2019年05月04日(土)
濃紅花28283 [最近の蘭舎(旧)]
今日は平成28年初花だったこの鉢を植え替えた。
無点系の濃紅花で将来性があると思い残していた。
29年は花が付かず昨年は早くに切っていた。
今年2回目の開花を期待している。
後ろ2芽は葉が悪くて葉元から切除しいるが根は傷んだところは無かった。3芽に大きな新芽が2芽出かかっている。
葉の無いバックの2芽は外した。
花を優先するなら新芽は1芽にすると良いのだが、後ろが3芽と寂しいので新芽はこのまま2芽付けることにし、元の土で元の鉢に植え戻した。
バックを外してもあまり代わり映えしないが、新芽が伸びて5芽になればバランスの取れた株になると思う。
Posted by woods at 2019年05月04日(土) 20時12分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年05月03日(金)
今日は中5日潅水 [飽差を考える]
令和になって3日、変わったことは特に無いです。
天気の良かった昨日と今日は自分はリハビリのためゴルフをしていました。
昨日今日とは第一蘭舎は南の窓を開放していた。
今までは温度が低いとき(夜間など)はこまめに閉めていたが、ボックス栽培は乾いた風が吹き込むことで蘭棚が酷く乾燥することが無いので開けたままに出来る。
気がつけば前回の水やりから6日。この後水やりをした。
南のビニールも開けていた昨年までより土が乾く間隔が長くなっている。
棚の外
棚内
蘭棚は湿度は常に高めになる。
潅水後
この温湿度計では、湿度の表示限度を超えている。
この温度計でも・・・
今日も気温が高い日だったが、蘭舎は窓を大きく開けていたのでそんなに温度は上がっていなかった25℃くらいだった(家裏の温度計より1℃ほど低かった)。ボックス内は1℃ほど高かったが、湿度も高かかった。
昼間留守をして見ていないが、飽差がちょうど良い具合の時間帯はかなり多かったと思う。
Posted by woods at 2019年05月03日(金) 20時58分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年04月30日(火)
平成最後の日 [最近の蘭舎(旧)]
今日はあいにくの天気で午後には雨が降ってきました。
平成最後の日でしたが特に変わったこともなく、蘭舎でのんびり過ごしていました。
バック出し苗の在庫管理を主にしていた。
すべての苗の素性や履歴が判るようにパソコン管理しているので、鉢のラベルとパソコンのリストを照らし合わせている。
天気が悪いのではっきりしないが、棚内は外気温+2℃までに押さえられている。
拡張型ボックス栽培と言ったら良いいか判らないがこのスタイルで夏を越したい。
長い間ご心配かけましたが、体調もほぼ元に戻りました。
無理は出来ませんが以前のように蘭づくりを頑張っていきたいと思います。
お待たせしましたが、オークションを再開し出品しましたのでよろしくお願いします。WoodyAuctionへ5展出品しています。
Posted by woods at 2019年04月30日(火) 16時37分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年04月26日(金)
今日の蘭舎 [飽差を考える]
画像は今朝の蘭舎
今日の天気予報では、高知県西部は24℃まで気温が上がる予報が出ていた。
昨日は雨模様で晴れることは無かったが、遮光をきつくした。
第一蘭舎は75%遮光の遮熱ネット一枚から棚上に25〜30%遮光のクールホワイトを張った。第三蘭舎は75〜80%遮光のクールホワイト一枚から+25〜30%遮光のクールホワイトととした。
今年は早めに作業している。
このブログを始めた頃は採光優先に管理していたが、
ここ何年かは遮熱や散水による高温対策に重点を置いていた。
採光から見るとまだ15千ルックスを超えていないので、遮光を強くするには時期的に早い。
早めに二重にしたので蘭舎内はかなり暗い。
今年は飽差を考えながら管理しようと思う。
まだどんなことをしていくか決まっているわけで無いが、この3枚の画像のように棚の南面(時期的に東西も)はビニールで囲って風通しによる乾燥を防止しようと思う。その反面蘭舎の窓は開放し蘭舎自体は外気温に近くしたいと思う。(昨年までは窓の開放は出来るだけ少なくして乾燥を防いだ)
Posted by woods at 2019年04月26日(金) 08時49分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2019年04月21日(日)
