2016年05月30日(月)
今朝の消毒 [最近の蘭舎(旧)]
天気予報では昼までは曇りで午後晴れになっていたが、朝起きると見事に晴れていた。6時17分。
と言うことでやりたかった農薬散布をやった。
メインは昨日紹介したベルクート水和剤。これを2000倍。バリダシン1000倍、アミノメリット黄2000倍、アミノメリット特青2000倍の混合だ。
ベルクートは新薬でもなくごく一般的な農薬。私が初めて使うわけだ。
炭そ病の予防効果もある薬剤で、糸状菌全般に効く。
アミノメリットは青を1000倍でやろうかと思ったが古くなっていたのと残り少ないのとから黄と特青の混合とした。
7時16分。
消毒はやれば1時間足らずで済む。正味30分くらいただが、やろうと思う腰が上がらない。天候のタイミングがなかなか合わないのと薬害の心配もあるからだ。
今日は良いゴルフ日和。一汗流して夜のビールは旨まかろう(^□^)
Posted by woods at 2016年05月30日(月) 07時36分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年05月29日(日)
最近は? [最近の蘭舎(旧)]
毎日雨ばかりで嫌になりますね。
前回から2週間以上経つので農薬散布をしておきたいのだが、なかなかタイミングが取れない。
今日はオークションに何か出品しなければと蘭を眺めていたが、新芽が気になって何鉢か芽かきをした。
この株には新芽が3つ出ていた。
奴に出ている片方をかぐことにした。
はさみで切り取った後、癒合剤を塗布。
それから農薬は何を散布しようかと考えていたが・・・
とりあえずJAでこれを買ってきた。
今回初めて使おうと思ってベルクート水和剤を買った。
フロアブルが欲しかったが置いてなかったので水和剤にした。
2000倍で使用しようと思うので、70リッターの薬液なら35グラムで良い。水和剤は開封後湿気を持つと薬効が低下する。残りはペットボトルに入れて保管している。
Posted by woods at 2016年05月29日(日) 20時23分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
2016年05月26日(木)
炭そ病と潅水 [寒蘭の勧め(旧)]
炭そ病については何度も紹介しているので今更と言う感じだが、まだ十分理解されていない方も多いと思うので・・・
炭そ病の発生には潅水の仕方が大きく影響する。
潅水後気を付けて見ると葉先や袴に水がたまっていることが良くある。
その場所で何が起こっているだろうか?
画像は炭そ病で出来た黒点(分生子層)から胞子(分生子)が一斉に吹き出してきたところだ。
左側の大きな黒い塊が分生子層で右の小さな楕円形の細胞が分生子だ。
炭そ病の胞子は濡れ状態が長時間無いと病原性を持たない。
潅水してもすぐに乾いてしまうと黒点(分生子層)から胞子(分生子)が出てこない。炭そ病の感染はこの胞子が回りに拡散することで起こっている。濡れ状態が6時間を超える当たりから急激に炭そ病の感染と発病は多くなるのだ。
もちろん濡れ状態になる場所が炭そ病に感染していないと大丈夫だが、何度薬剤防除してもそんな場所には少なからず菌は存在している。
枯れた葉や袴の裏を見るとコショウを振ったような小黒点がびっしりと付いていることがある。その黒点の一つ一つが炭そ病の分生子層なのだ。
潅水後のタイムリミットが6時間。天候や時間帯によって濡れ状態が解消するのに大きな差が出てくる。この時期それを考えたて潅水しなければならないのだ。もちろん1時間以内に解消するのが理想だが、実際は難しい。
潅水後の送風や綿棒使用でしっかりと余水を取り除いている人もいる。私はそこまで出来ないので薬剤散布も頻繁にしている。
雨天時の潅水や夜間潅水を止めるだけでも発生を少なく出来ると思う。
なお、日中の潅水を嫌がる人もいるが、日中潅水がダメだという根拠は何処にもない。
Posted by woods at 2016年05月26日(木) 13時59分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 10 )
2016年05月24日(火)
「桃火」 [最近の蘭舎(旧)]
この花も今年期待している。
竹内コレクションの一つだ。竹内が仮名「桃火」と名付けていた蘭だ。
