。

【28154】「無名更紗」
山苗の初花。
また雑かと思ったが開いてみると意外にインパクトのある花だった。
６センチほどの小降りだが葉上に抜けてバランスが良い。

このまま舌が巻き込まないと良いのだが、まだ解らない。

【28317】「無名紅？」
昨年初花で２回目の開花。
紅か更紗か解らない変わった色合いで捨てがたかったので残した。

ちょっと大きめの中輪と言ったところだが、こんな花はあまりないかもしれない。

【28159】「紗羅」
何年か前に香南で命名。
花は落肩で良いところは無いが、葉芸がかわっているで命名した。

この画像では解りにくいが、ところどころ白い斑が入った虎斑の芸だ。

私の蘭舎では今年の開花は昨年より１週間は遅くなりそうだ。
メインの花はまだほとんど開いていない。
今は毛糸の花の花盛り！！

開花は早くないがこの気候。
なんともやるせない。
今日は真夏日だ！

夕方５時を過ぎても25℃近くだ。

ままならぬことは色付けだけで無い。
今日も大事な花を傷めた。茎の一部がしなびて黒変。当然上位の蕾はダメになる。

原因がわからない。物理的な外傷だろうか、それとも虫に吸われたのだろうか。

カメムシが花き類の花茎の汁液を吸うとこんなことになる。
前に一匹ミナミアオカメムシが侵入しているのを見つけたことがある。

また数日前からこんな事をしている。

無名の桃紅花を桃に近く咲かせたいと思って一日中外に出している。
竹内考案の発色枠だ。
貰ってからずっと使っていなかったが使ってみた。

土佐文旦の色もまだ青い。
柑橘は寒くなるとことで葉緑素が分解され、光に当たることで黄色の色素が生成され黄色く発色する。気温が高いと葉緑素が残るので黄色くならない。
その温度が土佐文旦で１５℃以下。

寒蘭も文旦みたいに色づかないかと思っている。

明日も曇りの予報。
しばらくは良い天気になりそうにない。

今朝は少しは冷え込んだ。

綺麗に晴れるかと思ったが雲が多い。

それでも色の悪い鉢を何個か外に出した。

まだ展示会にはしばらくあるが、色が付くかと心配している。
今朝は冷え込んだと言っても１５℃止まり。日差しも弱い。
明日も雨の予報でしばらく晴れそうに無い。

紫月が開き始めたが、くすんだ紅だ。

今年の色付けは何ともし難い。

朝晩の毛糸縛りが忙しくなってきた。

早い花は４０〜５０鉢ほど開花したが、メインはまだまだこれからだ。
写真を撮ったら花画像を掲載したが、まだ記録に残した花は２鉢だけだ。

かわったことと言えば一昨日、遮光ネットを１枚取り外した。
一部遮熱ネットを残しているものの、メインは７０％遮光の白色ネット１枚だけとなった。

今までは、２５−３０％クールホワイトや一部に不織布を重ねていた。

１枚になるとかなり明るいと思う。

早く開花した蘭は今日も交換会へ持っていった。
この１４鉢は作り込んだら展示会用になる花だと思うが、もう一度花を見るまで置いておく余裕が我が舎にはなくなった。

５時前に起き出して蘭舎を回るのが日課だが・・

今朝は気温はあまり下がらなかったが晴れていたので発色対策を色々。
２０℃は切ったが、１５℃以下にならないと良い発色にはならない。

渋団扇が開き始めていた。
舌はデカイ！

暗い内は電気を付けて毛糸縛り。
ここだけでも結構な数ある。

このスペースは散水している。

キンモクセイも咲き始めた。

９月に花配りの方法を紹介しました。http://www.tosaran.com/ablog5/tb.php?ID=610

頂花の処理の仕方が抜かっていましたので参考までに。

この株は蕾を螺旋状に配ると第１花を正面にしたとき、頂花が右を向いてしまった。

修正の方法は色々あると思うが、

私は針金の先端を曲げてそれに蕾を沿わすことで修正している。

簡単な方法だ。
針金が細いので簡単に曲げられ頂花の方向を決められる。

これでしばらく置くと固まるので後は針金を外して最終的にハンドパワーで微調整する。

今日は色付けがままならないので日課の毛糸縛りだけやってここに上がってきた。

第３蘭舎では植え替えや在庫整理をしている。開花株のバック木を確認して植え替えしたり処分したりしている。空き鉢が出来ると消毒とか、いろいろとやることは尽きない。

オークションも止まっているので出品したいが・・・
これだけあるのにオークションに出品する鉢はなかなか見つからない。

今日開花した蘭があった。
「28038」

花間のある舌の大きな黄金葉の黄花だ。今回２回目の開花だが昨年同様花茎が良く伸びた。６０センチある。花は中輪で７センチほどだ。

昨年の画像
昨年も１０月１９日に撮影。

１０年前に四万十市三里産の山苗を貰っていたもの。
今年は発色も良かった。昨年はもう一年見てみようくらいの評価だったが、このまま普通に型崩れしなければ作り込んで展示会用にしようかと思う。

