2016年01月24日(日)
11月14日撮影から6 [今日の一枚(旧)]
Posted by woods at 2016年01月24日(日) 08時55分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年01月23日(土)
11月14日撮影から5 [今日の一枚(旧)]
新命名「まどか」
この時は無名で1週間後の本部展で命名。本部ではどこかで見たことのある花だと思っていたがここに出ていた花だった。
「無名青」
「秋水」
「野望の花」
払越しの更紗のようだ。
「鈴華」
私の命名花。茨木氏はいつも良く咲かせてくれている。
「無名紅」
「豊雪」
Posted by woods at 2016年01月23日(土) 06時55分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年01月22日(金)
生物性 [寒蘭の勧め(旧)]
土の生物性は化学性、物理性以上に植物にとっては大事なことだがよく知られていない。特に寒蘭では多くが解っていない。
生物性はほとんどが根圏微生物の話で、根の内部を含め根の表面からわずか数ミリ程度の範囲で行われている生物活動だ。(リンク先は農文教のホームページ。詳しい資料を見るには会員にならないといけないが要約ページは只で見られる。このサイト参考になると思う。)
寒蘭を良く作るにはこの環境をいかに菌根菌など有益な微生物に都合の良い場にするかにかかっている。
かつて私は土壌改良材や施肥による化学性・物理性の改善には長けていたが生物性についてはあまり深く考えてこなかった。もちろん土作りに生物性(微生物の餌となる有機物施用等)が有効なのは理解していた。
昔話になるが、私は農業改良普及員(後の普及指導員)として農地造成事業の営農担当の仕事をしていた。県に30年勤めた半分の15年間携わった。画像は黒潮町の造成団地だが、高知県西部では昭和の終わりから平成の初め何もない山の中に農地が多く造成された。
私の仕事は化学性調査に基づいて造成事業としては堆肥を初めとした石灰やリン等の投入量を決定していた。営農開始後は作物ごとに土作りや施肥計画等を指導していた。
先に紹介した土壌の化学性の各項目は実際に分析していた。土壌改良の経年変化も多くの作物で見てきた。
生物性について考え出したのは県を辞めて本格的に寒蘭栽培を始めてからだ。それまでは漠然と蘭菌も大事かなと思っていた程度だが、調べるにつれて蘭菌=ラン菌根菌を初めとした根圏微生物がとても重要な働きをしていることを理解した。
今では施肥などで化学性を変えるより生物性を安定させることの方が重要だと思っている。
「大事なランほど肥料を控えろ!」がモットーとなった。実際、寒蘭では施肥が生物性を損ねている事例が多すぎる。
Posted by woods at 2016年01月22日(金) 10時18分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
11月14日撮影から4 [今日の一枚(旧)]
Posted by woods at 2016年01月22日(金) 07時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年01月21日(木)
11月14日撮影から3 [今日の一枚(旧)]
この日は宿毛市まで足を伸ばし宿毛支部展を見てきた。
時間が無くゆっくり撮れていないのでフォトギャラリーにはアップしていません。
こちらで紹介します。
「元翠」
あまり展示会では見かけない素心花。私も持っているがここまで高く上がる花だとは思わなかった。
「琴姫」
26年の命名。チャボ咲きの桃花。
「新城の誉」
24年の命名。葉芸品。
「翡翠」
「酔玉」
「無名」
Posted by woods at 2016年01月21日(木) 20時43分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年01月20日(水)
今日の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
Posted by woods at 2016年01月20日(水) 14時25分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2016年01月19日(火)
11月14日撮影から2 [今日の一枚(旧)]
Posted by woods at 2016年01月19日(火) 10時29分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年01月18日(月)
11月14日撮影から [今日の一枚(旧)]
この日は中村支部展の会場で撮影
新命名「心花(ときめき)」
川田氏の更紗花、命名用に写真を撮影。中輪だが色合いの変わった更紗。この後本部でも更紗の部金賞となった。