黒花29325 [最近の蘭舎(旧)]
今日は中4日で水をやった。
「無名の濃紅花」
昨年は花を開花前に切って休ませた株。
充実した良い株になったが、株全体が新芽と反対方向に傾いていた。
こんな株は三分の一ほど土を除けてから傾きを補正している。
傾きの補正後
それと水をかけているとき、上から見ると葉元がやけに開いているのが気になった。
葉も途中で折れていたところもあったので、
たぶん横に展開したとき潅水した水の重みで折れ曲がったのだろう。
アルミ線で開いた葉元を矯正することにした。
しばらくこのままにしてアルミ線を外すと少しはましになると思う。
画像は一昨年の花
昨年は展示会に出せなくて残念だったが、一昨年は3度目の開花でバランスの取れた良い花になっていた。今年は株も出来たので一回り大きな花にして咲かせてみたいと思っている。
舌は巻いてしまうが、咲き始めは大きな舌を魅せる。
色は黒花と言って良いくらい濃い。
残念だがあまり大きくない。
Posted by woods at 2019年04月21日(日) 22時05分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2019年04月20日(土)
エビネ [最近の蘭舎(旧)]
今年もエビネは花を付けていた。
蕾が付いたのは3百ほどあったと思うが、残り少なくなった。
第三蘭舎の残りのエビネ。
庭の木陰に置いたエビネ。
欲しい人が来て200鉢ほど取っていったが、気に入った花は残した。
残った苗も花は見てみようと思っている。
交配エビネを入れた理由の一つに、交配で花型の出現がどうなるのか見てみたかったのがある。寒蘭につながると思い興味があった。
(エビネでは60型くらい変異があるのではと聴いていた。)
かつては第三蘭舎を占有するかと思うほどたくさんあったが、今は蘭棚の下に押しやられている。
花時期が終わり、空いたスペースに植え替えして増えた鉢を置いていた。
寒蘭の管理の合間に作業をしていたが、結構大変だった。
庭の木陰にも、少し残る。
(第二蘭舎と山の畑に置いていたものをここに持ってきた。)
第二蘭舎は現在ほぼ空状態。
この蘭舎は仕入れ専用舎にしようかと思っている。
かつての第三蘭舎。
左の列はすべてエビネだった。
Posted by woods at 2019年04月20日(土) 05時53分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2019年04月19日(金)
今日の農薬 [最近の蘭舎(旧)]
気がついたら前回から3週間たっていた。
そろそろと思い今日は農薬散布した。
散布後の第一蘭舎
炭そ病メインにアミスターとホコリダニやスリップス(アザミウマ)対策のコテツ、ついでに葉が黄化気味なのでメリットのMをそれぞれ2,000倍で散布した。
炭そ病は昨年の新芽の袴の枯れ上がりの原因になるのでこの時期には防除しておきたい。袴が炭そ病でやられると新芽が炭そ病にかかりやすくなる。
ダニとスリップスは未確認だが新芽の先が縮れてくるなどの予防だ。
葉の黄化は高温時乾燥による光障害が大きいが、微量要素欠乏がそれを助長するので気休めかもしれないが加用した。
これが一番怖いが、昨夜も一匹マダニを連れてきていた。
一緒に消毒した。
Posted by woods at 2019年04月19日(金) 09時27分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2019年04月18日(木)
植え替え [最近の蘭舎(旧)]
こちらは第三蘭舎。
昼間は第一蘭舎より2〜3℃高い。そのためか黄化している蘭が目に付いてきた。
古いバックが黄色くなるのは仕方ないと思うが大事なところの葉まで黄色くなってしまうと心配になってくる。
こちらは上の画像の左の鉢だが、案の定根が傷んでいた。よく見ると黄化した葉のバルブの根だ。
悪い根と黄化した葉を切除した。
こちらは右の鉢。
枯れた葉が一枚あったが、根は健全だった。
幾鉢か植え替えたが根が腐っていたのは一鉢だけだった。
ただ上の画像のように根の色は良くない。
原因をいろいろ考えてみるが、葉の黄化は根の機能が悪くなっているからではないだろうか。その大きな原因は肥料だと思う。直近の置き肥、その前の液肥、これらの株には肥料成分が行き過ぎていたと思う。
正常にあるいはそれ以上に旺盛に発育している蘭には適度な肥料濃度であっても、何らかの原因で発育が停滞しているようなときは過剰になっている。
