2021年03月15日(月)
潅水 [最近の蘭舎(旧)]
今朝は良く晴れた。
置肥をしたこともあって中4日で水をやることにした。
画像は潅水前
施肥後グリーンキングは見た目にはほとんど変化が無い。
施肥直後は乾いてくると分解が進まないので早めに水をやるようにしている。置肥(9日)の次の日(10日)に潅水している。
潅水量はいつものと変わりなくやっている。
Posted by woods at 2021年03月15日(月) 09時09分 パーマリンク
2021年03月12日(金)
植え替え [最近の蘭舎(旧)]
今日の第一蘭舎。植え終わった鉢を飾ってみた。
植え替えも一段落付いたところだが、蘭舎を見ているとどうしても植え替えしたくなる鉢が見つかる。
この鉢は青銅鉢の6号鉢に植えていたが、6.5号のこの鉢にバック一芽外して植え替えた。
植え替えた理由は、青銅鉢の6号では葉とのバランスが悪くて鉢を大きくしたかったからだ。自分はこの青鉢が好きで、一番良い鉢に植えたつもりだ。
これだけでは話が面白くないので、履歴を調べた。
画像は昨年の花
令和2年11月27日に撮影。このときの一番大きな花が10.3センチとある。11月末で展示会も無い時なので支柱だけは立てていたと思うがほとんど手つかずで咲かせている。
いつものように正面を作って前に花3つ持って来ていたら感じが違っただろう。
令和元年11月22日撮影
花の大きさは9.3センチ。内弁が万歳している。この年は色だけで残したようだ。
平成30年11月30日撮影
初花時 サイズ10.0センチ
遅く咲いたこともあって色が良かった。入院していた時なので支柱も立てていない。
この花は平成25年9月20日に採取した山苗。15センチほどの2枚葉だったと思うが、順調に育って昨年の新芽は5枚葉の60センチを超えた。
この時点で将来性があると残した花だ。昨年の花が少し赤すぎたので、課題としては桃に咲かすことだ。いつか10センチを超える一文字咲き桃花を咲かせてみたい。
Posted by woods at 2021年03月12日(金) 17時02分 パーマリンク
2021年03月09日(火)
置肥 [最近の蘭舎(旧)]
今日は置肥をした。
いつものようにいつもの量をやったのだが・・・
終わってみるといつも多くやっていたので今日はシビアに施用したこともあってギリギリ5Kgの袋一つで間に合った。
もしかしたら鉢数もいつもより減っているのもあるかな。
陶器鉢で3〜4g
プラ鉢で2〜3gをめどにやった。
しばらく液肥はしていないが、置き肥をベースに間に肥料が欠乏していると思えば液肥の潅注か葉面散布剤の散布をするのが自分のスタイルだ。
施肥の考えは植物が光合成をする上で土からだけでは不足する栄養素を補填するのが基本だ。必要以上にやることはない。最低限の置肥をして、置肥の肥効が切れた頃に葉色を見て液肥か葉面散布をやるのが一番理屈に叶って簡単だと思う。
Posted by woods at 2021年03月09日(火) 21時45分 パーマリンク
2021年03月06日(土)
今日は農薬散布 [最近の蘭舎(旧)]
撮影時間は6時41分
昨日一日中降った雨も上がり、今日は天気が良くなりそうだ。
前回3月20日にやっているが、良い頃合いなので今日は農薬を散布することにした。
どの農薬にしようかと冷蔵庫を開けたが、やはり炭そ病だと思いアミスターフロアブルを選んだ。
一剤だけではもったいないのでバリダマイシンと今回はメリットMを加用することにした。バリダマイシンは細菌病だけで無く幾つかの糸状菌にも効果がある。メーカー資料によると連用しても耐性が付きにくい薬剤とのことでほとんど毎回混合している。メリットMは葉の黄化が進行しないようにとの思いで加用。
今日農薬散布しておきたかったのは9日か10日に置き肥をしたいのでその前に済ましたかったからだ。日が昇ったら散布する。(この記事は散布前に書いています。)