新命名「紅はるか」
西野氏命名。濃い桃紅の花だが、前方からのフラッシュ撮影では黒い花になってしまう。本来の色を出すのはライティングが難しい。
Posted by woods at 2016年01月18日(月) 22時14分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年01月17日(日)
11月13日撮影から2 [今日の一枚(旧)]
[27113]「緋の舞」
緋の舞の2鉢目。1鉢目とほとんど同時に咲いた。
[27059]「結」
開き始めて3日目くらいだ。まだ舌が巻いていないのでこの画像を見てすぐには結だとは解らなかった。日が経つにつれ舌は巻き花弁は平肩〜一文字近くになる。この時で9センチほどだが最終的には10センチを超える。
Posted by woods at 2016年01月17日(日) 06時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年01月16日(土)
今朝の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
今朝は今シーズン一番の冷え込みとなった。
毎朝一番に蘭舎を覗くが、初めてストーブが作動しているのを見た。
家庭用の電気ストーブをおおよそ6℃で作動するようセットしている。右は家庭用の除湿器だ。
こちらは第一蘭舎。こんな小さな電気ストーブで加温はとうてい無理だが、何とか外気温+5℃くらいには保てている。
ビニール(実際はポリ)被覆は凍害予防が大きな目的だが乾燥防止効果も大きい。冬場の乾燥は葉を傷めている原因にもなるので保湿は大切だ。ただ過剰な水分が露滴として天井にたまっていく。これが葉上に落ちてくる。以前は苦労して天井のビニールに傾斜を付けるなどして葉上に落ちないようにしていたが、現在は除湿器を使っている。除湿器は一日中かけていてもこの面積では家庭用の小さな物なので湿度を80%以下にすることはない。防滴効果は高い。葉上の結露も20℃を超える高温時には病気助長の要因にもなりそれも防いでくれる。
電気ストーブはサーモスタットで作動させているが除湿器は自動だ。結露が落ちてきそうなときに作動させている。今朝もスイッチを入れた。空気の攪拌にも良い。
こちらは第二蘭舎。第一蘭舎と同じように電気ストーブと除湿器をセットしている。
こちらは第三蘭舎。
これだけ広いと家庭用電気ストーブでは間に合わない。こちらは小型の園芸用石油ストーブを使っている。
ただ、本格的な寒さになってからと思いまだ出していない。今朝は2.7℃まで冷え込んでいた。
Posted by woods at 2016年01月16日(土) 09時18分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 3 )
2016年01月15日(金)
11月13日撮影から [今日の一枚(旧)]
[27104]「江ノ村の青」
このあたりから開いた花は中村支部展にちょうどだ。ちょっと無理をすれば本部展にも出品出来る。
この花は大型の青花。この時点で11センチある。あと2輪上に付くと良いのだが、次回に期待だ!
[271215]「玖木の青」
今回2回目の開花。初花の時は花間が12センチあった花だ。さすがに多花になると花間は望めない。8センチほどの中輪だがバランス良く花を配れば期待できる花だと思う。
2鉢を比べてみた。
Posted by woods at 2016年01月15日(金) 22時49分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年01月14日(木)
11月12日撮影から3 [今日の一枚(旧)]
[27059]「結」
咲き始めの舌はなんとも魅力的だ。
この花を初めて見たとき京の夢より良い舌をしていると思った。
参考
「京の夢」
[27160]「土佐小町似の紅」
この花を6,7輪付けて展示会に出してみたい。
Posted by woods at 2016年01月14日(木) 17時37分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年01月13日(水)
化学性と物理性3 [寒蘭の勧め(旧)]
ゼオライトの効果については今後検証していくが、どちらにせよ1年ちょっとの使用なのでしばらくははっきりしたことは解らない。
前回の記事で勘違いさせたようだが、「ゼオライトの効果で根が良くなった」とは書いていない。赤玉土の使用を止めゼオライトに変更したのだが、赤玉土の使用を止めたこと自体が根を白くしたのかもしれないからだ。
それとゼオライト混入以前の配合も決して悪くはない。
左がゼオライト入り
右が赤玉土入り
水を加えて懸濁液を比較した。
これもそんなに極端に変わらない。
左がやや薄いか?
