2014年04月22日(火)
前職 [最近の蘭舎(旧)]
業務内容は多岐にわたっていた。
普及指導員は制度改正があってそれまで県資格だった農業改良普及員(農家からは普及員と呼ばれていた)から平成14年度に国家資格となった。私にとっては普及員時代が長かった。
当初は農業の普及員として水稲や野菜そして果樹などの栽培技術の指導を農家へ直接行っていた。採用当時の専門は畜産だったが転勤で現場が変わるたびに受け持つ担当も変わった。これを10年ほどしていたがその後、農地開発事業の営農担当として造成地への作物導入の業務を行った。普及指導員となってからの9年は経営担当として農家の経営改善や就農支援に携わった。
これらの施設も補助金導入や公的資金の借り入れには営農計画が必要でその作成にも関わった。
そんな中、寒蘭とはずっと関わった。
普及員の中に寒蘭担当がいたわけではないが、寒蘭を栽培していて病気とか生育不良があると普通に事務所に持ち込まれていた。
最も寒蘭栽培が盛んだった昭和50年代は寒蘭栽培者の多くが農業者であったこともあり、稲や野菜、果樹等と同様寒蘭に何か問題があると普及員に診断を求められた。農家からの持ち込みであったことから業務外だと断ることは出来ず対応していた。
Posted by woods at 2014年04月22日(火) 06時48分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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