new Woodynote

    Woods@管理人のブログです。

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2019年09月22日(日)

今日はいろいろ [最近の蘭舎(旧)]

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今日は夜中に大雨だったが、朝からはほとんど雨は降らなかった。
どんより曇って暗かったが、そんななか第三蘭舎を主に作業していた。

画像は先日の土作りで200リッターのローリータンクに入りきらなかった残りの土。土作りの最終段階としてタンクで一定期間寝かせているが配合して1〜2日後にキトチンキとHB101を如雨露でかけている。これが良いかどうか判らないが土がいっそう安定しているのかもしれない。

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こちらは第三蘭舎

遮光ネットの交換は巻き上げ式なので比較的簡単。クールホワイト75−80%を巻き上げて巻き取っていたクールホワイト45−50%を展帳。

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まだ日差しは強いので棚上にはクールホワイト25−30%を張った。棚上に張っていたビニールもすべて新しくやり替えた。

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こちらは第一蘭舎

蘭棚へビニールを張った。

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しばらく様子見しようと思ったが・・・

Posted by woods at 2019年09月22日(日) 23時05分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2019年09月21日(土)

遮光資材変更 [最近の蘭舎(旧)]

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今回の台風(17号)が過ぎたら涼しくなりそうなので、今日は模様替えをした。

まず、蘭棚周りのビニールを取除いた。

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遮光資材の遮熱ネット(遮光率75%)も北側の一部を除いて束ねて除けて、

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白色遮光ネット(遮光率70%)へ張り替えた。

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75→70%への変更だが、数字以上に明るくなるので日差しの強い中央部はこれに加えて25−30%遮光のクールホワイトを重ねて張った。

この作業は今年は昨年より12日ほど遅くなった。昨年は張り替えた直後舎温が35℃を超える日があったので早すぎたかなと思い今年は少し遅くした。天候次第なので張り替えるタイミングは難しいが、遅れすぎないようにしないといけない作業だ。

Posted by woods at 2019年09月21日(土) 18時10分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年09月20日(金)

今回の配合 [最近の蘭舎(旧)]

今日は配合土作りをした。

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今までとは少し配合割合を代えてみた。今まではダケ土を多く使ってきたが、作るのがめんどくなってかなり少なめにした。4割ほど少ない。

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その代わり、硬質鹿沼土を2袋増やした。
さつま土も中村産業からスパーさつまに代えたため粒の大きさを調整した。さつま土は中と小粒を使っていたが小粒が思ったより小さかったため小を減し大粒を加えた。

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土の配合は最終的に三相構造が妥当になるかが大事だ。それには土の種類ばかりで無く粒のサイズが重要になってくる。
硬い土や粒の大きいものを多用すると気相割合が高くなりその結果液相が減ってくる。粒と粒との間の間隙が大きくなると空気は含むが水持ちは悪いと言うことになる。
私は粒の小さなものを多用している。

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貯蔵用のタンクに入れ軽く水をかけている。
(タンクの底には水抜きの穴を開けているので水は貯まらない)
電気的科学的に安定させるためだ。個性のある土が混ざり合っているので安定するためにはしばらくかかる。

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Posted by woods at 2019年09月20日(金) 17時25分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年09月19日(木)

検証

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朝の涼しい時間帯に植え替えしているが・・・

この木には花芽が付かなかった。何で付きそうなのに付かなかったのだろうかといろいろ考えてしまう。

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新芽は大きくて立派だ。
昨年のバルブに花が来なかっても、この新芽に花が付きそうなものだが・・・
これは良くあるケースだろう。自分はこう考えている。
花芽分化は栄養が蓄積されてバルブが張ってくる5〜6月頃だが、今年の新芽が早く付くと新芽に養分を取られて昨年のバルブは栄養不足となり花芽分化出来ない場合がある。その代わりに新芽が花芽分化期までに一定の期間を持って早く出るとバルブがある程度膨らんで花芽を付けることがある。この時期は親バルブからの栄養移行が大きいが6〜7月頃に栄養が足りると新芽にも花芽分化が起こる。

