2016年01月04日(月)
私の蘭土 [寒蘭の勧め(旧)]
今日は配合土を作った。
(画像はできあがりから逆順)
配合については今までも何回か紹介してきた。あまり大きくは変わっていない。最近変わったのはゼオライトが10→20kgになったくらいだろうか。
土のことについて細かな説明・うんちくはしてこなかったが、この潅水だけでも理由がある。
ただ散水して洗っているわけではない。乾いている土を湿らせているのだ。土を科学的に安定させているのだ。こうすることによって植え付け直後の根痛みを防ぎ活着を促進してくれる土になる。このあと、明日か明後日キトチンキ1000倍液を10リッターほど潅注する。これで1ヶ月ほど寝かせて配合土が完成する。
基本の配合は大きな違いは無いが試行錯誤で少しずつ変えてきた。現在はこの配合で落ち着いた状態だ。
自家製ダケ
大粒 約2.5袋
中粒 約3袋
小粒 約1袋
超高湿鹿沼土
大粒 1袋
中粒 2袋
小粒 1袋
さつま土
中粒 2袋
小粒 2袋
硬質鹿沼土
中粒 2袋
ゼオライト6号
1袋=20kg
どんな土を使っているかは誰もが興味を持つことのようだが、それぞれの土をどのサイズで組み合わせているかまでは考えているのだろうか。
どんな土かとはよく質問されるが粒の大きさについての質問は皆無だ。
私は土の種類はその時に手に入る物で良いくらいに思っているが、粒の大きさについてはその土を生かすも殺すも組み合わせなのでずっと大事だ考えている。
右の画像は混合する前に層状に積み上げたところ
上から
ゼオライト6号
さつま土小粒
超硬質鹿沼土小
自家製ダケ土小
見た目にもかなり細かな粒だが、これらが全体の1/3を占めている。
自家製ダケ土
大中小と3種類を作っている。
大粒はこのエキスパンダメタル2枚重ねを通る大きさだ。
ダケ土は第三蘭舎の敷地造成時に出た土をストックしていたものだ。
褐色森林土に分類されるもので手で崩れるくらいの堅さで灰色の粘土が混ざっている。寒蘭の自生地を掘れば地面の下にいくらでもある土だ。
ふるいを通る大きさに木槌で粉砕している。
Posted by woods at 2016年01月04日(月) 18時21分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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