Posted by woods at 2021年03月06日(土) 06時55分 パーマリンク
2021年03月05日(金)
検索の勧め
自分でもどんな記事を書いてきたかわからなくなっています。そんな時便利なのが検索です。試しに「根被」を検索してみてください。
ブログの左サイドに検索窓があります。
根の話の中で、なにか良いことが無いかと過去記事を見ていました。
自分の言いたいことはすでに書いてきたことばかりだなと改めて思った。
いちど見ていただければと思います。
こんなことも載せていました。(自分はすっかり忘れていた)
http://www.tosaran.com/ablog5/tb.php?ID=466
文字化けするかもしれませんが上からの連番です。123145。
Posted by woods at 2021年03月05日(金) 22時15分 パーマリンク
有機物混合植え
今日は一日雨が降り続いている。午前中に第三蘭舎で植え替えしていた。
その中でバーク堆肥を混ぜて植えていた鉢が幾つかあったので画像を上げます。
2年前に4.5号のプラ鉢に植え込んでいたもの。
4鉢紹介するがすべて使い終わった配合土にバークを混ぜたものだ。前回2年使った土の更に2年後と言うことになる。
配合土を2年で捨てるのはもったいないのでリサイクルすることにしたものだ。いつもはケミクロンGで消毒後に使用しているが、2年間使ってもきれいな土だったのでバークを混ぜて再度使用した。
このハー株は根は悪いところは無い。
バークを入れることで生育が良くなることを期待していたが果たして良くなっているだろうか?
バークを混ぜる量は適当だ。片手で一握り程度。
こちらの株も問題ない。
こちらはバークが多く入っているようだ。
意外ときれいだ。
こんな画像をアップしているとバークを入れたからきれいな根になっていると思われたらいけない。これらの株は山苗のバックを植えていた物。総じて山苗でとくにホルモンが付いているような株は根はきれいたものだ。
それは根圏微生物相の構成が貧弱で山から来た蘭菌がまだまだ幅をきかせているからだ。
こちらもバークは多い。
使っているのはホームセンターで買った「野菜や花の土」?とか言うようなヤシ殻のバークだったと思う。
少し茶色になっている。
年数が経って根圏微生物相が充実し複雑多種になってくると多くの死骸が根被に付着蓄積し茶黒く見えるようになる。山から採って株分けが続き元から何年も経った株はいろんな微生物が雑多に集まっている。特に何人もの手を経て来た株はその中に病原菌も入ってくる。
こんな植え方もある程度に見てもらったら良い。真似はしない方が良い。なぜなら常に新しい土で植え替えした方が、いろんな意味で結果が良いからだ。土をケチっているとどこかで竹篦返しが来るかもしれない。
Posted by woods at 2021年03月05日(金) 14時03分 パーマリンク
2021年03月03日(水)
今朝の蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
とくに変わった事は無いです。
今朝は良く晴れて気温は2℃くらいまで冷え込んだ。
画像は今朝の第三蘭舎。
今朝は中7日で潅水。
蘭舎は6℃くらいだったが水温が10℃くらいあったので早い時間帯だったが水やりした。
こちらは第一蘭舎。水やりしている時は6℃くらいだったが、
第三蘭舎の水やりを済ませて戻ると10℃くらいになっていた。撮影時間は8時42分
何か言いたかったと思うが昨日こんな画像を撮っていた。
バックの葉が枯れ込んでたので外したが、残った前3芽は信じられないくらい大きい。このバック(葉は無くなったが後ろのバルブにはホルモンが付いている)から本当に出たのかな!