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この株は新芽は大きいが、6〜7月頃は花芽を付けるほどバルブが充実していなかったのだろう。新芽が大きすぎて昨年のバルブに花が来ず、新芽も出るタイミングが悪くて花芽分化しなかったパターンだ。

観察していると花芽分化期に5ミリほどのぺったんこなバルブでは花芽を付けないが、厚みが1センチほどある新芽は花芽を付けているようだ。






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こちらは新芽が2つ出ている。
2芽出るとバルブの充実は悪くなる。これでは花芽は付かない。
芽時期に芽かきしていれば花が付いていたかもしれない。

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遅まきながら一芽かいだ。

Posted by woods at 2019年09月19日(木) 21時03分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

配合の準備 [最近の蘭舎(旧)]

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のんびりしていたら尻に火が付いていた。
残暑厳しく蘭舎にいない時間が多かったが蘭たちは順調に花芽を伸ばしている。気が付けばいろんな作業が遅れている。
(花芽は今日時点で500ほど確認したので昨年の同時期とほとんど一緒だ。)

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支柱立てもだが、花芽の付かなかった蘭の植え替えを急いでしないといけない。根傷みなど問題が無ければ急ぐことも無いが、悪いものは少しでも早く植え替えしたい。

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今日は午前中買い出しに、午後ダケ土採りに行っていた。
中村産業のさつま土が無くなって久しく、店に行くと代替えのさつま土が入っていた。小粒2袋中粒4袋大粒2袋買った。トラックの荷台は配合2回分の土だ。

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ダケ土はいつもの山へ

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寒蘭自生地の土。
この中に良質の蘭菌が居るのだろうか。落ち葉混じりで半分は泥のこのダケ土が良いのかもしれない。石の塊をくだいたものよりこの土を篩ってダケを取り出した方が成績が良いような気がする。
昔から自分は土は洗わないが微塵が混ざることのメリットも大きいと思う。

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2回分くらい取ってきた。

Posted by woods at 2019年09月19日(木) 20時31分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2019年09月16日(月)

潅水と消毒 [最近の蘭舎(旧)]

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今朝は中2日で潅水した。
施肥した肥料にカビが大発生していたためだ。分解した肥料分を早く土に移したかった。
それと前回の防除から14日。そろそろ消毒もしたかった。

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早い花芽には支柱を立てている。

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撮影時間は2時38分

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蘭棚の内外とも32℃を超えている。
これでも一番上がっていた時間帯から2,3℃下がったところだ。

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農薬散布のため気温が下がるのを待っていたが、風もあり涼しく感じたので3時頃から消毒した。
今日のメインは殺虫剤のアディオン。ついでにアミスターとバリダシン。葉面散布剤は入れなかった。気孔を閉じる時間帯になるのであまり意味が無い。

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撮影時間3時34分
農薬散布直後の蘭舎。

Posted by woods at 2019年09月16日(月) 17時04分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2019年09月12日(木)

施肥 [最近の蘭舎(旧)]

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今日は肥料をやった。

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もうこれ以上太らなくて良い蘭舎猫ビーにではなく寒蘭へだが・・・

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画像は「紫月」
肥料はいつものようにいつもの量を施用。
明朝に水をやるつもりなので二三日後くらいから徐々に効いていくと思う。
この肥料、天然資材を謳っているが、発酵過程では化成肥料を混ぜているようだ。水をかけると最初に硝酸態窒素が溶け出す。

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画像は「緋月」
2芽出ていた花芽を1つかいだ。
残した方もあまり丈夫な花芽では無い。早く肥料を効かせたい。

Posted by woods at 2019年09月12日(木) 18時12分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年09月11日(水)

発色と採光 [最近の蘭舎(旧)]

