2020年09月18日(金)
中3日潅水 [最近の蘭舎(旧)]
こんな日は水をやりたくないが今朝は中3日で潅水した。
置き肥して2日だが、湿気を持っているため早く分解しているようだ。気合いが入った表土は水持ちが良いのか早くもカビが生えてきた。
比較的新しい表土は乾燥気味かカビの生えは遅い。
ただ分解は進んでいる。摘まもうとしても粉々になっている。
自分がやっているグリーンキングについては肥料成分構成がどうなのかと考察したことがあった。保証成分量は窒素全量6.0%、全量加里2.0%、リン酸全量5.0%で他に水溶性苦土0.03%、水溶性マンガン0.030%、水溶性ホウ素0.001%とある。そして加里だけは1.9%が水溶性であることが判る。窒素やリン酸は細かく判らないが生産業者保証票の原料の種類で、その原料から肥料成分がどんな形で保証成分量に達しているのか推察ができる。この肥料の原料の種類には配合肥料(おそらく化成肥料であろう)と硫酸加里が含まれている。これらにより主原料が家きんに由来する蒸製毛粉なので肥効が遅いため、「早くからの肥効を得るのに速効性の窒素肥料を加えているのではないか」とか、「不足する加里を補っているのではないか」とか考えられるのだ。
「最近の生産者保証票には原料の種類が記載されなくなったが、変わってはいないと思う」
何を言いたいかというと、画像は潅水後だがグリーンキングがこれくらいふやけていれば水をかけると水溶性の肥料成分は流れて出ていると言うことだ(50%前後の水分含有率で硝酸化成は旺盛になる)。
油かすなどの乾燥有機質肥料の場合は置き肥した直後はアンモニアや硝酸はほとんど出来ておらず無機化が始まるまで何日もかかってしまう(土に埋めると早く分解されるが、表面に置くだけではなかなか分解は進まない)。その点グリーンキングは速効性の肥料とも言える。
窒素で水溶性と言えば硝酸態窒素になるが、アンモニアも一度は水に溶け出す。発酵肥料の場合発酵過程でアンモニアと硝酸がかなり生成されていてかなりな割合で含有される。
一旦水に溶け出た窒素分は多くが鉢底から流亡するが、土壌の三相分布である液相に留まった硝酸は根に吸収される。アンモニアについても一部は直接根に吸収されるが多くが一旦固相に移行する。その後硝酸化成で硝酸となる。
アンモニアが多く土に吸着されるほど肥効が高く長くなる。この肥効を左右する土壌の力があり陽イオン交換容量=CECと言う。
鉢土に施した硝酸態窒素は潅水と共に多くが流れ出してしまうが、アンモニア態窒素は土に吸着され徐々に硝酸化成で硝酸になって行く。その能力の高い土ほど肥効が続き植物を良く育てる。
陽イオン交換容量(CEC)はアンモニアだけでなく加里、石灰、苦土等の陽イオンは土壌に吸着保持されるが、この最大量を言う。この値が高いほど良いとされる。
「寒蘭で使用される用土の成分量」
Posted by woods at 2020年09月18日(金) 11時59分 パーマリンク
2020年09月17日(木)
用土作り [最近の蘭舎(旧)]
施肥が終わったら次は用土作りだ。
涼しくなってこれから作業できると思っていると、あいにくの雨。
作業は遅れがちだった。
配合は前回と同じ。
1年前からスパーさつまを使っている。
配合は今日だったが、ダケ土作りは昨日からしていた。
いつもの西土佐産山土。
山岸が崩れているところから拾ってきた。林道沿いに軽トラを走らせると結構集まる。
今回の土はまだきれいな方だ。落ち葉などが少ない。
有機物が入っていると寒蘭に病気が出ないかと心配してくれる人が居るが、自分は気にしていない。
逆に有用な根圏微生物の供給が出来ると思っている。自分の寒蘭が生育が良いのはこの山の根圏微生物を活用できていることが大きいのかもしれない。
Posted by woods at 2020年09月17日(木) 09時53分 パーマリンク
2020年09月15日(火)
今日は [最近の蘭舎(旧)]
忘れていた肥料をやった。
忘れていたというのは言い過ぎだがもう少し先かなと思いながら今日になった。
肥料はいつものをいつものように・・・ 昨年からは4,5日遅くなったが。
施肥の適期は時期的にどうなのだろうか?
