2018年07月13日(金)
「紗羅」と「清流」 [お知らせ(旧)]
7月8日(日曜)に予定されていた中村支部の新芽会が大雨によって中止になっていましたが、7月16日(月曜)に開催されることになりました。場所は 四万十市岩田1-1 JA高知はた中村北部出張所です。
画像は左「紗羅」と右「清流」です。
この二つは葉芸の部に出品しようと思っています。
紗羅は平成26年に香南愛蘭会で命名した虎斑芸の葉芸品。
この紗羅は昨年本部で柄物花付きの部門で金賞に入った株です。
こちらは清流ですが紗羅と同じような虎斑芸が出ています。
Posted by woods at 2018年07月13日(金) 20時53分 パーマリンク
2018年07月08日(日)
今日も [最近の蘭舎(旧)]
今日の雨は夜中から朝方にかけて少し強く降っていたが、昼間は小雨程度で午後には上がった。
高知県西部に大雨特別警報が出ていたが我が家の周りではさほど騒ぐほどの事は無かった。
今日は支部の芽会だったが早々に中止となった。
することもないので植え替えなどしていた。
上と右はビフォアー&アフター。
新芽が3つ出ていたので1つかいだ。
ついでにバック一芽外す。
そのバックの植え方だが、ごらんのように4.5号のプラ鉢には根が入りそうにない。
こんな時は無理やり入れるのだが、
根を螺旋状に回転しながら植えている。
根の先端が少し埋まるくらい土を入れてから回すと、簡単に螺旋状に収まってくれる。
こちらはどんなに芽かきしようかと悩んだ株だ。
新芽を数えてみるとなんと7本。
これだけ出た株も初めてだった。
上の画像の中央の芽と右の画像の中央2本を切り取った。
Posted by woods at 2018年07月08日(日) 20時04分 パーマリンク
2018年07月06日(金)
今日の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
画像は4日の晩方。
昨日は飲み過ぎて何もしなかったが、
今日は一日蘭舎に居て色々していた。
これは3芽に芽付きの株のバック2芽外したもの。
ここまで新芽が大きくなったらバックはいらない。
降ったり止んだりの一日だったが、テレビで言っているほど当地は雨は降っていない。ただどんよりしているので舎内は暗かった。
天井は遮熱ネット1枚にしている。
植え替えはそれぞれ理由がってしている。
左は右の鉢に植えていたのを一回り大きな鉢に代えたもの。右は寄せ植えしていた苗を空いた鉢に植えたものだ。
左の鉢は東洋欄センターに注文していた鉢(5.5号)が今日届いたので早速植えた。
こちらは左端は2芽に芽付き株のバックを外し植えなおしたものと、バックをプラ鉢に植えたもの。
これもバックを外した前側。新芽がこれくらいになればバックはいらない。
これは上の画像の右の鉢。
これは土佐黄金。上の鉢の株と寄せ植えしていたが、新芽がある程度伸びたので孤植えした。
こちらは土が2年経ったので土だけ代えて植え替え。
植え替えの理由は色々あるが、自分は遅れないように(先延ばししないように)出来るときにやっている。
良く訊かれるが、「この時期に植え替えして良いのか」と、自分はあまり気にせずやっている。芽が止まったり病気で腐ることはほぼ皆無だ。
元気なところ3芽に芽付きくらいがベストだと思うが、2芽に芽付きではバックがなくなると新芽の太りがあったときよりは少しは悪くなるかもしれないが許容範囲だ。
それよりも古いバック(病気や雑菌を持った)は新芽に悪影響がある場合が多い。そんなこんなで私はこの時期も植え替えすることが多い。
Posted by woods at 2018年07月06日(金) 16時01分 パーマリンク
2018年07月04日(水)
遅くなった農薬散布 [最近の蘭舎(旧)]
天気予報では今日も雨だったが、今朝は晴れそうな天気だった。
すっきりしない天気だったが前回から21日経っていたので農薬散布を決行。
14日間隔くらいでやるのがベストだが、目に見えた病気は見られないので最近は農薬散布が遅れ気味だ。
Posted by woods at 2018年07月04日(水) 16時33分 パーマリンク
2018年07月03日(火)
本部新芽会2 [最近の蘭舎(旧)]
私のも3鉢入賞した。
「清流」柄物の部での銀賞。
2芽出していたので中途半端な大きさだった。まさか入るとは思わなかったが親葉が恋蛍の芸になっていたのが良かったかもしれない。
「無名」極楽鳥の坪採り。
小品の部銀賞。