「無限」
残念早く開いたが、発色は申し分ない。
肩を持ったは早かったせいだろうか。

「流歌」
流歌の小苗をオークション出品しようかと思い、親株を撮ってみた。

私の所では思うように色が乗らない。
（日を採って紅にすることは出来るが、桃にするのはなかなか叶わない）

竹内は桃紅に咲かせていてよほど気に入ったのか仮名で「桃天紅」と呼んでいた。

画像は昨年の本部展
久岡氏出品。

本当はこんな色にしたい。

「原生竜」
こちらも小苗をオークションに出品しようと思う。
これが一番大きな株だが、失敗というか思うようにはならなかった。
花茎の伸びが足らない。
早い花芽をかいで遅い方を残した。

素心なので色は問題ない。

こちらの蘭舎には暗くなってからは８時までは入らない。電気を付けると蛾が寄ってくるからだ。

為す術無し・・・・

昨日の昼過ぎです。
真夏に逆戻り。どうなることやら！

遮光を薄くしているので少しの日差しで温度は一気に上がってしまう。
今日も３２℃。

前回１０月４日から１３日、殺虫剤散布を今朝急遽行った。

朝起きてみるとこの天気だ。天気予報には騙される。
今日は午前中雨の予報だった。

ただ、またしばらく暖かいと言うことだったのでもう一回は殺虫剤散布をしておきたかった。
ハモグリバエはもう心配ないが、夜暖かいとガ類やバッタ類はまだ侵入してくる。

今シーズン最後の散布になるのでアディオンにアミスターを混合。ついでにメリット黄を加用。すべて２０００倍で混合。

散布は窓や壁、床など蘭舎全体へ。余った液は舎外へも散布。

画像は８時１３分。

撮影は9時30分。

今日は本当に良い天気になった。
ただ夏が戻ったようだ。

蘭舎はすでに２７℃。

先日第二蘭舎に適度に日が当たるように庭木を選定していた。

良い感じで日が当たっている。

第３蘭舎では早い花が２０鉢ほどあったが、こちらでは今からだ。

良い花が咲けばブログで紹介したいが、まだこれからだ。

「無限」

色は良いが思ったような花になっていない。
花弁が少し肩を持っている。

「無名青更紗25330」
支柱立てで紹介した花だが、やはり奇形でまともに咲かなかった。

無理矢理広げてみると無点の整った良い花だが・・・

この花は花茎の伸びは６６センチと良いものの小振りで蕾が大きくならなかった。上から２番目は途中で止まった。

開いている花は他にないので蕾を紹介。

「無名黄花28158」
花茎は８３センチ７輪。
これがまともな色で咲けば言うことはないのだが・・・

「豊雪」
豊雪らしさが見られない。

去年は１０月中に開花した青花。
今年は本部展に出せそうだ。第一花が４０センチほどに伸びている。

この花は早い花芽をもいで遅い方を残した。伸びを心配したが十分そうだ。

黄金葉の「宮渕の桃無点」
更紗気味だが桃花になってくれるだろうか。

紗羅の蕾

紅と言うより赤だ。このまま咲いて欲しい。

このあたりは東側の窓際だが、直射はほとんど当たらない。
強い日に当てて紅くしなくて良いのではと思っている。

昨年は初花の桃。上の画像、紗羅の右隣の花
いまのところ良い感じに上がっている。

去年我が家で一番黒い花だった初花。
無限よりはるかに黒かった。
今年はどうだろう。日当たりの良い場所に移した。

黄金葉黄花
竹内が黄色の濃い花だと早くに貰っていたが、やっと花がきた。
期待しているがかなり緑だ。緑が何処まで抜けるか。

「紫月」
いつも早く開いてしまいタイミングが悪いが、今年は本部展にちょうどかもしれない。４０センチほどに伸びている。

これも確か早い花芽をもいだと思う。
紫月は３鉢花が付いたが、一鉢はあと１０日程で開きそうだ。

昨日支部の理事会があり、展示会の日程が決まりました。

土佐愛蘭会からはがきが来ました。
会員で無い方は参考にして下さい。


拡大画像が途中で途切れる方へ
Windowsのバージョンにより左クリックするだけでは画像が切れることがあります。
その場合は右クリックしメニューの中から「リンクを新しいウインドウで開く(Ｎ)」を選択して下さい。