寒蘭の減数分裂期はどの時点だろうか、もしそれが判るなら減数分裂期が終わってから施肥をやるのが良いのではないだろうか。その時期が花の肥料としては適期だろう。
この時期肥料が効いていると大きな花芽が出るが、花数も多くなる。寒蘭の花は輪数が少ないことが好まれる。そして花茎がよく伸びて花間が空くことが賞美される。
施肥前
施肥後
この時期、置き肥をしていて「なぜか」とよく訊かれたが、展示会で上位入賞するような良い花を咲かせたいからだ。
Posted by woods at 2020年09月15日(火) 17時00分 パーマリンク
2020年09月14日(月)
今朝の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
今日は良い天気になりそうだ!
時間は5時26分
日の出が大分遅くなった。
遮光資材を替える時期になったが、今週は暑くなりそうなのでしばらくはこのままで置く方が良いかもしれない。昨年は21日に交換している。
今朝は冷え込んだ。
前回の台風後やっと昼間も蘭舎に居られるようになった。
ぼちぼち花会に向けた花の手入れをしている。今何をしているかと言うと・・・
画像の蘭は「土佐黄金」だが、一鉢一鉢花芽を確認しながら見直している。この作業に4,5日かかりそうだ。
少し模様替えもした。
蘭棚の一ますに36鉢詰め込んでいるが、余裕が出来るように抜き取って奥の棚その他に移動している。
午前中の光線、特に紫外線を入れようと東南の窓は開放している。
直射を当てないまでも乱反射する紫外線はかなり奥まで到達するようだ。
今朝は中4日で潅水した。
Posted by woods at 2020年09月14日(月) 07時51分 パーマリンク
2020年09月13日(日)
メールのエラーについて [お知らせ(旧)]
AUの携帯へこちらからメールするとはじかれているようです。
下記のエラーが出ています。
AUの携帯を使用している方はパソコンからのメールを拒否しないように設定してください。
: host lsean.ezweb.ne.jp[27.85.176.228] said: 550 :
User unknown (in reply to end of DATA command)
受信側である携帯の「迷惑メール設定」によるエラーです。
パソコンからのメールを拒否する設定にしていると、送信者へ「Unknown user」と
リターンメールが戻ってきます。
解決するには、受信側の携帯の設定を変更して頂く必要が御座います。
Posted by woods at 2020年09月13日(日) 22時27分 パーマリンク
2020年09月08日(火)
今朝は消毒 [最近の蘭舎(旧)]
昨日は夜中に大風で何度も目が覚めたが、蘭舎に被害は無かった。
今朝は台風一過の晴天だった。
今朝は中2日で水をかけようかと思ったが、農薬散布をすることにした。
この蘭舎は隙間だらけで、見た目には被害は無かったが台風の風に葉は結構もまれている。潅水で病気が出るといけないので消毒した。
こんな時のメインはバリダマイシン1,000倍。細菌病と一部の糸状菌に効果がある。それと台風は関係ないがハモグリバエ対策のアディオン乳剤2,000倍。先週あたりから虫がうるさく鳴き出した。ハモグリバエの防除適期だ。アミスターフロアブル2,000倍は炭そ病主体だがこの時期必須だろう。メリット黄2,000倍は気休めだが、肥料不足にならないよう置肥前の繋ぎだ。
昨日は朝方には雨も上がり風も夕方までは収まった。蘭舎は30℃にならなかった。そんなこともあって久しぶりに蘭舎に長く居れた。蘭をよく見ると葉先枯れや黄化葉が気になって思い切った散髪をした。
拡大
炭そ病も少しはあるかな!