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やっと晴れ間の続く天気になった。
と思ったら昨日は34℃まで気温が上がっていた。真夏に逆戻りだ。一週間ほどはこの気温の高い日が続きそうだ。

昼間蘭舎にいられないが、朝夕は忙しい。良い花を咲かせたいから手が抜けない。

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画像は朝の9時9分撮影

この時間で一時間ほど日差しが差し込んでいる。

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寒蘭にはほとんど直射は当たらない。

結果が出てみないと判らないが、この程度の採光で発色には十分かもしれないと思う。紫外線は乱反射して棚奥にある蘭にも当たる。紅花も色づいてきた。

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こちらはわずかな時間日が当たっている。
ここには黄金葉や桃花を置いている。朝1時間ほど明るいかなという感じのところだ。

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10時11分撮影

今年は飽差を考えて管理しているので、晴れて気温が上がる日は、光合成をしなくなる湿度まで下がると、北側以外のビニールを閉めている。

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撮影時間は10時41分

棚の外は光合成が出来ない湿度まで下がった。

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ビニールで囲った棚の中。

棚内は光合成をするには十分な湿度だ。
低いところはさらに湿度が高い。


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棚内も気温の上昇とともに湿度が下がるが、棚外より2時間ほどは光合成可能な湿度を保っている。また気温の下がる晩方も日のある内に光合成可能湿度になるのでこちらでも1〜2時間ほどは光合成をしている。
ちなみにビニールは蘭舎に日が当たらなくなるころ、朝の状態に戻している。

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撮影時間は10時17分

照度を測ってみた。野外の直射が102,800ルックス。

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蘭棚内の明るいところ
10,310ルックス。野外の約10%の照度となっている。もう少し明るくした方が良いかもしれないが、今明るくすると舎温が上がるのでもう少しこのままで良いかと思っている。


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あまり明るくないところ
8,090ルックス。桟や柱の陰で少暗い。

発色で一番大事なことは十分な光合成をさせることだ。茎や蕾を形作ったあとの余力があって色素は生成されると言われている。
日照(採光)不足では花の色は良くならない。

Posted by woods at 2019年09月11日(水) 22時45分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年09月08日(日)

近況 [最近の蘭舎(旧)]

ここ何日かは変わったことも無く過ぎています。
天気が悪く雨が降ったり止んだり時たま晴れたりで蒸し暑くて蘭舎にいることが出来なかった。そのためほとんど何もしていない。

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今日もすっきりしない天気だったが一時蘭舎で作業した。

展示会に向けての花芽管理だ。

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取りあえず、複数芽が出ている株の芽かきをした。

花芽の芽かきは柔らかいところでポキッともいだり、先を指でつまんでひっぱて取っている。葉芽の時のようにハサミを使うことは無い。また痕もそのまま自然に傷が治るよう何もしていない。


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気の早い花芽の支柱立てもぼちぼちしようかと思う。

Posted by woods at 2019年09月08日(日) 21時51分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年09月03日(火)

今日は [最近の蘭舎(旧)]

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今日は良く晴れた。
これくらい晴れたら水をやったら良かったが、昨日消毒をしていることもあって明日に延ばした。

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蘭棚のビニールはここ何日か開けっ放しだったが、飽差値確保のため9時前に閉めた。

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撮影時間は12時27分

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棚は外より湿度が10%高い。
温度は遮光資材を1枚取って明るくしているので中は外より低くはならなかった。

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日没後ビニールは元のように開放した。晴れたらこれの繰り返しになるが、明日は曇りのようなので開け放しで良いようだ。
手間はかかるが家に居る限りは夕方から早朝を開放して夜間加湿にならないよう、早朝は紫外線を取り込むようにしたいと思っている。まだ当面残暑は続くと思うので昼間はビニールを締めての床面散水により飽差値確保に努めたい。

Posted by woods at 2019年09月03日(火) 19時15分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年09月02日(月)