これも入るとは思っていなかった。
「無名黄金葉」小品の部銅賞。
唯一銅賞には入るかなと思っていたが入っていた。
Posted by woods at 2018年07月03日(火) 19時45分 パーマリンク
2018年07月02日(月)
本部芽会 [最近の蘭舎(旧)]
7月1日、一日だけの本部新芽会が開催された。
今年は出品数は少ないかと思ったが意外と多かった。
200鉢近くあった。
各部門の金賞から多数決で総合優勝準優勝を決めた。
優勝は大杉氏の無名西谷芽。
準優勝は岡村氏の無名一般芽。
Posted by woods at 2018年07月02日(月) 22時34分 パーマリンク
2018年06月30日(土)
明日は本部芽会 [最近の蘭舎(旧)]
個人的にはこのくらいの芽が好みなのだが・・・
あまり大きくない親から6枚葉が出ている。
大きな株から大きな芽が出るのは当たり前だが、なんでこの芽がこの親から出たのかというくらい大きいのが好きだ。
明日は出て行かないのも悪いかなと思い何とか5鉢準備した。
(葉を綺麗にし鉢を磨いた)
出す物が無いといったが、すべての芽が伸びすぎて無いのではなく芽会に出したいと思っていた立派な芽が伸びすぎて使えなくなっただけで、規格に合う芽は沢山ある。
そのなかでなんとかこの5点を選別した。
以下は落選鉢。
「越百」
綺麗な芽だが、もう少し伸びていたら持って行けたがこれでは掛からないだろう。
「美鳥」
最後まで持って行こうか悩んだが、
昨年遅くまで花を咲かせていたので普通の芽。
「白妙」
これも普通の芽。
「無名」
本当はこんな大きな芽を持って行きたい。
上の芽(左)と出品予定の芽を並べてみた。
Posted by woods at 2018年06月30日(土) 13時45分 パーマリンク
2018年06月26日(火)
早すぎた芽 [最近の蘭舎(旧)]
今朝は早朝潅水したのだが、一日すっきりしない天気だった。天気予報では午前中は晴れそうな予報だったが晴れそうで晴れなかった。昼過ぎには少しまとまった雨があった。
一人芽会としゃれ込んでいるわけではないが・・・
次の日曜日が本部の新芽会だがここ並べた芽はそれぞれ規格外で審査にとおらない。
これなんか中村支部では優勝候補だが本部では通らない。開きすぎなのだ。
これは中村支部でも開きすぎでダメだと思うが綺麗さではピカイチだ。
前回オークションに割株を出していた元木。
新芽の色から良い花が咲きそうだ。
この手の花は黄花か桃花が期待できる。今までの経験では確率的に5割黄花で1割色が色の良い桃花かな。
黄金葉
未開花山苗
一昔前の大方愛蘭会ならこれが優勝花も!
いつもそうだが私の蘭舎では本部展にタイミングが合う芽がなかなか無い。
期待していた物は開きすぎてダメになっている。ちょうどの物は少ないのでわざわざ南国まで行ってもと思ってしまう。
Posted by woods at 2018年06月26日(火) 18時06分 パーマリンク
2018年06月24日(日)
オークションに出品しました。 [お知らせ(旧)]
Posted by woods at 2018年06月24日(日) 21時47分 パーマリンク
今日の作業 [最近の蘭舎(旧)]
相変わらず芽かきや植え替えをしている。植え替えは芽かきついでにしていて、この時期はやはり芽かきが優先だ。
この株は芽が4つも出ていたのでそれぞれのバルブに1芽としてなかの2つをかいだ。
これからは遅くに出てくる芽をかぐのが主になりそう。
Posted by woods at 2018年06月24日(日) 17時24分 パーマリンク
2018年06月23日(土)
花芽分化2 [寒蘭の勧め(旧)]
新芽に花が付くことは少なくない。新芽の花芽分化はどうなのだろう。
新芽でも今までの経験から画像の蘭くらい芽が伸びていたらこの時期までに花芽分化しているようだ。
画像は上の左の鉢だが、大きな新芽の反対側に小さな新芽が見えている。左は花芽を付けるが右の芽は付けないだろう。この場合は左にしっかりした花を付けたいので右の芽はかぐとよい。
こちらも同様だ。
こちらは「夢路」
もったいなくてかげないだろう。
ただ新芽についてはその成長を見ているとそんなに早く(夏至までに)その小さな芽(画像の右側の芽くらい)に花芽分化したと思われないケースがある。
花芽分化は夏至までに終わっていると書いたが、それは普通の場合で例外もある。どう考えても遅くに花芽が付いたと考えられるケースがあるからだ。開花が12月あるいは年明けになるのでまれな事だと思うが。