Posted by woods at 2020年09月08日(火) 17時15分 パーマリンク
2020年09月05日(土)
今朝の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
雲行きが怪しいが、今日はまだ荒れた天気にはならないようだ。
本格的な雨にならないうちに水をやることにした。
ここしばらく中2日で潅水している。
こちらは第三蘭舎
日中は35℃以上になるので、朝晩しか中に居られない。
前回の消毒後は水やりに入ったくらいだ。
そんなこともあって、古い蘭を置いている棚に黄化した葉が目立ってきた。
枯れ込んできた葉もある。
第一蘭舎のように早めに整理してあげれば良いのだが、暑いので腰が上がらない。
よく見ると黄化しているのは古い葉の中でより古い葉だ。新芽や新しい葉の方には見られない。
隣の幼木の棚には黄化した葉はほとんど見られない。
5年も6年も経った古い葉は黄化して枯れるのは仕方ないのかもしれない。4年生くらいまでの蘭はこの暑さでも生き生きと育っている。
Posted by woods at 2020年09月05日(土) 07時30分 パーマリンク
2020年08月28日(金)
今日の消毒 [最近の蘭舎(旧)]
ふるふると言ってこちらではほとんど降らなかったが、防除のタイミングとしては今日が良いだろうと思い今朝は薬剤散布を行った。
昨夜から虫の音がやかましくなったので、一度しておきたかった。
今日の薬剤
メインは虫対策のロディー乳剤=2,000倍。
炭そ病はもう少し涼しくなったら増えるかなと思い予防的なセイビアフロアブル=1,000倍。バリダシン=1,000倍とメリットM=2,000倍はついでに混用。
散布後
Posted by woods at 2020年08月28日(金) 13時20分 パーマリンク
2020年08月26日(水)
降りそうで降らない [最近の蘭舎(旧)]
まとまった雨を期待していたが、今朝も降りそうで降らない。
曇りがちな日は続くだろうと、今朝は蘭舎明るくすることにした。
遮熱ネットの下に張っていたクールホワイト25−30%を全部除けることにした。
画像は7月29日のブログにアップしていた隔離していた株。
処分するため引き抜いていたが、何の病気か確認したかったのでビニールに入れてしばらく放置していた。
枯れた葉先にカビがびっしり生えていた。バルブは引き抜いた時から大きな変化はみられず、落葉と葉先の枯れ込みが進んでいた。
明らかに腐敗病ではない。強毒の炭そ病でも無く、普通の炭そ病と思われた。
根腐れの原因はわからないが、根腐れから樹勢が弱り、普通なら酷くならない炭そ病に冒された感じだ。
この手のズボ抜け症状を見せる枯れ込みは、当然特効薬もなく、確実な対策も見当たらない。
毎年夏場に見られる症状で対策としては炭そ病の菌密度を下げるよう一般的な耕種的防除と丁寧な薬剤の予防散布しかないと思う。それで発生頻度を落としていくことが肝心だ。
Posted by woods at 2020年08月26日(水) 08時38分 パーマリンク
2020年08月24日(月)
今朝の潅水 [最近の蘭舎(旧)]
天気予報が外れて今日も雨は降りそうに無い。
8月10日以来雨が降っていない。
今月8回目の潅水をした。
雨が降った後は中4日になったが、そのほかは中2日で潅水している。
生育は概ね順調なのだが、所々に暑さのせいでダメになったと思われる黄化と枯れ込みが見られた。
まだまだ猛暑は続くが
少しずつ明るくしていこうと思う。
Posted by woods at 2020年08月24日(月) 07時30分 パーマリンク
2020年08月18日(火)
今日も中2日潅水 [最近の蘭舎(旧)]
今日も35℃越えの猛暑日になりそうだ。
いつまで続くか判らないが出来ることはしないといけない。