ロディー散布 [最近の蘭舎(旧)]

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今日は農薬散布した。
メインはハモグリバエ対策のロディー乳剤。2,000倍で散布。
炭そ病のアミスターフロアブル。これだけ天気が悪いと必須だろう。
前回入れたバリダシンは今回は加えなかった。
メリット黄は気休め程度の2,000倍で加用。

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ここ何年かこの薬害が何鉢か出ている。一見ウイルス病のような症状だが薬害だ。
数的には少ないのでタイミングだと思うがこれくらいの幼〜中木の株に出ていた。新芽の伸びが比較的早いもだ。新葉の柔らかい内に薬剤が影響したと思われる。ただどの薬剤が影響しているのか複合的な作用かは判らない。

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薬害とした判断は袴や葉の先端は正常で最近伸張したと思われる箇所に出ていることだ。薬液が新葉と袴の間に貯まることで影響を受けた葉がその後伸びて葉緑素の退色として斑点になって現れている。前回8月16日の薬害である。

Posted by woods at 2019年09月02日(月) 23時10分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年09月01日(日)

花芽と発色2 [最近の蘭舎(旧)]

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こちらは第三蘭舎
3つある蘭舎の中で一番早くに朝日が当たる。

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良く当たるのは南側に面したこちらの一画だけだが。

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第三蘭舎にも展示会用になる冬期鉢植えの蘭が120鉢ほどある。蘭棚は4面ビニールで囲っているが、南面をめくると直射が当たる。花芽の伸長を見ながら当ててみたいと思っている。

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ここからは昨日の第一蘭舎の花芽の続き
「美鳥」
2センチほどに伸びていて開花時期としては11月上旬だろうか。

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「緋月」
昨日のとは別株。花芽が付いていないかライトで照らしてみていたが見えていなかった。
寒蘭の花芽の付き方は不思議だが、基本は「準備が出来た株から花が付く」なのだ。この株は準備不足。このまま花が来なければ早めに植え替えて原因究明しないといけない。

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「越百」
遅く咲きそうだ。色もこれからだ。

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「帝王実生」
3芽に新芽だが昨年のバルブには花が来た。
どんな花が咲くか期待の星。小品で優勝を狙えるかも・・・

帝王より2周りほど小さい。
同じように少し大きな武蔵丸があり3芽+新芽だがそちらは付いていない。こちらに付いたのは直根付きで元気なからだろうか!

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こちらも小品無名。
どんなに太らしてもこのサイズだ。
花は普通の青の小花。
普通に大きくなる蘭を小品鉢に作るのはとうに諦めている。どんなに作っても大きくならない蘭が欲しい。

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無名黄金葉
新芽に花が来た。新芽に花が来るのもタイミングだ。早く出た新芽が花芽分化期までにある程度バルブの厚さが厚くなったものに見られる。

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払い越しの「北天の星」
この芽じゃ12月の開花かな?

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なかなか出てこないと思っていた「金紫鳥」
遅くなるようなら紫に咲かせてみたい。

Posted by woods at 2019年09月01日(日) 05時19分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2019年08月31日(土)

花芽と発色 [最近の蘭舎(旧)]

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今日は8月最後の日となった。
何とか今年も猛暑を越せたかなと言ったところだ。蘭は順調に育っている。
今日は午前中青空が見えていた。天気予報では雨だった。それも雷雨を伴うあれた天気だ。完全に外れた。

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次回はロディー乳剤を散布しようと思い昨日JAで買っていた。
天気が良くなったので今日とも思ったが、花芽の伸びがさほどでもなかったのでもう少し先にすることにした。花芽は堅い苞に包まれている間は虫害に強いと思うからだ。

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今までほとんど無かったが天気の良い日は朝方の紫外線を取り込もうと窓を開けている。この場所は東向きで日が差し込むのは朝1時間ほだ。しかも蘭舎の構造から蘭に直接日が当たることはほとんど無い。ここには黄金葉を始め桃花を置いている。

