new Woodynote

今日は１ヶ月ぶりに農薬を散布した。

メインは炭そ病の定期的な予防散布だが、今日はロディー乳剤を混用した。これから新芽が出てくるが、ここ何年か原因不明（未確認）の幼葉の縮れや側面からの腐敗症状が見られていた。虫害から来ているものだと推測し殺虫剤を散布しておこうと思ったからだ。ダニ類やスリップス類かもしれないとそれにも効果がある農薬にした。
今日の農薬と散布倍率
ロディー乳剤　２，０００倍
セイビアフロアブル　１，０００倍
バリダマイシン　１，０００倍
メリットＭ　２，０００倍

ロディー乳剤については若い頃の思い出がある。３０年ほど前になるがそれまでの柑橘類のハダニに対して特効薬だと使われ始めた。ただそれもつかの間でリサージェンスの問題や抵抗性の出現で柑橘農家はすぐに使用しなくなった薬剤だ。自分はそれからも寒蘭でずっと使ってきた。花時期のハモグリバエ対策として夏場に使っていた。

この時期に使うことは何年も無かったので久しぶりに今日は使ってみた。

画像は散布前に古葉や枯れ葉を集めた物。これは第三蘭舎の分だ。

上の拡大画像。以前からすると炭そ病と思われる枯れ葉は少ない。

無名出て出ていた。

こちらもヤタ系の無名。
花が高く上がっていたので感心して見ていた。

これは自分の無名。ヤタ系と福の神の交配種。
もう少し花茎が伸びると面白いのだが・・・

無名のベタ舌

これは自分の出品の「面影」。
会場で４日もったので上等だ。

早くも４月、ずっと天気が悪かったので久しぶりの晴天だ。
画像は第三蘭舎。先日邪魔だった隣の杉を切った。
これで南西の日当たりが少し違ってくる。

いやになっていたエビネも花が咲くと、もう少し大事にしないといけないかと思ってしまう。

毎年何鉢かは残している。残したエビネを今年からはもう少ししっかりと管理しようと思う。株を作り込んだときの花を見てみたい。

今日は第三蘭舎の遮光を替えた。
クールホワイトの 75%〜80%遮光。昨年からは天気が悪かった分遅れた。

私の花以外も幾つか撮っていた。
「無名青」

「肥の輝」？
良い花だと見ていたら銘品のようだった。

「瑞鶴」

「阿波武蔵」

「釈尊」

自分の鉢は何処にあるかと探していた。

ここに３鉢有った。後ろ側にあったが、真ん中と右の高く上がっているやつと左端の太い花。

左端が私の花。

後ろ側中程に、越百と金紫鳥。

こちらにもあるかと思ったが見つからない。

例の蕾の花。もう開いているかと思ったがまだ開きかけだった。

自分が見ていると、開きかけだがライトの下で色も良かったので、何人もに分けてくれないかと声をかけられた。

牧野植物園の最終日です。搬入してから４日目、花は大丈夫だったかと見ていました。

４日もこのライトの下にあると花はきついと思う。

未紹介カット
雛壇と賞とかはこちら

「無名桃」宮渕の黄金葉桃無点

舌点が出ていた。

［01433］「無名紅」

舌は大きく見えるが中輪花。

「成香」
この花も今まで上手く咲かせられていない。
昨年は花茎の伸びは良かったが花形がバラバラですっきりしない咲き方になった。

この第１花のように全体が咲くと良いのだが・・・
今年に期待している。

［01088］「無名青」
平成２７年に誰かに貰った物だと思うが、誰だったか忘れてしまった。
１０ｾﾝﾁほど有る。

「土佐大黒」
開き始め。

「彫雲」
上手く咲かなかった。

昨年は遅くなってから開いた花も多かった。
［01559］無名紅

［01093］無名青
名の浦産の大輪青　こんな花でも１２センチある。
株が出来たら良い花になるかと思い作っている。

「幸織」
この花で１１．２センチ。

［01030］無名紅花
２度目の開花。本部長葉紅金賞の坪取り。

舌点が気に入らない。

［01342］無名紅
無限や里の月と同坪産。

黒花と言って良いほどの濃紅花。