画像の撮影時間6時48分
今朝も中2日で潅水した。
潅水間隔はどうかといろいろ考えたが、中1日よりは中2日が良いだろうと言うことになった。もちろん中3日でもあまり変わらないだろう。
感覚的なものであまり根拠は無いが、今回と次回(金曜日)はこれで行こうと思う。
撮影時間は9時29分
今日も9時過ぎには30℃を超えていた。
話は変わるが、今までちらほら画像に写っていたものは、メガホームの蒸留水器(本来は土壌検査用の水を作るために置いている)。
これで毎日飲料水を作っている。4リッターの蒸留水が3時間ほどで出来る。
これは私が飲んでいる焼酎では無い。
容器をリサイクルして蒸留水をストックしている。
(私はこちこちのウイスキー派だ)
ここから撮影時間9時39分〜
蘭棚内の温度29℃、湿度88%。飽差的に光合成は十分行っている。
表面温度計で測ってみた。
散水している床面=24.9℃。
鉢表面濡れた土=26.9℃。
寒蘭の葉1=27.8℃。
寒蘭の葉2=27.1℃。
葉が濡れているのもあるが気温よりはかなり低い。
(光合成をしない時間帯は葉温は気温に近くなる)
「竹内の桃無点」
ここ何年かで急成長したが、特に去年と今年の芽は大きい。
この蘭は平成4年に我が家に来た蘭だが、やっと今年花芽を付けた。
「渚似の桃無点」
黄金葉としては良い株になった。
こちらも花芽が付いた。
暑さに弱い黄金葉が順調に育っている。このまま何事も無く秋を迎えて欲しい。
Posted by woods at 2020年08月18日(火) 10時45分 パーマリンク
2020年08月17日(月)
今日の第一蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
今日も暑い!!
快晴
時間は13時13分
照度を測ってみた。1万1千ルックス。
夏至からそろそろ2ヶ月なので太陽はだいぶ南に傾いている。
いつもの年なら、以前ならと言った方が良いが、蘭舎の遮光を明るくする時期だ。
外の温度計は37℃、湿度50%。
蘭舎の中は
壁際で温度37℃、湿度51%。
作業台の上で温度38℃湿度41%。
遮光資材は夏至前から替えていない。4月19日に遮熱ネットの下にクールホワイト25−30%を重ねてそのままだ。
蘭棚内は
今日も床面散水。
散水時間は9時から16時まで
棚上の温度は35℃、湿度65%。
こちらがは温度34℃、湿度71%。
地面に近づくほど温度は下がるので蘭の体感温度はかなり低いと思う。
照度は、7.8千ルックス。
そろそろ明るくしないと行けないと思うが、これだけ暑いと明るくしない方が良い。
クールホワイト25−30%を除けて遮熱ネットだけにすると温度がすぐに1,2℃上がってしまう。今は遮熱優先は仕方が無い。
Posted by woods at 2020年08月17日(月) 13時31分 パーマリンク
2020年08月15日(土)
中2日潅水 [最近の蘭舎(旧)]
今朝は早起きして水をやった。
時間は4時55分だが日の出が遅くなったのか月と金星がきれいに見えた。
これから出かけるので早朝潅水となったが、この時期は温度が低い時の方が良いのかもしれない。
昨日中村が国内最高温度の39.8℃だった。我が家もいつもの家裏で39℃以上あった。蘭舎内も第一蘭舎は38℃、このボックス内は37℃だった。
こちらは第三蘭舎
平棚で40℃まで上がっていた。この一角は41℃になっていた。
そんなになって大丈夫かと思うが、今のところ特に変化は無い。
第三蘭舎は風があると第一蘭舎より温度が低いが、風が無い時は上がってしまう。
蘭は水があれば温度が上がっても元気だ。
ボチボチ黄色くなって枯れるものも出てくるが、それは根が傷んでいることが多い。根から水分を吸収できなくなって葉が枯れている。
今日も暑くなりそうだ!