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こんなところだが意外と発色は良い。

この場所においている「紅はるか」

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同じく「緋月」

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これも同じく「紗羅」

これからの色づきを見てみないと判らないが、今のところここで十分や無いかという色をしている。

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こちらは東南側。東寄りの出入り口と跳ね上げ窓を開放している。窓際には直射が差し込むが、棚蘭にはなかなか当たらない。直射を当てようと思えばもう少し窓際に置かないといけない。
紅花や青花を置いている。先の黄金葉や桃花を置いているところよりも採光も多く少しだけ明るくしている。もう少しすると発色を良くしたい紅花は窓際にまとめようと思っている。

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こちらには紅花のメイン株が多い。
「紫月」今のところ良さそうだ。

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「紫音」
一番の期待株だが新芽が3つも出てしまった。
大きな花芽が付いたがこれから太るか心配だ。

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こちらは南西側。全開の跳ね上げしき窓2つと右奥の予備の出入り口を開放している。
こちらの棚には未開花株や銘品を主に置いている。特に窓に近い方が山苗が多く比較的暗い手前は青や更紗などの銘品が多い。手前奥は窓からの乱反射の紫外線が届きにくいので発色に関係ない青や更紗花を置いている。

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こちらは北側の窓際。
こちらは跳ね上げしき窓が3つあるが、それぞれは大きく開かない。
真ん中の窓の前をひな壇にしている。取りあえず窮屈な棚から持ってきた展示会用になりそうに無い蘭を置いている。

発色はこれからどうするかはそのときになってみないと判らない状態だが、全体としては蘭舎内でそのまま開花させると言うことになりそうだ。

Posted by woods at 2019年08月31日(土) 16時05分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年08月30日(金)

今朝の水やり [最近の蘭舎(旧)]

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今朝は喫茶店から帰ってきてから水やりした。
朝起きたときは雨が降りそうだったのでどうしようかと迷っていた。

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ただ水やりをしたというだけの話だが・・・

今日で今月8回目の潅水。だいたい中3日でやっているが、中2日で1回、中4日で1回した。今回は中3日だ。

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天気の良い日が続けば朝の潅水を迷うことは無いが、天気予報ではずっと雨が続く予報で、実際その日になってみないとやって良いかどうかが判らない。

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この時期何を心配しているかというと、もちろん炭そ病の感染だ。
濡れ時間が少しでも短いタイミングを謀っている。

こんな日は雨が降った後に日が差すことがある。晴れると一気に気温が上がる。私の周りにはこんな日に昼間潅水すると新芽に水がたまりその水が温かくなりスボを助長すると思っている者も少なくない。
ゆえに昼間の潅水を避けて日の落ちた夕刻に潅水する。自分は常に疑問に思うのだが、それでスボが少なくなるのかと・・・

潅水回数自体を減らせば病気の発生は少なくなるとは思う。


Posted by woods at 2019年08月30日(金) 23時32分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2019年08月29日(木)

今日は [最近の蘭舎(旧)]

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久しぶりに青空が見えていました。
ブログの更新が滞っていたが、特に変わったことは無かったです。
以下は近況報告。

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ただ季節は変わりゆくのか早生柿が色づいてきた。

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先日土作りをしたが特に変わったことも無かったのでブログに上げなかった。変わったことと言えばブルーシートからシルバーシートへバージョンアップしたことぐらいだ。
中村産業だったかさつま土も最後の買い置きがあったので使った。

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これもいつものことなので上げなかったが、空いた鉢を消毒していた。

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猫は相変わらず太っている。
ビーのおかげで第一蘭舎の蘭はネズミ被害から免れている。
何よりも蛇やトカゲは入り込まない。良い用心棒だ。