懸濁液を濾過してみた。
右が赤玉土のぶん色が濃いようだ。
この右の土でも寒蘭の生育はこれまでに一番良かった。それなのに何故赤玉土からゼオライトに替えたかは根を茶黒くしている原因の一つに「根被に吸い寄せられ表面に集積される土が濃い色だと茶黒く見える」があり私は販売主体に栽培している故に「購入者に好まれるよう、より白い根にしたい」と言う願望があったからなのだ。
ゼオライトについては決して新しい資材ではなく古くから田畑の土壌改良資材として活用されていた。
自分はその機能については熟知していたので、市販の培養土に混合されているのを見ても寒蘭の培養土に有益であるか疑問に思っていた。
「すでにいろいろと改善されて保水性・通気性・保肥性が十分あるのにこれ以上向上させてもいかがなものか?と・・・」
上表は私が配合に参考にしているデータ。
土の化学性はばらつきが大きいので実際使用する土を分析してみないと正確にはわからないがこのような既存の数字を参考にしていた。
特にPHとCECが配合によっておかしな数値にならないように、目標の数値に近づくようにしていた。具体的にはPHは6.0前後に、CECは15以上にとかだが。
私の自家製ダケやさつま土のデータは無いが、ダケは白根より褐色森林土に近いかなとか、さつまは風化軽石と軽石、赤土が混ざった物なので軽石を赤玉土の方に向けた数値かなとか、ほとんど適当だが化学性がバランス良くなるようにしていた。
以前は白根土を主体に鹿沼土や日向土、それに焼き土(ドリームボールとかホウセンとか)を使っていた。その後、作に納得できなくて日向土をさつま土に替えたのも赤玉土を加えたのもCECを高めて保水性と保肥力を上げるためだった。結果的に石灰や苦土も多くなった。自家製ダケが主体となって4年。ゼオライト混合前の配合に施肥と潅水が合っていた。ゼオライトを混合してからは今の肥料では多すぎるか、潅水も少なくしても良いかなと考えている。
Posted by woods at 2016年01月13日(水) 17時00分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
11月12日撮影から2 [今日の一枚(旧)]
[27112]「緋の舞」
今年やっとまともに咲いた。
以前ならこれだけ伸びれば上等だったが、今の大きな花の中では負けてしまう。まだ伸びて欲しい。
ただ紅花も大と中を分けて審査し始めたのでこれはこれで良いかもしれない。なんと言っても色が抜群に良い紅花だ。
[27161]「無名紅無点」
先日オークションに出した広弁の紅無点花。
日に透かして撮っているので全体に赤くなっているが、花弁に筋が何本か入る更紗気味の花だ。
この花は咲き始めの無点舌がなんとも魅力だ。あまり大きく見えないが自分の無点花の中では舌が一番大きい。
Posted by woods at 2016年01月13日(水) 07時05分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2016年01月12日(火)
11月12日撮影から [今日の一枚(旧)]
[27071]「太湖」
昨年より伸び上がったもものまだ5輪と貧弱だった。
7,8輪付けないと勝負にならないと思うが、花は中輪止まりで大輪には負ける。
この花で8.0センチ。
[27025]「無名更紗」
11センチくらいになる更紗だがこの時点で10センチ弱。
咲き始めは丸舌を良く見せる。今年は点が多いが無点系の更紗花だ。
初花からこちら展示会に出せる花に出来ていない。
太湖と比べてみた。
存在感のある更紗花だ。
いつかひな壇中央に上げたいと思っている。
Posted by woods at 2016年01月12日(火) 07時08分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年01月11日(月)
どんじば?の「白妙」 [今日の一枚(旧)]
[27138]「白妙」
どんじばの白妙が咲いた。
こちらは11日9日撮影。白妙はいままでも何種類か咲かせたがこの花が一番良い。
同じ花を11月12日に撮影。
大きさは第一花で9.1センチ。俯いた花や舌の巻いた花もあるが、株に力が出来ればしっかり咲きそうだ。
Posted by woods at 2016年01月11日(月) 22時44分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年01月10日(日)
11月9日撮影から [今日の一枚(旧)]
[27370]「成香」
貧弱な株に花が付き切ろうと思ったが写真を撮るために残していた。
こんな株でもしっかり咲くので丈夫な花なのだろう。
[27067]「響」
このときは命名する中村支部までもってくれと思っていた。
響と紫音と比べた画像
株の勢いが違うが、響きは紫音と比べると小振りだ。ただし響も命名審査でも大輪の部類に入った。画像の第3花でちょうど10.0センチあった。
両花とも花弁には全く手を入れていない時点での画像だが、紫音より響が花弁に切れがありスマートに見える。
Posted by woods at 2016年01月10日(日) 22時10分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2016年01月09日(土)
化学性と物理性2 [寒蘭の勧め(旧)]
私が根土から自家製ダケに変更してから5年。ゼオライトを配合に加えるようになって1年4ヶ月。
そろそろ新しい配合土の成果が見えてきたかもしれない。
先日1年3ヶ月前に新しい土に植えていた太湖を植え替えした。
たまたまだろうが理想とする状態だった。
病的な白さでなく土に馴染んだ白さだ。
肥料痛みも過乾燥や湿害も見られない。保肥性・保水性・通気性すべてが上手くいかないとこんな根にはならないだろう。
この中でゼオライトの効果は何なのだろうか?