花芽分化の話をしたかったと思う。昨年の芽がこれくらいになっていればほぼ花が付く。
こちらは大株にしていたが花芽が付きそうにないので余分なところを割った株。
これからバルブを張らして花芽を付けたい(真ん中の株)。株分けのタイミングが遅くなると花芽は付かない。
寒蘭に花芽が付く理屈
この株はバックを外して左は2芽、中は4芽に割った。バックは無視して考えると二年前に奴芽が出て昨年それぞれに芽が付いている。これを割らずに6芽で育てた場合。新芽に集まる養分は6割る2で3となる。仮に花芽分化に4の養分が必要なら、3ではどちらの芽にも花芽は付かないことになる。2、4で割ると2の方には来ないが4の方には付くことになる。簡単に言えばこれが寒蘭の花芽分化の理屈だ。
Posted by woods at 2021年03月03日(水) 16時46分 パーマリンク
2021年02月27日(土)
奴芽の弊害
この株は平成28年に初花を見てから3年間花を付けていない。
途中で奴芽を付けて2芽ずつ増え横に張っていったが、花は来そうで来なかった。
昨年の花も寸足らずで満足する花にはならなかった。
今回この株は奴芽に出て別れたところから割る予定だ。
一芽ずつの連続した成木芽を付けていかないと本来見られる花の姿がわからない。この花がこの花間で6〜7輪付いた姿を想像するが、実際に付けてみると花間が詰んで見られない花かもしれない。花形も株に力が付いた時の花ならもう少し平肩になると思うが、それももっと三角咲きになってしまうかもしれない。
そんなこんなを考えていると早い時期の草姿作りは大切だと思う。
花芽分化については別の時に述べたいが、欲をかいて株を増やしても良いことは無い。
Posted by woods at 2021年02月27日(土) 17時21分 パーマリンク
2021年02月26日(金)
この時期の植え替え [最近の蘭舎(旧)]
自分は定期的な植え替えはおおよそ24ヶ月でしているが、いろいろあって作業は遅れがちだ。ここに来てやっと24ヶ月以上経った鉢を全て植え替えたができた。ただ定期の植え替え以外でも理由があれば結構やっている。芽かき時や株分け、バック外し等いろいろだ。
今日は未開花株の「株分け芽かきバック外し」を行ったので幾つかアップする。今回の大きな目的は昨年花が来そうでこなかった株の処理だ。
この株は昨年新芽が奴で付いてしまった。それで養分不足となって花芽分化しなかったと考えられる。早い時期に芽かきしていれば花は付いていたと思われる。昨年はなぜか芽かきする鉢が少なかった。
新芽を1芽切り外す。
バックも外して3つにした。
新芽は上手く根が外れなかったので育つかどうかわからない。
取りあえずバックと外した新芽を一緒に植えた。
この株も昨年奴で2芽出したので花が見られなかった。ただこちらは花芽は途中まで上がっていた。新芽が太りだしたため花芽が花に生長しなかった。
過去の芽かき記事の中で、読者の皆さんには芽かきの必要性を何度も述べていたと思うが、自分はだんだん横着になって時期に芽かきをしなくなってしまった。
1芽外した。
根が2本。この程度なら上手くいくと1芽でも育つかもしれない。
この株は昨年新芽を3つも付けてしまった。それで養分不足となって花芽分化しなかったと考えられる。
上側は奴の芽のままおいた。花が同じ理由で来ないかもしれないが、下の株で花が見られれば良いかなと・・・
この株も大きな芽を奴で付けていた。
大きい方の新芽を切り取った。
新芽を外す時は思い切ってハサミの先を奥まで強く差し込み切り取っている。
この株はバックも外し3つに分けたが、このくらい新芽が根を下ろしていれば生育してくれる。ただし春の芽は期待できない。
こちらは一昨年の奴芽に昨年それぞれ新芽が付いた株だ。
一昨年奴芽を1つにしていればその年に花が見られたかもしれない。それを奴芽でおいたので次の年も花が付かなかった。
奴でも花が付く株は少なくないが、付かない株は翌年も付かないことが多い。2年遅くなる可能性がある。それを考えたら花を早く見たい未開加株はやはり芽かきすべきだ。
片方の奴芽を外した。
花がわかって増やしたい株は奴芽をおくと良いかもしれないが、開花して雑なら2年無駄になる。
今日の植え替え鉢
この時期に作業するのは、花芽分化期を逆算して2ヶ月以上前には済ましておきたいからだ。いくら花を付けたいと思っても3月末とか4月とかでは間に合わないかもしれないからだ。花を付けたい株の植え替えは3月中旬くらいまでに終わらせておきたい。出来れば置き肥の施用前。