Posted by woods at 2020年08月15日(土) 06時48分 パーマリンク
2020年08月10日(月)
消毒 [最近の蘭舎(旧)]
今日も天気予報は外れそうだ。
前回何時だったかと見ると7月15日。本当ならこれまでに一度しておきたかった農薬散布を急遽することにした。
今日の農薬
炭そ病対策にジマンダイセンフロアブル1,000倍、まだ花芽は心配ないが虫全般にコテツフロアブル2,000倍、スボ抜け対策にバリダシン液剤1.000倍、ついでに葉焼け予防にメリットM2,000。
散布後
ジマンダイセンはフロアブルになっても葉の汚れがあるのであまり使いたくないが、今なら良いかと使用した。
コテツはカイガラムシ対策にも効果があると思う。幼虫には効いているようだ。
Posted by woods at 2020年08月10日(月) 08時48分 パーマリンク
2020年08月08日(土)
ズボと花芽 [最近の蘭舎(旧)]
こちらは第三蘭舎だが、この一角が一番暑い。
今日の最高温度は37℃だった。先日から換気扇を回しているが、温度を下げる効果は無いようだ。
潅水しているとよくスボを見つけてしまう。普段は気が付かないが、一鉢づつ潅水している時はよく判る。昨日の水やりで1鉢見つけていた。写真を撮るためにどれだったかと探したが、潅水していない時に見つけるのは容易でない。
葉はまだ綺麗だったのと黄金葉だったので黄色くなっても判らなかった。葉元だけ腐っているのであればハサミでカットしておけば良いと思うが、これは袴だけで無くバルブまで完全に腐っていた。
こうなると快復は難しいので処分することにしたが、原因がどこにあるかと鉢からうつして見てみた。
根は白く正常なところも見られるが、バルブ近くが灰色に変色し腐りかかっていた。
バルブが腐ったから根も腐ったのか、根が先に傷んだのでバルブが腐ったのかどちらかだが、この状態からは判らない。
根からであれば、症状的に肥料の濃度障害の可能性がある。バルブならまだ土の中にあった頃炭そ病にかかってしまったのだろう。どちらにせよ、最近(梅雨明け後)何かがあったという訳では無いと思う。
スボは水をやっていると見つけることが多いので短絡的に潅水のせいだと思われがちだが、原因は意外と前にあることが多い。肥料をやったのは6月上旬(過剰害は中旬くらいになる)、新芽が土の中にあるのはこの芽なら5月だ。
そろそろ花芽が見えてきても良い頃だ。探してみた。
これは以前から気づいていたが、一番早い芽だ。
こちらもいつの間にかこれくらいに伸びていた。
株元を探してもまだなかなか見つからなかった。
やっと一鉢見つけた。これが早いほうだ。
花芽を見つけたら楽しくなるが、忙しい時期になってしまう。
まだ花芽の消毒はしていないので近いうちにしておきたい。
Posted by woods at 2020年08月08日(土) 16時00分 パーマリンク
2020年08月07日(金)
中2日潅水 [最近の蘭舎(旧)]
今朝は中2日で潅水した。前回も4日に中2日での水やりだった。
こう暑くては水をかけるくらいしかすることが無い。
こちらの第一蘭舎は梅雨明けてからは病気らしい病気は出ていない。
濡れ時間さえ抑えれば、病気を心配することはないようだ。
この時期、水を控えると樹勢が弱る。そちらの方が病気は心配だ。
この暑さをとりあえず乗り切って欲しい。
Posted by woods at 2020年08月07日(金) 22時56分 パーマリンク
2020年08月01日(土)
中3日潅水 [最近の蘭舎(旧)]
今朝は中3日で潅水した。
梅雨明けした昨日はなんと黒潮町が全国一の気温になっていた。
佐賀36.3℃。中村が35.7℃なのでここも36℃はあったと思う。
メダカ小屋
朝の日課になった餌やり。
今は珍しくなった幡多の天然メダカを飼っている。
四万十川水系のメダカはほとんどが雑種となって天然メダカは見られなくなっている。閉鎖環境のため池からもらってきたメダカだ。