夏場は困難だが夏を過ぎて涼しくなるとバルブに見合った貯蔵養分が出来花芽分化する蘭ができる。管理を上手くすれば新芽に花を咲かすことが可能と言うことだ。
画像の蘭は撮影日12/12、花芽を確認したのが10月に入ってからだ。
Posted by woods at 2018年06月23日(土) 15時46分 パーマリンク
2018年06月22日(金)
今朝は水やり [最近の蘭舎(旧)]
今日は潅水日和。
時間は5時52分。少し寝坊したが水やりした。
土はあまり乾いていなかったが中4日だったので実施。
今年は晴れた日は飽差表を見ながら湿度計を気にしている。
今日も午後には湿度は70%台を割っていた。飽差表の赤い範囲を外れて思わず床面散水。
昨年は潅水した日は散水はしなかったが、飽差表を気にし出すと余分な作業が増えるかな。
Posted by woods at 2018年06月22日(金) 19時58分 パーマリンク
2018年06月20日(水)
花芽分化 [寒蘭の勧め(旧)]
今年は明日が夏至だ。
寒蘭の花芽分化を考えたときこの日がボーダーかなと思う。
花芽分化については以前のブログで解説したので理解してもらっていると思う。
エビネや春蘭も同等だと思うが寒蘭の花芽分化も【日長や温度に直接依存せず,日照条件に支配される炭水化物の体内含量が関与している。】で説明できる。
これを光合成管理から考えると、特に先日提唱した「飽差」の概念から、気孔を閉じて光合成が出来ない時間が多くなるこれからよりも、天気さえ良ければ気孔が開いて活発な光合成をしていた4〜5月が花芽分化に大切な時期だったと言うことが解ると思う。夏至を迎えるこれからは花芽分化は期待できないかもしれない。
(私は出来ないと思っている。ただし昨年の芽であって新芽は少し違ってくるようだ。)
それでは何故、今の時期もこれから先も芽かきをするのか?
これから新芽が伸びてくると新芽に養分を取られせっかく花芽分化した花芽が成長続けられずに途中で止まってしまうかもしれないからだ。また展示会用なら複数芽を1芽にすることで輪数を確保し花間良くより大輪にすることが出来るからだ。審査上無芽にするのは避けるが、全ての芽をかぐと花はより立派に咲いてくれる。
花芽が伸びた満天。
1週間ほど前に気がついたが満天に花芽が付いていた。
早くに花芽分化したのだろうが、たまに気の早い蘭がある。
ここまで伸びるには花芽分化して2〜3ヶ月は掛かると思う。
3月下旬から4月中旬頃にしていたのだろうか?
新芽の画像は花芽分化と関係ない。
記録程度に載せている。
これは「土佐黄金」。危うく絶滅になりかけた絶滅危惧種だ。
Posted by woods at 2018年06月20日(水) 20時10分 パーマリンク
2018年06月19日(火)
芽かき [最近の蘭舎(旧)]
今日は一日中雨だったので、芽かきをしていた。
芽かきと雨は関係ないのだが、いつの間にか夏至になろうとしている。花芽分化はこれから先は見込めないので、今までの天候が大事だったが、今年は花芽分化に良かったのかどうかだ。
この株は新芽が3つも付いていたので一つかぐことにした。
取りたい芽がバルブしたから出ていたので裸にして作業した。
一つ芽をかごうと思い表土を除けたが、かぐのを止めた。
「紫音」だが長い葉が65センチ近くある。新芽を一つにすると残った新芽の葉が65センチを超えるかもしれないと思い、左の芽をかぐのを止めた。
芽かきの仕方について幾つか質問があったので動画を撮ってみました。
ユーチューブにアップしましたので興味のある方はご覧下さい。
Posted by woods at 2018年06月19日(火) 20時16分 パーマリンク
2018年06月18日(月)
今日の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
あまり変わったことは無いのでついついブログの更新が怠ってしまう。
画像は今日の蘭舎。
今月は9日に置き肥して13日に農薬散布した。
その間天気も悪かったので12日と17日に潅水。
置き肥したグリーンキングの状態。
こちらは最近植え替えした鉢。
こちらは1年以上植え替えしていない鉢。
こちらは半年程前に植え替え。
特に何か言いたいわけではないです。
この3つそれぞれの鉢は昨年良い花を付けていた株。株疲れでやはり新芽は遅くて小さい(本当はこれが普通かもしれない)。