今日の蘭舎 撮影時間は10時40分
今朝は雨でずっーと降り続いていた。朝蘭舎は9℃くらいだったが、作業は順調に進んだ。
先日から温度計の場所を変えた。作業中に身体をぶつけて落とすからだ。
朝2時間ほどストーブを付けていたので棚内は13℃くらいだ。
Posted by woods at 2021年02月26日(金) 12時27分 パーマリンク
2021年02月23日(火)
出品のお知らせ [お知らせ(旧)]
Posted by woods at 2021年02月23日(火) 21時29分 パーマリンク
2021年02月22日(月)
遮光 [最近の蘭舎(旧)]
今朝も良く晴れていた。
昨日蘭舎は26℃まで温度が上がっていた。
今日は更に高くなりそうだった。
撮影時間は8時30分
第一蘭舎は一昨日遮光を強めていたが、今朝は第三蘭舎の遮光資材を替えた。蘭棚の上の25〜30%遮光のクールホワイトを35〜40%遮光のダイオネット黒へ張り替えた。
黒いネットなので蘭舎内がかなり暗くなった感じだ。
今日は天窓と褄窓も開けていたので温度は26℃で留まっていた。
この作業をしていなかったら28℃には上がっていたと思う。
暗くなりすぎても生育に影響するが一気に舎温が上がることも蘭の葉にはダメージになる。バランス良く早め早めの作業が良い蘭を作ることになると思う。
Posted by woods at 2021年02月22日(月) 17時22分 パーマリンク
2021年02月20日(土)
昨日の作業 [最近の蘭舎(旧)]
昨日のことです。
昨日は良く晴れたので葉面散布剤をすることにした。それともう少し先にしようと思っていたが、照度を測ると15千ルックスを超えているところがあったので急遽25〜30%遮光のクールホワイトを蘭棚の上に6割ほど張った。
画像は散布後
3月上旬に置き肥をする予定だが、その前に今年はかなり葉が黄色くなっていた。前回の消毒(2月5日)にメリット青を1,000倍で散布していたが、もう一度することにした。ついでにバリダマイシンとダコニールをそれぞれ1,000倍似で混合して散布。
葉面散布より潅注とも考えたが、液肥の潅注は面倒なので葉面散布で済ました。
当然潅注の方が葉面散布の何倍も肥料の効きは良い。(自分の場合肥料不足で生育が悪いという感じではなく、ただ葉色が気に入らないのだ。)
葉色については品種的な物もあると思う。
黄金葉(中央は金紫鳥)は黄色すぎる。
Posted by woods at 2021年02月20日(土) 07時42分 パーマリンク
2021年02月19日(金)
今朝の第三蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
撮影時間は6時44分〜
昨日の雪はすっかり無くなっている。
名残が母屋の屋根に少し残っているだけだ。
ただ今朝は昨日より冷え込んだ。
1センチほどの氷が張っているのでおそらく−2℃くらいだろう。
蘭棚内は6.8℃
昨晩は8時半頃二つのハウスヒーターに火を付けた。
外気温が2〜3℃に冷えていたからだ。
ノーポリで囲っている範囲はおおよそ間口5m×奥行き17m×高さ2m=170uくらいだ。これを外気温+8℃で保温できていることになる。
蘭棚舎内でストーブから一番遠い場所でも6℃以上ある。(ピンボケで申し訳ない)
ハウスヒーターが効率よく温めていることがわかる。
Posted by woods at 2021年02月19日(金) 06時57分 パーマリンク
2021年02月18日(木)
今朝は雪 [最近の蘭舎(旧)]
撮影時間は6時42分〜
昨夜から降っていた雪が積もっていた。
今日は晴れるのか?
晴れれば昼前には雪は溶けてしまいそうだ。
ビビ 私が第三蘭舎を見に行った時、ついてきた。
第三蘭舎のストーブに給油して戻ってきた。
ハウスヒーターは一晩で灯油が空になる。
火力が強いのだろう、結構広いが5℃は確保できている。
第一蘭舎
ビビは猫なので、流石に寒かったのかストーブの前に戻った。
昨夜からストーブを着けていた。
この温度計で7℃。大体6℃を保っていた。
棚の外は1.5℃
外は0℃
Posted by woods at 2021年02月18日(木) 08時10分 パーマリンク
2021年02月16日(火)
今日の照度 [最近の蘭舎(旧)]
今日は良く晴れた。
昨日は一日中台風のような風が吹いていたが、今日は風も無く空気が澄みわたっていた。
時間は13時06分
真夏並み明るさかな!