他にも原因はあったかもしれないが肥料だと結論づけてすべて新しい土で植え替えた。
もちろんこの時点での施肥はしない。6月の施肥まで肥料はやらない。
こちらは二鉢目の拡大画像だが、袴の枯れ込みやや病気っぽい。
昨年の新芽のバルブが張ってくるとそれを覆っていた袴は立てに割けてくる。そのときに病気が移りやすい。
仮に炭そ病だとしても袴だけの枯れ込みだと思うが。
明日は消毒しようと思う。
Posted by woods at 2019年04月18日(木) 17時41分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年04月17日(水)
「黄輝」 [最近の蘭舎(旧)]
「黄輝」
この鉢は葉が暴れてしまって見た目が悪くなっていた。
葉長を計ると35センチ未満だったので小品鉢にしようと試みた。
バックを一芽外し、5.5号鉢から一回り小さな5号鉢に植え替えた。
それだけでは足らず
いつもやっていることだが・・・
左右に傾いていた葉元をアルミ線で縛って矯正。
この方がバランス良く見た目が良い。
今年はこれに花を上げたい。
最近の花。
大きな鉢で木も太り放題に作ると花も締まりが無いような気がする。
左は何年か前の本部展。
このときの作りでは小品鉢に収まり小品の部で金賞となった。
Posted by woods at 2019年04月17日(水) 22時29分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2019年04月16日(火)
「緑粋」 [最近の蘭舎(旧)]
「緑粋」
私の棚に入って14年。まだ一度も展示会に出したことが無い。
6年前の古木を外した。
5芽になったが昨年の奴芽も立派に育っている。
今年の花芽も心配なさそうだ。
見た目変わらないが、後ろの痛んだ葉が無くなってきれいになった。
高知ではあまり緑粋を見ることは無いが、かつて立派な花を見た。
本部展で金賞に入っていた。
人が咲かせられるなら自分も咲かせてみたい、挑戦したいと思う。
何で上手くいかないかをいろいろ考えるのが蘭作りのおもしろさだ。
14年経っても到達しない。
平成22年棚で開花した私の緑粋。
この株はこの年初めて咲かせている。
平成29年の花。
花茎は良く伸びたが輪数が少なかった。
昨年も花は着いたがつぼみの段階で切ってしまった。
今年は期待している。
Posted by woods at 2019年04月16日(火) 16時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年04月14日(日)
「北天の光」 [最近の蘭舎(旧)]
今日の第一蘭舎
今日できたバック木。
今日は一日雨なのでずっと植え替えをしていた。
ただし定期的な植え替えでなく、草姿を整えるのを目的にやっていた。
(今日は最後の治療を受けて10日になり、頭もすっきりしてきたので作業が捗った。)
ブログが少し寂しくなっていますのでしばらくブログネタとして自分がいつもやっている作業を詳しく書いてみることにします。
第一回目は「北天の光」です。
しているのは展示会に向けての作業。
この北天の光は芽数が多くなりバックが黄化し見苦しくなっていた。
とりあえずバックを一芽外すことにした。
根は茶黒いが痛んだところは無く大丈夫だった。
昨年のバルブも張ってきて新芽も見えていた。
この段階で一芽にしようかとも思ったが、遅い芽なので花芽分化には影響が無いと判断してとりあえず2芽出すことにした。
(蘭の花芽は4月から5月のバルブの充実度により決まる。この時期これぐらいであれば十分分化しそうだ。この新芽は遅いので2芽出したとしても花芽分化の養分を競合しそうにない。)
外した1芽は植えていた土でプラ鉢へ、本体は土を新しくして元の鉢に植えた。
この中国鉢は他の陶器鉢より水持ちが良い(鉢底の穴が小さい)。払い越しは水を切らさないように多くやると生育が良い。この鉢が合っていると思う。
見栄えの良い新しい鉢に植えようかとも思ったが、根の状態が良かったので元の鉢を使った。
とにかく良い花を咲かせたいと思っているが、なかなか上手くいかない。画像は昨年の花だが、世話が出来なかったのでこんな花になってしまった。
ちなみに「北天の光」は「京の夢」の宮崎氏の命名品(日寒)。氏の山採りと思う。今では平凡な払い越しだが、命名当時は珍しい花だったようだ。
遅咲きのこの花を本部展のひな壇に上げてみたい。来年の土佐愛蘭会90周年記念大会は払い越しの部が出来ると思うのでそれに出してみたい。