この花で１０センチある。花間が心配だが次回開花を期待している。

［01020］無名桃花
２度目の開花だがどうしたものかと思う。大輪なのでもう少し色を出したい。

［01182］無名黄花
１０センチを超える大輪黄花。期待していたが今一だった。

［01068］竹内が紅孔雀と呼んでいたもの。
何度か咲かすがまともに咲かない。

［01231］こちらも仮名「紅孔雀」
いつか良い花になるかと思っていたら鉢数が増えた。

自分の金紫鳥と緋の里を撮っている。
色が良くない。

「金紫鳥」
金紫鳥はいつも紫を載せて咲かせたいと思っているが赤みが強くなってしまう。

「緋の里」
こちらはいつも桃に咲かせたいと思っている。

今日は春分の日だった。
暑さ寒さも彼岸までと言うが朝の寒さも和らいで昼間はずいぶんと暖かくなった。ここ数日気温が２０℃を超える日もあり蘭舎は２５〜２７℃くらいに成っていた。

照度を測ると１５千ルックス越えの数値が出た。
温度さえ上がらなければこれで置きたいところだが、急遽張り替えることにした。

昨年はどうだったかと見ると、３月１９日に張り替えていた。
かなり暗くなったがしばらくこれでやっていく。４月中旬頃にはちょうどになると思う。

左のこの蘭も自分のだと思う。　　どんな花だったか記憶に無い。

「越百」

桃の発色では負けないと思うが。

ここから牧野植物園です。

展示会会場入り口
今日は搬入日、後で審査があったが自分は出品が済むと、少し写真を撮ってからすぐに帰った。

人の出品蘭を撮りながらどこかで見た花だなと思った。

本部に出ていたＮ氏の「紅はるか」だ。

自分の蘭も撮った。

「無名紅」蕾の例の花だ。

「無名更紗」
かなり早い時期に実生苗を貰っていたもの。ヤタと福の神との交配種。
何回か咲かせていたが作落ちし久しぶりの開花となった。
こんなベタ舌の長いのは珍しいと思う。これはこれで良いかもしれない。

「虹の里（仮名）」
知人がこの仮名で呼んでいた蘭だが、なかなか上手く咲かせずにいた。
昨年はよく花茎が伸びていた。無点で咲くはずだが点が入ってしまった。

「面影」
本当に面影になってしまった蘭だ。
蘭友の命名だが、最初はチャボ花だった。

この日は牧野植物園の搬入日、３時までに行けば良かったので朝はゆっくりしていた。

「羆」
一番大きな花（第４花かな）が１１．５センチあった。
さすが名の浦の花だ。命名羆、貫禄があった。

「緋の里」
昨年は発色がいまいちだった。

「無名紅」
紫音似の紅花。
９センチ弱で小ぶり。株が出来たら紫音並に大きくなるだろうか。

「無名紅」
本部展長葉の紅と同じ物。
最後まで開かなかったが、牧野だから良いかなと持って行った。
花茎は７５センチほどあったと思う。

この後も　牧野植物園と西部遅花会があった。早く開いた花も切らずにおいていた。

昨年は遅く開く花も多かったので遅い展示会も心配なかった。

「土佐黄金」
株が出来ていないので花を咲かすのを躊躇したが、久しぶりなので見てみたかった。
有点になったが切れの良い花は健在だった。

「金紫鳥１」
本部展に出品していた金紫鳥。開花してだいぶ経つ。一輪はしっかりしてきたが、間が抜けた花になった。
昨年は金紫鳥には力を入れていなかったので正面の花配りが今一。

「金紫鳥２」
こちらは咲き始め。しっかり咲くには何日か必要。

この日は本命の展示会も終わってほっとしていた時だ。次は牧野植物園まで何日も無いのだが・・・

「越百」
今見ると良い花だが、本部展に出せなかったと思う。
この世界タイミングが合わないとどうしようも無い。

同じような株が九州に渡っているが、昨年は良い花が咲いたと聞いた。

「響」
昨年は４輪だった。期待していた花だが、５〜６輪なら本部に持って行けた。

「無名名の浦」
これも良い花だがもう少しだった。
この時点で１０センチを超えているのでもう１週間早く咲いて欲しかった。