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花芽も見えてきたが、発色を考えて置き場所を替えることなどはしていない。今は採光を気がけて少しでも光合成を活発にさせることを主点に管理している。光合成のため乾燥してくれば巻き上げているビニールを下ろして、床面散水も実施する。

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発色は涼しいところで紫外線を取り込めば良くなると単純に思ってはいけない。発色に関係する色素は光合成の余剰物から生成されている。光合成で生成された生産物は葉や花芽の生育に優先使用され余った物があって始めて色素の生成に使われるようだ。そのため光合成が不十分な場所では生成物に余裕が無いため十分な発色はしないこととなる。

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第三蘭舎

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第三蘭舎は静かに山苗が増殖中。

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ここ何日か蘭舎内で過ごす時間が増えた。

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花芽の確認も順調に進んだ。
今日で300鉢。昨年の今日が279鉢、一昨年が85鉢(ちなみに300になったのが9月8日)、平成28年162鉢(300は9月4日)、平成27年265鉢・・・・・

こんな感じだ。

どうと言うことは無いですが、近況です。

Posted by woods at 2019年08月29日(木) 20時20分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年08月20日(火)

今日の第一蘭舎 [最近の蘭舎(旧)]

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台風10号が去って暑さも一段落ついたようだ。気温的にはまだ32,3℃になっているが朝夕が涼しくなった。
盆明けを一つの目安にしているが、今日は採光を少し強めた。
天井のクールホワイトを除けて遮熱ネット一枚にした。

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サイド周りは胸高まだ囲っていたビニールを腰高まで下げた。

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サイド周りを囲っていたビニールの高さを下げたのは、窓からの紫外線をより多く花芽に当てたいからだ。

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私が使っているビニールは農ポリで紫外線カットフィルムだ。蘭舎周りを囲っている波板も紫外線カットのポリカなので、紫外線は開けている窓の隙間からしか入り込まない。花の発色には午前中の早い時間帯に紫外線を当てることが大事であるが、窓から入り込む紫外線で十分のようだ。紫外線は乱反射するので蘭に日が直接当たっていなくても届く。

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昨日と今日は蘭舎に居て花芽を確認していた。
今年は早い花芽が少なかったが、本来の花芽がやっと見えてきた。

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確認した順番にナンバーを付けている。
番号を書いたラベルを差し込んでいるが、これは花が咲いたときに記録を残すためだ。
一番は写真撮影時にこのラベルの番号を写し込むことで、後で写真を見たときにどの蘭だったか確認できる。

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花芽を確認した蘭はリスト管理している。
写真は生データを日付のホルターで保管しているので、このリスト一覧を見ることでどの蘭の写真がどのホルダーに入っているかが判る。
もちろんこのリストは後でエクセルファイルにしている。

Posted by woods at 2019年08月20日(火) 18時13分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 5 )

2019年08月16日(金)

台風の後 [最近の蘭舎(旧)]

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今日の農薬
今朝は農薬散布することにした。
特に変わったことは無いが、少し欲張りかなと思いつつこの4点を混ぜた。
バリダマイシンが1,000倍で他は2,000倍とした。

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台風は何事も無かったかのように通り過ぎた。
今朝は暑くなると言うことで、水をやるか消毒かと迷ったが先に消毒することにした。

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画像は散布後の第一蘭舎の蘭
黄色くなる葉が目立ってきた。
メリットMは少しでも黄化が止まればと思ってやっている。今までも回数的に結構やってきたのでやりすぎかなと考えるが1,000〜2,000倍であれば過剰害の心配はなさそうだ。

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コテツフロアブルはダニを目的にやってきたが、そもそも広範囲に効く薬なのでハモグリバエ対策にやっても良いかなと思う。だが薬害が判らないので花芽の新長期には慎重になる。第一蘭舎の花芽はまだ10鉢ほどしか見えていない(早く開花した物は3鉢ほどあった)。今年はのんびりしている。