平成22年に咲かせていたがしばらく作落ちさせていた。
色の濃い桃花だ。この時はなんて色の濃い花だと思った。桃だと思うが紫が強い花だ。
こちらは23年に咲いた花。
こちらは26年。
何とか作落ちから回復して花を付けたが、まだ弱々しかった。
来年こそはと思っていたがバックが黄色くなりすぎたため、27年はあえて花を咲かせなかった。今年はと期待している。
ただ残念ながら堀内氏が先に命名したのではないかと思っている。
よく似ているのだ。出所も弘瀬氏経由の竹内だ。
こちらは昨年の中村支部に出品されていた堀内氏の「美鳥」。
こちらの花は氏が平成25年に命名した。
命名時の花と私の一番上の花はよく似ている。
Posted by woods at 2016年05月24日(火) 21時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
簡易潅水 [最近の蘭舎(旧)]
私のいつもの水やりは3つの蘭舎をすべてやると2時間近くかかってしまうのだが、今朝は30分で済ました。
何でこんな事をしたかと言うと、前回の潅水から3日しかたっておらずたっぷりやらないといけないほど鉢は乾いていなかったからだ。本来なら明日か明後日やれば良かったのだが、今晩からしばらく雨の予報で、雨降りには水をやりたくなかった。
何のことはない次の晴れまで待てなかったので中途半端な水やりになってしまったと言うことだ。
炭そ病を蔓延させないようにこの時期は水やりに神経を使っている。
Posted by woods at 2016年05月24日(火) 20時48分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2016年05月22日(日)
今日の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
今日の第一蘭舎です。
ネタが無いので新芽を撮ってみました。
竹内の蘭。捌けもきれいに残っている。
こちらも竹内の蘭。
新芽の色も良いが葉の捌けもきれいだ。
同じく竹内蘭。
こちらは私の育成蘭。黄金葉で金紫鳥の後継?
平成24年に1芽物を採取したが早くも6芽目が出てきている。
大きな葉が秋芽で元に新芽が覗いている。
紫月
バック一芽から育成した2年物。秋芽が親になり新芽が付いた。2年で3芽出ている。
*上の黄金葉と紫月は4月まで第三蘭舎の加温室に入れていた。
Posted by woods at 2016年05月22日(日) 16時07分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2016年05月20日(金)
大阪の夢 [最近の蘭舎(旧)]
この花はどうだろうか?
右の画像は平成23年に咲いた花。
下は平成24年。
その後作落ちし咲いていないが今年は期待している。
N氏から分けてもらった花だが、なぜか「大阪の夢」と呼ばれている。
実績のある花で平成19年本部展において更紗の部金賞となっている。
こちらは「京の夢」
初花の時の画像だ。
大阪の夢は京の夢以上に今年は咲いてくれるだろう!
コメントでもあればと思っていたが誰も興味を持ってくれなかったようだ。
仕方ないので追加で・・・・・
京の夢とこの花は出所が大川同好会の競りで同じだ。同時期に四万十市のS氏か出品した山取苗から出ている。
私もS氏の苗を5,6本買っていたので期待していたが普通の花が咲いてがっかりだった。
Posted by woods at 2016年05月20日(金) 19時49分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
今朝は [最近の蘭舎(旧)]
早起きしてイヌと散歩?
良い天気が続き蘭舎が乾燥してきた。
乾燥対策として窓際に不織布を張ってみた。
棚横はポリを残しているが、それよりも30センチほど高くして窓から直接入る風よけとした。
タカギ ガーデンクーラー
梅雨明けの対策と考えていたが
急遽、設置した。
晴天時は蘭舎内が30℃を超えるようになったからだ。
この第一蘭舎で散水ノズル14。
散水ノズルは第二蘭舎8個、第三蘭舎20個?位あるが、水道の蛇口は1ヶ所だ。
水圧が心配されたが、それぞれこれくらい霧状に出ている。十分だろう!