芽の大きさはいろいろだが施肥のタイミングとしては良かったと思う。
Posted by woods at 2018年06月18日(月) 16時23分 パーマリンク
2018年06月13日(水)
肥料3 [寒蘭の勧め(旧)]
肥料を光合成管理の視点から考えたとき、
溶液として見るのが一番良いだろう。理解しやすいと思う。
環境制御型農業では土を使わない。根を保持するのにロックウールが多く使われていてその下にある溶液槽に根がびっしりと張っている。
寒蘭も用土は身体を保持するだけで根の回りに溶液が常に満たされていると考えると肥効の仕組みがよく解るかもしれない。
実際はそれ以外の要素も複雑に影響するので簡単ではないが、基本として置き肥は鉢サイズにより施用量が変わることは理解して欲しい。
画像の鉢は私が今メインに使っているものだ。
左から
プラ鉢4.5号
プラ鉢5号
陶器鉢の5.5号(裾広蘭鉢)
陶器鉢の6号
陶器鉢の6.5号
実際これらの鉢に用土がどれだけ入るかを計ってみた。
下の表のようになった。1リッターから3リッターまででちょうど0.5号毎に0.5リットル増えていた。
ここで三相構造が必要になってくる。過去記事に載せているので見逃した人はもう一度見てください。
施用した肥料の多くはこの液相に溶け出して根から吸収される。上の表はこの液相を30%ととして算出した。0.3リットルから0.9リットル。0.5号大きくなるにつれて0.15リットル増えている。
養液栽培では季節や成長過程で変動させているが、日々一定した肥料濃度を求められている。
ここまで言ったら解ると思うが、液相の水分量に応じた置き肥量にしないと液相内の肥料濃度が違ってくる。一定にするためには鉢の大きさにあった施用量にしないといけないのだ。(実際には潅水量などで違ってくるが基本はサイズ毎に量を加減することだ)
なお、液肥の潅注であれば鉢のサイズは考えなくて良い。余分なものは鉢に残らず流れ出てしまう。
Posted by woods at 2018年06月13日(水) 19時42分 パーマリンク
今日は消毒 [最近の蘭舎(旧)]
時間は5時55分
今日も良い天気になりそうだった。
良い消毒日和なので朝飯前に敢行。
今日の農薬。
時間は6時56分
早朝消毒は薬液が乾きにくいので薬害の心配がある。
梅雨中には避けたいが、今日の天気だと心配ないと思う。
Posted by woods at 2018年06月13日(水) 16時24分 パーマリンク
2018年06月11日(月)
肥料2 [寒蘭の勧め(旧)]
この図は施肥量の目安として土佐寒蘭栽培歴に記載している物だが、自分はもう何年もこの施用量で置き肥をしている。
表の見方は有機質肥料では5号鉢で1.9g、6号鉢で2.6g、7号鉢なら3.6gと言った感じだ。
鉢サイズは胴絞りの陶器鉢で算出している。
この量は一回の上限としている。これ以上多くやることは根痛みを起こす危険が有りお勧めできない。
よく聞かれるが肥料が上手くやれているのか解らない。多いのか少ないのか解らないと言うことだ。
この一回量は例えば1.5倍ほどこれより多くやっても半分になっても肥効としては大きく違わない。なぜなら置き肥の肥料成分の多くは潅水で流亡するからだ。窒素などは7〜8割は流れ出ていると思われる。有機質肥料が分解されてできるアンモニア態窒素は土壌のCEC(陽イオン交換容量)の大きさに左右されて土に吸着されて残る。
ここで重要なのが施肥回数だ。
私はこの一回量を3月6月9月の3回やっている。これで大きく不足するとは思わないし過剰だとも思っていない。
不足している場合は回数を多くすると良い。例えば2月4月6月8月10月とか。多いと思えば3月6月の2回にすれば良い。
Posted by woods at 2018年06月11日(月) 19時22分 パーマリンク
2018年06月09日(土)
今日は [最近の蘭舎(旧)]
昨日は午後からすさまじい雨が降っていた。
天気予報では曇りで雨はほとんど降らない予報だったが大外れ。
今日は曇り時々晴れだがどうなることやら。
東の空。
西の空。
蘭舎の窓は木曜日から全開。
晴れた日は2/3ほど閉める。暑いから開ける窓ではなくなっている。
今日は置き肥をした。
いつものようにいつものグリーンキング。
Posted by woods at 2018年06月09日(土) 14時18分 パーマリンク
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