Posted by woods at 2019年04月14日(日) 16時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年04月10日(水)
今日は [最近の蘭舎(旧)]
午後から晴れるかと思ったが、すっきりしない天気だった。
(夕方になってやっと晴れた)
体調も良くなったのでもう少し頑張れたらと思うが、今日の天気のように私の身体はすっきりしない。
この囲い状態で行けるとこまで行きたいと思っているが、先日日曜日は早くも30℃を超えてしまった。
心配したがその日は外気温が27℃まで上がっていたので仕方ないかと思う。
今日は12時45分時点で15.7℃でずいぶんと涼しい。
Posted by woods at 2019年04月10日(水) 19時24分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年04月01日(月)
今日から4月 [最近の蘭舎(旧)]
今日から四月、何とかここまで漕ぎ着きました。
今週最後の治療です。
連休明けにはいろんなものを再開したいと思います。
時間は6時45分。
新元号は発表前です。新しくなるのは良いですね。
私も5月からは再出発です。
大島桜。ソメイヨシノと見分けが付かないが、畑に2本植えていたのが初開花した。枝物に利用できないかと思い3年ほど前に植えていた。
今朝は中4日だが潅水した。
遅かった置き肥の分解も進み今日水やりすれば効きそうだった。
ビニールは昼間は北側だけ開放。
Posted by woods at 2019年04月01日(月) 16時49分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年03月28日(木)
今日の消毒 [最近の蘭舎(旧)]
Posted by woods at 2019年03月28日(木) 15時57分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
今日の第三蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
Posted by woods at 2019年03月28日(木) 15時53分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年03月27日(水)
今日の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
置肥をやって2週間、遮熱ネットに変更して1週間、葉色が大分良くなってきた。
日差しは強くなってきたが順調に回復しているようだ。
そろそろ消毒をと思い、前回在庫切れで出来なかったダニ剤を買ってきた。
今朝は散布しようかと思ったが潅水を優先した。明日以降の散布になる。
この時期ダニ剤を散布しておきたかったのはここ何年か黄金葉の新芽がダニに食害されているように思うからだ。
なかなか小さな虫なので肉眼で確認できないが、たぶんダニだろうと思えるので、とりあえず散布だ。
Posted by woods at 2019年03月27日(水) 23時15分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年03月24日(日)
土作り [最近の蘭舎(旧)]
今日は第三蘭舎用の配合土を作った。
配合前にダケ土作りだが、私の寒蘭栽培の中で一番しんどい作業だ。
いつものようにミカンコンテナ約2杯分で、大粒0.8、中粒0.9、小粒0.3作成。
篩い作業。
粉砕した状態。
半分は泥だ。ダケ土だけのきれいなものではない。
ダケ土の採取場所は秘密だが、きれいなところでは無い。
木の葉や枯れ枝の腐葉土が混ざっている。
掘っていると時々ミミズも出てくる。
山が崩れて何年も経ったところ。
直接崖を崩すわけにはいかないので一番下の通行に邪魔な箇所から貰っている。
ここから取れる土はミミズなどの小動物や有機物(スダ椎の元で椎の枯れ葉が多い。もちろん寒蘭の自生地である。)の混ざった土で、蘭菌などの山の微生物も多く住み着いていると思う。
Posted by woods at 2019年03月24日(日) 16時23分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 3 )
2019年03月21日(木)
炭そ病? [最近の蘭舎(旧)]
右の画像の葉は下の画像の株からちぎったものです。