第三蘭舎のいつもの温度計
昨日の最高37.3℃だ。
特に何事も無いようだ。
こちらは39℃
ボックス栽培で保湿しているため元気そうだ。
取りあえず左上に見えている換気扇を30℃以上で回るようにセットした。
Posted by woods at 2020年08月01日(土) 08時25分 パーマリンク
2020年07月29日(水)
今朝の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
画像は9時9分撮影
今朝は猛暑を想定し9時にビニールを閉め4時まで床面散水をした。
結果的に蘭舎の温度は昼過ぎには35℃まで上がっていたので良かった。
ボックス内は1〜2℃低かった。
自分がこうするのは夏場の猛暑酷暑対策からで、当初は飽差値は意識していなかった。葉の蒸散活動を促すためには高温時は特に湿度が高くないといけないのは知っていたが、散水はあくまで高温対策で始めた。湿度を高くすることで光合成装置の暴走を抑え葉緑素の減少が少なくなり、結果かなり葉の黄化が少なくなったと思う。
こちらは第二蘭舎
隔離していた蘭が一鉢ダメになった。
新芽のズボで新芽は10日くらい前に除けて様子を見ていたが、親葉がバルブの方から黄化してきた。こうなると止めることが出来ないので処分することにした。
確認のため鉢からうつしてみると見事な根腐れだった。親葉の黄化は根腐れで根が悪くなったからだ考えられる。
症状的に腐敗病かと間違えられるが、腐敗病では無い。腐敗病は葉の萎れが見られ早い段階で離層から葉が取れる。
腐敗病はこれくらいの段階では根腐れは起こらない。見た目は正常である。
Posted by woods at 2020年07月29日(水) 23時08分 パーマリンク
2020年07月28日(火)
中5日潅水 [最近の蘭舎(旧)]
今朝は久しぶりの青空。
待ちかねた潅水を行った。
第一蘭舎の多くの蘭は無難に梅雨時期を乗り切ったようだ。
長雨時には新芽がおかしくなる蘭が出るが、今年は少なかった。
概ね順調だ。
黄金葉や刷毛物は新葉の縁が枯れこんで黒くなることも少なくなかったが、今年は皆無だ。
病気の発生が少なかったのは気候の性だろう。今年は寝苦しい夜が少なかった。
とは言っても病気らしい物も出る。
新芽のズボや親葉の枯れ込みで病気かなと思った物はこちら(第二蘭舎)に隔離している。
手前の2鉢が隔離中。右は余所から入れた蘭。2年間は第一蘭舎の蘭とは混ぜない。
しばらく置いて腐敗病か見ているが。腐敗病なら即廃棄だが今のところ違うようだ。新芽がズボになった物は助かる確率は高くないが、この時点では判断出来ない。しばらく置いて株が弱ってくると廃棄している。
Posted by woods at 2020年07月28日(火) 08時21分 パーマリンク
2020年07月24日(金)
新芽の考察 [最近の蘭舎(旧)]
新芽がよく伸びている株の画像はアップしているが、伸びの遅いのも少なくない。
画像は「大雄」
やっと出てきたところだが、先日根が悪いのでは無いかと植え替えた。画像を撮り忘れたが根に問題は無かった。根が悪くなければ遅い原因はこの株に昨年花を咲かせていたからだろう。
「極楽系」坪採りをもらっていた。
そろそろ花が付いても良いだろう株だが全く付かない。新芽も遅い。この系統の蘭自体が生育が遅いのだろうと諦めている。
「春光」
成木5芽くらいの未開花の株だが新芽がなぜか遅い。
根は悪くないと思うが、バルブの充実速度が遅いのだろう。葉緑素が少なそうだ。
この時期いろいろ考えて問題ありそうな株は早めに植え替えるようにしているが、問題ないのはそのままで置きたい。新芽の遅いのは悩みどころだ!
Posted by woods at 2020年07月24日(金) 04時54分 パーマリンク
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