Posted by woods at 2016年05月20日(金) 07時12分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年05月15日(日)
今日の作業 [最近の蘭舎(旧)]
今朝は久しぶりに農薬散布した。
しばらく涼しい日が続いたので忘れていた。前回は4月22日だった。
今晩から天気は崩れそうだが、風もあり午前中には乾くだろうと良いタイミングかなと決行した。
液肥をやってから思ったほど葉色は良くならなかった。
そんなこともあってアミノメリット青を1000倍で加用。
「桃天紅」
ほとんど黄金葉状態。
まさかと思うかホコリダニが湧いているのではないだろう。
しばらく乾燥が続いたので予防のためコテツフロアブルも加用。ホコリダニだけなら薄くて良いかなと2500倍。
「幸星」
同じ肥料なのにこちらは黒々している。
Posted by woods at 2016年05月15日(日) 09時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 3 )
2016年05月14日(土)
この時期の根2 [寒蘭の勧め(旧)]
切断した「福の神」の根をさらに細かく見てみた。
【未熟根の根被と皮層】根の1/4で中心柱は写っていない。
画像は@の部分で先端が伸長している比較的白い部位。
*丸い粒はサンプルに入り込んだ空気
【上の皮層の拡大画像】
皮層には何も見えない。
【成熟がやや進んだ根被と皮層】@の部分だがAに近い方
皮層の一部に蘭菌が見える。黄色い塊。
蘭が作る貯蔵養分のデンプン粒はほとんど見られない。
根被は黒ずんでいる。すでに死滅した組織になっていると思われる。
空気が入ると白く見えるが、濁った水が入っているので黒っぽい。
【上の蘭菌の入っている皮層の拡大画像】
【更に拡大した画像】
細胞内に蘭菌が見られるが熟成したペロトンにはなっていない。
【同じ細胞の蘭菌部分】
解りにくいが毛糸玉のように多数の菌糸が固まっている。
下の方はより黄色く見えるがペロトン化しているようだ。
【成熟根の皮層】Bの部分の一番根被が茶黒いところ
左の黒いところが根被、右下の丸いところは中心柱
中心柱に近い皮層細胞にはデンプン粒がびっしり詰まっている。
根被側にはやや離れて黄色くみえる蘭菌のペロトンが見られる。
*蘭菌は中心柱近くまで到達できない。蘭菌は病原菌と同じ糸状菌なので本来の根である中心柱には近づけさせない。一種の防御機能が働いている。
【上の部位の根被拡大画像】
根被は死滅した組織であるが細胞の形は残っている。
細胞内はベラーメン(編み目)構造のため水は容易に移行する。
細胞内に粒が見えるがこれはサンプル作成時にデンプン粒が溶け出したもの?
【外皮部分】
根被と皮層の境目に一層の外皮がある。所々にある一回り小さな細胞は水を取り込む通過細胞。
外皮から内側が本来の根であり、生きた組織である。この部分の根被はかなり茶黒いが外皮と皮層は白くてきれいだ。
これを根が腐っているという人がいるが事実無根だ。
間違っても剪除しないことだ。
【根被の拡大画像】
上の部分の根被細胞。
これくらい拡大すると黒く見えない。網目状のベラーメン構造がよく解る。茶色い塊が見えるが、これらが根圏微生物のなれの果てだ。こういうのが固まって根被を茶黒く見せている。
【熟成根の蘭菌】
上のBの部分の蘭菌の入った皮層細胞を拡大したもの。
ペロトン化した蘭菌が菌糸で結ばれている。解りにくいが上の二つの間に菌糸が連なっている。
【熟成根の蘭菌】
上の部位だが焦点を代えて撮影。
右下のペロトンから3本の菌糸が伸びているのが解る。
【中間根の皮層】
Aの部分の蘭菌が見られた皮層。
@ABの部分は大まかにBは1年前の春から夏に、Aは秋から冬、@は今年伸びたものと考えられる。期間が経つにつれて根は成熟し貯蔵養分をためていく。蘭菌はそれと同時に増加していきペロトンを蓄積する。
この画像のようにAの部分は@とAの中間で、デンプン粒も少なくペロトンもこの部分でしか見られなかった。
成熟根のデンプン粒の蓄積とペロトンの増加はこの時期とても大事な現象です。
これが不十分だと花芽が出来ず期待していた株が今年未開花で終わることになるかもしれません。花芽分化は【日長や温度に直接依存せず,日照条件に支配される炭水化物の体内含量が関与している。】
