2020年11月20日(金)
遮光ネット交換 [最近の蘭舎(旧)]
今日から牧野は一般展示だが、自分は見に行かなかった。いろいろ用があったからで、最終日に行く。
朝方は開花蘭を整理していたが、先延ばしにして今日は遮光ネットを交換した。
[撮影は20日の10時40分〜]
天気も回復してきて、温度も上がったが湿度も高い。この時間帯にしては基準の飽差値範囲にあった。
外は雲もあり正確には測れなかったが、蘭棚の照度は理想の15,000ルックスを大きく下回っている。もう少し上げれば光合成も進む。
70%遮光のネットを外し
60%遮光のネットに張り替えた。
考え方として夏場は遮熱優先(少し暗くなっても)で良いが、これからは採光優先(明るく)で管理しないといけない。
この遮光で2月上〜中旬まで。
以前は12月下〜1月はもっと明るいネットに変えていたが、冬場なのでそこまでしなくても良いかなとここ何年かは手を抜いている。温度管理が高めに出来ればこまめな採光管理は効果が高い。最低温度5℃前後の管理ならそこまでしなくて良い。
適度な採光と湿度管理ができれば、寒蘭の生育は良い。この二つの点で自分はそんなに手間暇かけていない。遮光資材は概ね2ヶ月に1度であり、湿度管理は朝晩蘭舎に入った時に数分で済むくらいのものだ。湿度管理も毎日は必要なく乾燥した時に手を出せば良い。
いつも聞かれるが、自分の蘭が良く生育しているのはこの二つの点が大きな間違がない状態で管理できているからだと思う。
実際飽差値を考えながら管理しているここ2年はそれまでよりも良い花が咲いている。特に花茎がよく伸びている。
Posted by woods at 2020年11月20日(金) 22時17分
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