2017年07月19日(水)
梅雨明け [最近の蘭舎(旧)]
四国もついに梅雨が明けましたね。
腐敗病らしき物がありましたので画像をアップします。
【地上部】
新芽の元が黒変し葉元がスボ抜け状態。
昨年の芽は葉元から黄化。
明らかな腐敗病の病徴だ。
【地下部】
一部の根が黒変腐敗している。
正常な根も多い(正常な根があるのも特徴)。
特に昨年のバルブの根が腐敗している。
そこまで細かく見ていないが、新芽が出る前、昨年の芽のバルブから新たに下ろした根が腐敗病に感染したと考えられるケース。(腐敗病はどうしようもないので、他の蘭の感染源になる前に即座に廃棄処分した。)
この株を置いていた周辺を即座にベンレートT千倍液を潅注した。
発病株は昨年10月に棚入れした外部からの導入蘭。
フザリウム菌をどこかに持っていたと考えられる。
袴に菌を持っていて発芽した胞子が鉢土に流出、新根が伸びていって接触し感染したものと推測できる。
Posted by woods at 2017年07月19日(水) 17時19分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
コメント
腐敗病の発病初期は判断が難しいですね。ただそのまま置いておくと2、3ヶ月の間に株全体が枯死しまうので他の病気と区別できます。
患部を早めに処理しても2,3年後に発症することもあるのでやっかいです。
ありがとうございます。
うちでもその症状は何度かありました。
写真で見せてもらうとよくわかりますね。
うちでも今年こんなのが出ました。
http://takkyatshiotu.blog.fc2.com/blog-date-20170714.html
とりあえず患部らしきものを切除して隔離と経過観察してますが、どうかな?です。
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