私の所は両者とも順調に増加しているようです。
Posted by woods at 2016年05月14日(土) 09時22分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年05月13日(金)
この時期の根 [寒蘭の勧め(旧)]
「福の神」昨年の芽の根。
画像中央の根を三分割して検鏡してみました。
このバルブは私の蘭舎で一番大きなものの一つだ。これ以上立派な葉も他にはないだろう。
その根なので機能的には十分機能していると思う。
一見腐っているように見えるが、それは見た目だけである。
@根の先端部
さすがにきれいだ。分岐しているが先はそれぞれ伸長中だ。
こちらは@の輪切り
切り方が悪いので先が切れているが、どこもおかしくない言い根だ。
こちらはAの部分
根被はかなり茶黒い。
Aの輪切り
色が茶黒のは根被だけ。
外皮から中心柱はいたってきれいだ。
Bの部分
Aよりもより茶黒い。
Bの輪切り
これもAと同じだ。
Bを斜めにカット
根被をピンセットで剥いだ状態。
生きた組織である外皮以下はまったく正常。
根被はそもそも根の先端部の伸長中の組織以外は死滅した組織で弾力性のあるスポンジ状をしいる。
その主な働きは外部の刺激から生きた組織である外皮、皮層、内皮、中心柱を物理的に保護することである。
スポンジ状の組織であるため貯水タンクのように思われるが、根が乾燥するとこの水も容易に消失する。また根が白く見えるのはここに水の代わりに空気が入り込むからである。
それでは何故茶黒く見えるのか?
これはなかなか証拠が見つけられない。
検鏡して解るのは根被の表面にはびっしりと泥のような物が付着していること。根被の内部には水がいっぱい入っていてそれが茶色く濁っていることだ。
想像でしかないが根圏微生物が根被の内外で活発に繁殖しそして死滅した結果、死骸が付着したり水に溶け出して色が付いているのだと思う。蘭菌は皮層から菌糸を伸ばしてこれらを栄養にしているのだろう。なぜならこんな所に限って皮層内部には蘭菌が形成するペロトンが多いからだ。
Posted by woods at 2016年05月13日(金) 06時35分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年05月12日(木)
葉切り [最近の蘭舎(旧)]
質問があったので関連ですが・・・
私はバルブを残して葉だけ切りとることは少ない。
ほとんどがバルブこと外す。
例外的にこんなのは切った。あまり増やしても仕方ない蘭。
大株なので古いところを切っても影響ないと思う。
こちらは3芽物。
バックを外したいがタイミング待ち。
ここで葉を切ったりバルブを早く外しすぎると、開花が1年は遅くなってしまいそうだ。
新芽が15センチほど伸びれば外ずそうと思っている。
ただしタイムリミットは7月の土用の丑の日。
Posted by woods at 2016年05月12日(木) 20時25分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
植え替え [寒蘭の勧め(旧)]
植え替えをしたので写真を撮ってみました。
植え替えしたのは「福の神」。大成木の4芽物。昨年の芽は63センチある。
昨年本部展でベタの部金賞となった株だ。
植え替えの理由はこの鉢に2年前の5月1日に植えいてちょうど24ヶ月経ったからだ。
4芽ものだが去年の芽が大きすぎてなかなか鉢から出てこない。
やっと出てきた。
新芽を確認すると奴芽で一つは追い子で付いていた。
今までのように一芽にすると葉が大きくなりすぎるので二芽残すことにして追い子をはさみで切り取った。
根は色は悪いが腐っているとはほとんどなく一番古いバルブの根が画像の分だけカスカスになっていた。
こちらは昨年の芽の根。
遅く出たところは白いが早く伸びたところは真っ黒になっている。
これを根が悪いという人がいるが、色が悪いだけだ。
ブログの読者はすでに解っていると思うが、私の回りにはいまだにごちゃごちゃ言う人がいる。この色は根圏微生物の活動の結果で蘭菌が繁茂しているからなのだが・・・
勿体なかったが証明のため中の1本を切り取った。検鏡してみる。