調べていないのではっきり言い切れませんが、症状的には炭そ病です。
今朝気がついたが典型的な炭そ病の出方で一気に症状がでてた。近いうちに農薬散布しないとと思った。ただし今日第一蘭舎でこんなに症状の出ていた株はこの株くらいだった。
この株の4,5年生バックバルブの葉先。昨年と一昨年、その前は出ていない。
炭そ病の系統はいくつかあって株を枯らしてしまうくらい強毒のもは幼木を立ち枯れで枯らしている。こちらは弱毒のものだと考えられる。葉先が弱った株に見られる。
画像は上の株の根。色が所々茶黒くなっているが腐ったり痛んだところは無い。ただ何となく生気が無い。
こういう根を顕微鏡で見てみても炭そ病菌は見つからない。たとえ炭そ病にかかっていても表面には出てきにくのだろう。
20年くらい前になるが、炭そ病で蘭を枯らすブームがあった。
それまで効いていた農薬が効かない炭そ病が蘭作りの間に広まり蔓延したからだ。
今では懐かしいが、そのとき自分は寒蘭作りが終わってしまうのではないかと思うくらいの衝撃だった。それから徹底して防除してきたので今ではその手の炭そ病はほとんど見られなくなっている。
こちらは平成25年7月に山引きした蘭。
鉢いっぱいになっていたので植え替えたが、
なんとホルモンもしっかり生きていた。
根の一本も痛んだところが無く色も白い。
バック2芽を外した。右端が平成25年の7月に山引きしたホルモン苗だ。左端が7芽あるので、6年で8芽増えたことになる。昨年花も咲いた。
上の炭そ病の株と下の株の違いは、上はあまり防除を積極的にやっていなかった方から入れた苗で炭そ病の脅威に常にさらされていたような苗であること。下は自分の山採りで炭そ病にかかる恐れのなかった環境で育った苗であることだ。
自分は炭そ病に効果のある農薬を適宜に散布し防除してきた自負があるが、上の方はたまの防除も炭そ病に効かない農薬ばかり散布していたようだ。
今回紹介した症状は過去に感染したものが何年も経過して古い葉に出ているものだ。感染源になるので可能ならバックは早めに外し、枯れた葉先は剪除することを勧める。
Posted by woods at 2019年03月21日(木) 10時27分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
2019年03月20日(水)
ボックス栽培へ [最近の蘭舎(旧)]
今日は第一蘭舎棚の模様替えをした。こちらの蘭棚も第三蘭舎でやっているボックスのように管理できるようにと・・・
第三蘭舎のボックス管理栽培が思わぬ効果があるからだ。
(側面のビニールを南〜西面はできる限り未開放)
いつまでできるか判らないが、この形で続けていこうと思う。
(換気は北面一面の開放)
北に付けていた換気扇も南側に移した。
なぜこうするかは「飽差」をできる限り許容範囲に留めたいからだ。
画像は「飽差表」と「乾湿度計」
寒蘭の適正な飽差値は不明だが、管理の目標として3〜7とした。
飽差計を買おうかと思ったが、温度と湿度からの計算結果を表示しているだけのようだったのでこちらで良いかと乾湿度計にした。
Posted by woods at 2019年03月20日(水) 22時45分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年03月19日(火)
遮熱ネット [最近の蘭舎(旧)]
少し早いが今日第一蘭舎は遮光を遮熱ネットへ変更した。
70%白色遮光ネットから75%遮熱ネットへ張り替えた。
早めに変更したのはいくつか理由がある。
自分なりの蘭作りの理屈からだ。
表記の遮光率はわずか5%の差だが、実際はかなり違うだろう。張り替えると一気に暗くなる。
それと大きな違いは温度抑制効果だ。遮熱ネットにすると昼間の高温が2〜3℃低くなる。
毎年この時期に張り替えているが少しずつ早くなっている。昨年は21日、何年か前は28日だった。それは屋根材の劣化と汚れで透光率が悪くなって来ているからでもある。
しかし今年は肥料の効いてきたこの時期に少し暗くして寒蘭葉の光合成装置の再生を促したいと考えたからだ。
置き肥を3月上中旬にやっているのは、最終的な目的として花付きをよくしたいからだが、花芽分化期を最高の状態で迎えるように、まだ余裕のあるこの時期に葉をしっかり作っておきたいためだ。
Posted by woods at 2019年03月19日(火) 13時22分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
【 過去の記事へ 】