2016年06月19日(日)
黄化3 [最近の蘭舎(旧)]
こちらは第三蘭舎。
施肥したのは同じ日だ。全体としては肥料が効いてきたようだが・・・
この画像は山苗。
第二蘭舎の山苗はこんなのは一つもないが、ここには葉が特に黄色くなったのが目立つ。
何が違うのだろうかと考えてしまう。
特に明るいわけではない。ハウスなので高温になりやすい。窓の解放での乾燥もあるだろう。
ただ全体が同じようになっていれば対策も取りやすいが10株に1株くらいの割合での黄化だ。何をすれば良いのだろう。
最近、光障害とか光阻害とかをよく目にするようになった。
以前は単に葉焼けとして済ましていたものだと思うが、そのメカニズムが明確になってきたので、広義の葉焼けではなく光そのものの過剰害を説明するものだ。
ネットで検索すれば出てくるが、いざ対策としてはどうするかは目新しいところはない。今やっている管理をしっかりとやっていくしかないようだ。
過剰な光が光合成装置を破壊するというものだ。本来植物は回避機能を持っているが何らかの原因で出来なくなったとき光合成装置=葉緑体が破壊される(黄化する)。
フル回転していたエンジンが冷却されずにオーバーヒートするようなものだ。対策としては光そのものを減らすか光合成でオーバーヒートしないように葉を冷やすしかない。
Posted by woods at 2016年06月19日(日) 18時35分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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