この黒い部分を白くしたいなら2ヶ月にいちどタチガレエースを潅注すれば黒くならずに済むと思う。自分も初めてタチガレエースを使用したときは(17,8年ほど前?)年に4回ほど潅注していた。
その結果は根はきれいだったものの腐敗病の大発生と黄金葉等の作落ちだった。
追い子を一芽と根を少し整理したが、4芽のまま元の鉢に植えることにした。バックを外して3芽にしても2芽付ければ秋には5芽になるが、2芽出すのとバックの葉が悪くなかったのでそのままにした。優勝を狙うなら5芽より6芽の方がベターだろう(^^;)
植え替えの時は直接底のサナに根が当たらないように2,3センチ土を入れている。
根をそのままいれると鉢からはみ出た。
前回もそうだったようだ。根は螺旋に回っていた。
こんな株を植えるときは根を螺旋状に回して入れ込んでいる。
かなり強引に植え付ける。
土を少しずついれながら回しているが土が下によく入り込むように鉢を拳でたたきながら入れ込む。
最後は
土は5目ミリの篩でふるっているがその小粒を化粧土に使っている。
水を掛ける。間を置いて2回潅水。
潅水後、すぐにキトチンキとタチガレエース、HB101液を潅注している。
今回はかなり強引に植え付けたのでたっぷりと潅注した。
だいたいこんな植え方だ。
Posted by woods at 2016年05月12日(木) 16時43分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年05月11日(水)
今夜の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
ネタが無いのでいつものように・・・
今日の蘭舎です。
5月の中旬だというのにずいぶんと涼しい夜だ。
これで芽の出は遅れそうだ。
夜なので葉色が解らないが少しはましになっただろうか?
先日液肥をやってからは
葉色の特に悪い鉢を5,6鉢第二蘭舎に持っていった。
バックが枯れそうな葉は整理した。
そんなこともあって見栄えは良くなったと思う。
「孤舟」
これは元々色の濃い蘭なのだろう。
「古都」
まだ全体に黄色ぽっい。
「福の神」
これはこんなものだろう。
「無名」
悪いのはバックの端で4年生の葉だ。切り取りたいところだがしばらくは置いとく。
Posted by woods at 2016年05月11日(水) 21時04分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2016年05月09日(月)
再利用 [寒蘭の勧め(旧)]
私はここ何年か用土の再利用をしている。
画像は
左篩の中の土は24ヶ月使用した土をケミクロンG1000倍液で消毒したものだ。篩の右側は消毒して再生した土を20ヶ月使用したもの。
その再利用の用土に植えていた蘭。
こちらは通常の配合土。24ヶ月使用したもの。
その用土に植えていた蘭。
再生土の蘭の根がやや茶黒いが葉や根の生育は全く遜色ない。
この蘭だけでなく他も同じように用土の再生土植えは全く問題ない。
ただし再生は1回使用(平均24ヶ月使用)の用土でしか試していない。
それぞれの土のECとpHを測ってみた。
結果は
pHはあまり変わらないがEC値が土が古くなるにつれて高くなっている。硝酸態窒素が蓄積されているととることも出来るが、問題となる数値でない。
硝酸態窒素以外にECを高める物が蓄積されているのかもしれない。例えば塩化ナトリウムや塩化カリウム。
これを見ていただきたい。
電気ポット型蒸留水器だ。
底に白いものがたまっている。
水道水を蒸発して最後に残った物だ。
寒蘭の土や鉢には水道水を使用する場合、水道水に混ざっているミネラル等不純物が結構残るのかもしれない。
蘭鉢の足周辺が白く汚れることがあるが、それが水道水の不純物かもしれない。
ちなみに電気ポットの底にたまった白い塊はクエン酸に溶かして掃除をしている。鉢もクエン酸できれいになるかもしれない。
Posted by woods at 2016年05月09日(月) 19時20分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
今日の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
