2016年06月10日(金)
潅水 [最近の蘭舎(旧)]
この時期は早朝潅水をしている。
ただ梅雨時期なのでなかなか天気の良い朝にやることは出来ないが、今日は良く晴れていた。
中3日だが潅水した。
晴れた日にしたかったのもあるが、早めにしたのは先日施肥をしたからだ。置肥は水やりのタイミングを誤ったら根を傷めてしまう。
肥料の分解具合によって遅くならないうちに水やりしている。
亜硝酸態窒素は言うまでもないが硝酸態窒素が過剰に生成されると浸透圧の関係で外皮や皮層細胞を痛めてしまう。
通常油かす類はこの時期置肥をした場合1週間から10日で多くが分解される(ただし十分な水分が必要)。それに加えて配合肥料も混合されている。配合肥料は速効だ。
肥料の分解具合は銘柄によって違うが私が使っているグリーンキングは早期に硝酸へと分解される成分、あるいは硝酸態窒素そのものが配合されていると思われる。
置肥したのは7日だが、前日に潅水しているのでかなり溶け出していたと思う。
葉色も幾分濃くなったように見える。
Posted by woods at 2016年06月10日(金) 09時07分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 3 )
コメント
Woodsさん 今晩は。
私の作棚は非常に乾きやすいので、潅水は多目になっています。
結果オーライでしたが、今年は日照に気を付けて、施肥、潅水を関連づけて栽培したいと思っています。
shibaさん こんばんは
潅水回数が多い人は置肥の問題は心配無いですよ。一度に分解が進んだところで何日も水がないという状態が危ないです。
私の回りでは施肥で失敗している方が多いですが、窒素の含有量などの成分表示を見てやっていないです。どんな構成で肥料が成り立っているかを知って施用すると失敗も少ないのですが・・・
ただし肥料には法律で保証票が義務づけられていますが、これを理解するのは専門家でないと難しいです。
Woodsさん、おはようございます。
梅雨の晴れ間で、気温が30℃を超えて暑いですね。
寒蘭の新芽もぽつぽつと見え始め、楽しい時期になりました。
今の時期漫然と中三日で潅水していますが、肥料の分解との関連を考えないといけないと気づかされました。
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