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アミスターフロアブルは何と言っても炭そ病の予防だ。糸状菌全般に効くと思うので炭そ病を抑えている内はやっていきたい。
バリダマイシンは細菌病予防としてやっている。連用しても耐性菌が出にくいと言われているので結構使ってきた。これにより細菌病によるスボ抜けはほとんど見ることが無くなった。

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こちらは消毒前の第三蘭舎

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いつものように枯れ葉や傷んだところを集めた。
結構あったが、炭そ病と思われる物は少なかった。葉先が枯れて雑菌が後から繁殖したような葉が多い。

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消毒後は第一蘭舎の屋根の洗浄をした。

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落ち葉がうっとうしかったのと波板もかなり汚れていたのでケルヒャーで飛ばした。

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Posted by woods at 2019年08月16日(金) 14時05分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年08月15日(木)

台風10号 上陸 [最近の蘭舎(旧)]

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今朝は台風が心配で早起きしたが、台風どうなったと思うほど静かだった。6時頃から8時過ぎまで雨も風もぴたりと止んでいた。
ちょうど台風の目に入っていたのだろう。

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まもなく宿毛に上陸しそうだ。

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画像は8時24分撮影

夜中に少しバタバタしていたが、蘭舎周りには被害は無いようだ。

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空も少し明るくなった。

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落ち葉もこれくらいでたいしたことは無かったようだ。

ただしこれから吹き返しの風が出てくるのでしばらくは安心できない。

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今朝は取りあえず締め切っていた窓を少し開けた。

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昨夜は扇風機を回りっぱなしにしていた。

Posted by woods at 2019年08月15日(木) 08時52分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

スボ抜け [最近の蘭舎(旧)]

突然だがスボ抜けです。
梅雨明け後にいろいろとあってどこかでまとめようと思っていたが、なかなか上手くかけないので、過去記事を紹介します。

新芽の袴が腐り葉が抜ける「スボ抜け」は症状であってスボ抜けという特定の病気は無い。自分のブログには過去にもいろいろ書いているように、スボ抜けとひとくくりで質問されてもいろいろあって簡単に説明できるものでない。


スボ抜け症状を示すと思われる主な病気
・炭そ病   
・褐色腐敗病 細菌病
・褐班細菌病 細菌病
・軟腐病   細菌病
・疫病    
・白絹病
・腐敗病   フザリウム菌
・褐色葉枯病 フザリウム菌

これはかつてまとめていた物だがどこから出してきたのか今になっては忘れてしまったが、病気で起こるスボ抜けはこれだけある。

参考までに 炭そ病に関する過去のブログ記事リンク

http://www.tosaran.com/ablog/tb.php?ID=966

http://www.tosaran.com/ablog5/tb.php?ID=543

Posted by woods at 2019年08月15日(木) 00時00分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年08月14日(水)

台風10号 [最近の蘭舎(旧)]

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お客さんも無く開店休業状態だったが、気が付くと台風10号が接近していた。慌てて台風対策をしたが蘭舎周りの風で飛ばされる物をかたづけただけでなすすべも無い。

画像は8時18分。昨日はかなり風が強かったが、今朝は風も無く嵐の前の静けさだった。

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今回の台風は当地には最悪のコース。かつて台風銀座と言われていた頃でも豊後水道に入る台風が一番被害をもたらした。地形から風がまともに当たるのだ。屋根瓦が飛ぶのは言うまでも無く居り屋の二階がこっぽり飛ばされた家もあったほどだ。

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この蘭舎を建てて初めての台風直撃だが、果たして保ってくれるだろうか。

幸いなことに、蘭舎の北東から東側は低い山だが森に囲まれて風除けになっている。

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西北側は開けた地形だが、隣の畑にある檜が防風林の役目をしてくれている。

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蘭舎の窓はまだ完全には閉めていない。
風の吹き具合を見ながら夕方までにはすべて閉める。

Posted by woods at 2019年08月14日(水) 08時55分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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