今朝のことだが「新芽が見えてこないので早く出すにはどうしたら良いか?」と言う話になっり、「肥料をやりたいがやりすぎたらいけないので水を再々かけたらどうか?」と訊かれた。
肥料をやったら大きな芽が早く出てくると思っているのだろう。
肥料が不足したら芽は細くなるが、肥料をやったからといって早く大きな芽が出てくるわけではない。
問題は昼間の天気と夜温だ。光合成が十分出来る日照があるか、日の入り後新芽を成長さす温度があるかだ。20℃を下回るようじゃ芽は土を切ってこない。今できることは夕方には窓を閉めて蘭舎が冷え込むのを少しでも抑えることだと思う。
Posted by woods at 2016年05月09日(月) 18時09分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年05月07日(土)
秋芽・葉? [最近の蘭舎(旧)]
秋芽か葉かわかりませんが、きれいに出ていたので撮ってみました。
「御所桜」
異質の白さですね!
「幸織」
バック出しです。
「無名」
西谷の交配物でしょう。
「金紫鳥」
芸はありませんが黄金葉です。
「古今集」
古今集としては芸は良く出ている方だと思います。
「無名」
私の山採りです。地元黒潮町産。手前が新芽で後ざれの芸です。
上のアップ。
Posted by woods at 2016年05月07日(土) 18時35分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年05月05日(木)
新芽 [最近の蘭舎(旧)]
ネタがないので新芽を撮ってみました。
紅はるかの新芽。
伸びそうで伸びないので変な色になっている。第一蘭舎の蘭。
ホルモン付き苗の新芽。
これくらい大きく出てくれると先が楽しみだ。こちらも第一蘭舎。
古今集の新芽。
捌けて出ている。この芸が残れば言うことはないのだが・・・
加温棚に入れていた。
山苗の黄金葉。
早く花を見たいのでハウスの加温棚に入れていた。
良い伸び具合だ。
山苗。
こちらも加温棚。
良い色かげんだ。
Posted by woods at 2016年05月05日(木) 17時28分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
2016年05月04日(水)
液肥潅注 [最近の蘭舎(旧)]
Posted by woods at 2016年05月04日(水) 16時21分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年05月03日(火)
今日の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
今日の寒蘭です。
ここには黄金葉はないが、目の前の紫月も黄金葉状態だ。
今年は3月7日にグリーンキングを施用してからも思ったほど葉色が良くならなかった。先日はメリットMを消毒時に葉面散布したがそれも効果無しか・・・・
この二鉢はオークション出品の画像撮影のため鉢からうつしてみた。
根も悪くなく新芽も見えているが、根が充実するのはこれからだろう。心なしか根は細い。
こちらも新芽は付いているが根数が少ない。
この二鉢はせっかく土をうつすので、pHとECを調べることにした。
表土は肥料が固形のままあるのでその影響がないよう2,3センチのけてその下の土を調べている。
表面から5センチから10センチ下の土を調べるのが一般的だ。
土1に対して水2の割合で混合し良くかき混ぜた後測定する。
上の鉢がEC=0.07mS/cm
下の鉢がEC=0.06mS/cm
この数値が何かということだが、ECは電気伝導率とも言い硝酸態窒素含量と相関が高いことから土壌中の残存窒素量を推定する指標として使われている。
EC値0.07とか0.06はほとんど窒素肥料はないと言うことだ。
寒蘭の土でECが1.0や2.0とかになると大変なことだが、私の今の肥料状態はその10分の1以下なので全然問題ない。次の施肥が可能だ。
Posted by woods at 2016年05月03日(火) 17時47分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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