根が汚れるので焼赤玉土やホウセン、普通の赤玉土の使用をやめゼオライトにした経緯がある。
土には土壌溶液が土壌粒子と粒子の間に保持されているが、土壌の粒子が細かいと土壌溶液内に溶け出して水を濁らしてしまう。赤玉土などは特に水に溶け出しやすい。
寒蘭の根がその水を吸収すると根被が濾紙のような働きをし細かな土を根被の表面に蓄積してしまう。根被はスポンジ状の組織なので内部にも濁った水は入ってしまう。これが根被が茶黒くなる原因の一つになっていた(根圏微生物の死骸なども付着している)。
またそれまで使用していた白根土も質が落ちていて表面が黒いものが混ざっていたので、これも色を悪くしていたと思う。
参考:根費の顕微鏡画像
ここまででゼオライトの働き=土壌溶液を茶黒くしない。これははっきりしたと思う。
画像は画学生の分析事例だが、水を濁らさないのは化学性ではなく物理性だな(^^;)
ゼオライトの化学性の特性はCECの大きさにある。本当はこれが大事なのだが・・・
Posted by woods at 2016年01月09日(土) 19時41分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2016年01月07日(木)
11月8日撮影から [今日の一枚(旧)]
[27066]「紫音」
紫音の2鉢目。最初のより遅くは咲いたがまだ本部まで2週間。この鉢は本部に出品したが色が褪せてかからなかった。
色物は盛りに出品したい。
[27006]「渋団扇」
通称しぶうちわと呼ばれている間産の大舌青花。
家で初めて咲いたが、なかなか良い舌をしている。
良いのは舌だけかな・・・
Posted by woods at 2016年01月07日(木) 23時02分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年01月06日(水)
化学性と物理性 [寒蘭の勧め(旧)]
土の話もしたいがこれは簡単には説明できないところが多い。
化学性や物理性に関わることは学問的に確立されているが、これに生物性(根圏微生物)が加わると皆目わからなくなる。寒蘭は特に蘭菌と関わっている。これにより複雑怪奇な世界になるのだ。
ただ基本的なところは科学性と物理性なのでこのあたりはある程度考えておかないといけない。
土壌の化学性は土壌によって違っている。
土自体が単独組成から成り立っている物から複数の土が入り交じっている物など様々で地域ごとに特性がある。
右の表は土壌の化学性を示した事例だ。
この項目が解る人は少ないと思う。目にするのはpHくらいだと思うが、それぞれ植物を育てるに当たって重要な項目だ。イオン交換容量(CEC)やリン酸吸収係数等はどんな土作りをしないといけないかの指標だ。
右の表は市販土の分析結果。
土壌の科学性から言えばこれらの数値を踏まえて混合した場合どんな結果になるかを想定した配合が必要になる。(実際そんなことは一般の人には不可能だが)
土を考える場合化学性も重要だが物理性も大事になる。特に施肥と水管理には土性が関わってくる。
土性とは土の粒子の内、砂(0.02mm〜2mm)とシルト(0.002mm〜0.02mm)と粘土(0.002mm以下)がどのように混ざっているかだ。この混ざり方によって保水性や保肥力が違ってくる。
寒蘭に使っている土はほとんどは直径2mm以上の粒だが、実際は表面には無数に細かな粒子が付着している。寒蘭栽培でもこの土性を考えて栽培するかしないかは生育を左右すると私は考える。ようは寒蘭の土にどれだけシルトや粘土が混ざっているかだ。
細かな粒子は電気的にくっついている物があるので水で簡単には流れないが、洗濯機で洗うようなことをすれば流れてしまいただの石になる。そうなるともはや植物を育てる土壌とは言えなくなる。昔はそんなことを勧める人もいた。もちろん礫耕栽培で溶液をコントロールすれば植物は立派に育つ。ただ寒蘭をそれで立派に育てるのは難しいと思う。
化学性と物理性があって初めてどんな施肥や水管理が可能となるのだ。
言い換えれば化学性と物理性が解らなければ施肥や水管理のしようが無い。
ただそのあたりは経験と勘で植物の生育を見ながら柔軟にやることになるだろう。しかしそれは概して全然別の方向に走っている場合も少なくない。肥料を欲していないのに施肥をしたり、水が不足しているのに水やりを控えたりと逆のことをしでかすかもしれない。
化学性と物理性を理解していればそう言う失敗は起こさないと思う。
また難しいことを書いてと思われるが、土は簡単ではない。
寒蘭は栽培者により採光や湿度等の棚の環境が異なる。ハウス園芸作物等では基本的に大きく変わらない(ハウスでは他の人と環境を合わすのも容易だ)が、寒蘭は他の植物と比べると育てている環境は人によって大きく違っているという特異性の高い園芸だ。そんななかで土だけ真似してもその土が自分の環境にあっているのか自分の施肥や潅水の仕方で良いのかは解らない。年数をかけて試行錯誤で自分の栽培方法と蘭舎の環境にあった土にしていくしかないと思う。その一考に土壌の化学性と物理性を考慮してもらいたいと思う。
Posted by woods at 2016年01月06日(水) 00時00分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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