まだ大丈夫かと思っていたので慌てて照度計を出して計ってみた。
おおよそ15千ルックスを超えてきたら遮光を強めているが、まだ1週間は問題なさそうだ。
場所によってはそんなに明るくはない。
Posted by woods at 2021年02月16日(火) 16時50分 パーマリンク
2021年02月14日(日)
今日の第一蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]
特に変わったことは無いです。今朝の第一蘭舎です。
メリット青を散布して9日目。少しは緑が濃くなったかな!
暖かい日が続いているので蘭の根は活動しはじめている。先月はかなり黄色くなっていたがここ4,5日で葉色はずいぶん良くなっている感じだ。
今月は液肥を潅注しようかとも考えていたが、これなら潅注は要らないかと思う。
ただし今月内にもう一度葉面散布をするかもしれない。
配合土も出来たのでこの間、黄色くなったバックを外している。
この株は比較的新しい葉が黄化し枯れ込んでいる。何でかな?といつも考えながら見ているが、黄色くなった原因は根傷みに起因していないことが多い。
根はきれいだ。
今日は交換会があった。大川同好会は2ヶ月に1回ほど開催している。今日は20人ほど集まったが品物は少なかった。
良い物があったら買いたいと思いながらあまり買ったことは無い。手前に見えているのは私の蘭。
Posted by woods at 2021年02月14日(日) 19時46分 パーマリンク
2021年02月12日(金)
今日の出品 [お知らせ(旧)]
オークションに出品しました。
よろしくお願いします。
土佐小町を出品しているので関連記事
古い画像だが自分が咲かせた土佐小町。展示会ではほとんど見ない花だ。たまに出ていたことがあったが本当に土佐小町だろうかと思う物ばかりだった。この花が正真正銘の土佐小町だ。
こちらは竹内が咲かせていた土佐小町。
竹内はこの花を命名時に出品しただけで、その後は展示会には出せていない。
Posted by woods at 2021年02月12日(金) 17時44分 パーマリンク
2021年02月09日(火)
潅水 [最近の蘭舎(旧)]
今朝は中7日で潅水した。
いろいろあって遅くなった。
自分の潅水方法は何度も紹介しているが、水和剤を散布したあとはしばらくは画像のように強めにしている。消毒に葉面散布剤を混合していることもあり鉢に潅水したあと更に葉を洗うようにしている。
ただこれで農薬が簡単に流れてしまうことはない。
今回の目的は固乾した葉面散布剤を湿らすことで少しでも効かしたいと思うからだ。
Posted by woods at 2021年02月09日(火) 18時28分 パーマリンク
農薬の薬効
画像は今朝水をかけた蘭の葉。
(寒蘭作りに参考になることをこのカテゴリーで書いていきたいと思います。)
農薬は製品で幾つかに分類される。液剤、水和剤、乳剤等。水和剤は粉状の製品だったが近年フロアブル化されている物が多くなった。水で溶かすと沈殿したり薬効がすぐに無くなったりするが特殊な有機剤や界面活性剤で溶かしている。
水和剤は水に溶けない農薬成分を鉱物性物質に混ぜているが、フロアブル化してもそれが残っていると考えられる。葉上の白い汚れはそれだ。
通常の水和剤は一度固乾(乾いて固まると)すると10日から2週間は薬効を示す。水をかけたくらいでは農薬成分は流亡しない。
農薬成分は葉の表面には幾分浸透していて、それで殺菌効果や予防効果を現している。仮にこの白い汚れを洗って除けたとしても農薬は残る。
ちなみに散布用に水で薄めた農薬は何日も薬効を示さない。昔は準備した薬液の経時的効果を調べたデータがあった。十分な薬効を現すのは多くが1日から2日程度だったと思う。
Posted by woods at 2021年02月09日(火) 17時38分 パーマリンク
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