Woody note

土佐寒蘭の栽培を趣味にしているWoods@管理人のブログです。

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2013年06月12日(水)

続き [季節の作業]

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昨日アップしようと思っていた画像です。

こちらは第一蘭舎
雨が上がったと言っても湿気が多く風も無く、本当はこんな日は消毒したくない。この日は3時半に消毒したが8時過ぎても葉上には薬液が残っていた。新葉の柔らかい葉なら濃度障害を起こしていたかもしれない。晴れた日なら1時間ほどで乾く。

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この日、農薬散布前に剪除した葉

黄化や病斑のような黒褐変したカ所のあるものを切り取った。

使用した薬剤はアミスターとバリダマイシンだが、これが葉上に見える病気すべてに効くわけでない。病斑上にある胞子を噴霧した水滴で周りに飛散させることとなる。周りに飛び散った胞子をそれらの薬剤が殺菌できれば良いのだができなかった場合は結果的に病気を感染させることになる。

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こちらは第一蘭舎だが、動力噴霧器は第三蘭舎に置いている。
ここまではエスロンパイプを配管し薬液を送っている。

Posted by woods at 2013年06月12日(水) 06時38分   パーマリンク

2013年06月11日(火)

梅雨時期の農薬散布 [季節の作業]

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前回から2週間、そろそろ消毒したかったが、台風も接近していてしばらくは晴れそうに無かった。
この時期はちょうどの時に晴れ間は望めないが、今日はなんとか昼から雨がやんだ。

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すっきりしない曇天だが気温が高くなかったので急遽殺菌剤を散布しすることにした。

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こんな日は殺虫剤は怖いので殺菌剤だけにしたが、葉面散布剤は混合した。

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アミノメリットの「特青」と「黄」それぞれ3000倍になるように混ぜた。

置肥を先に延ばしたので葉の黄化防止に窒素とリン酸を補給したかった。

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アミノメリットのリン酸は水溶性。

Posted by woods at 2013年06月11日(火) 19時20分   パーマリンク

2013年06月08日(土)

施肥 [季節の作業]

この時期になるとどのタイミングで置き肥をしようかといつも悩んでしまう。
今年は芽の出が遅いので、今やっても新芽の発育に寄与しないのではないかと。もう少し伸びてからにしようかと思ったりする。
(自分が6月にしているのは4月や5月にやってしまうと新芽の数ばかり増えて良い芽にならないからだが。この時期は芽数は決まっているのでもはやそんなことにはならないが、早くやってしまうと新芽が肥料を欲しがるときに肥料切れしてしまいそうなのだ。)

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画像は肥料を待っている状態。
表面に見えるグリーンキングは3月にやっている。

Posted by woods at 2013年06月08日(土) 16時46分   パーマリンク

2013年06月06日(木)

夜の蘭舎 [最近の蘭舎]

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今日になってやっと電気工事が終わった。

第一蘭舎の配電工事を頼んでいたのだが、今週になって1ヶ月遅れでやってくれた。
といっても母屋から延長コードを引いていたので今まで困ったことは無かったのだが、コンセントが7つ付き、これから好きなだけ電気が使えることとなった。

今夜はさっそく電灯を灯した。

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旧蘭舎は100Wの裸電球だったが、今回は20Wの蛍光灯ランプとした。100Wの裸電球に相当する明るさで、4つつけると蘭舎の隅々まで明るい。

以前の裸電球の光が好きだったので、この蛍光灯ランプは昼光色を購入した。

Posted by woods at 2013年06月06日(木) 21時39分   パーマリンク

2013年06月05日(水)

肥料 [雑記]

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注文していたグリーンキングが届いた。

今回は5Kg袋が4袋。一回の施用で5Kg弱?使うのでちょうどの量だ。


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どうでもいい話をするが、

この肥料袋にはいろんなことが書いてある。おもしろいことを書いているので思わずつっこんでみたくなった。

「他の肥料に比べ半分以下でOK」・・・ほんとか?

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肥料袋の裏には具体的な使用例が書かれている。

「山野草*蘭*1号鉢に1〜2粒使用(5号鉢に5〜10粒)」とある。私は5号鉢に有機質肥料なら1.9gとしているのでまあそんなものかで普通である。半分では無い。
(私の使用量は過去記事を見てもらいたい。左の検索窓でグリーキングと入れて検索すると出てくる。クリーンキングでなくグリーキングなので申し訳ない。再々名前を間違えている。)

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中程に施肥時期「植物の発芽後1回*開花後1回*8月中旬〜9月上旬*年3回使用」と書いているが、これも私の有機質肥料の使用時期3月、6月、9月の3回とほぼ一緒である。


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話は変わるが、

私は前職の職業柄から能書きはあまり信用せず、法律で表示を義務づけられている「生産業者保証票」から基本的なことを判断している。ネットでここに書かれている生産業者を検索すると補完してくれる情報が見つかることも多い。

生産業者保証票の原料の種類で、その原料から肥料成分がどんな形で保証成分量に達しているのか推察ができる。興味深いことが見つかることも多い。たとえばこの肥料の原料の種類には配合肥料(おそらく化成肥料であろう)と硫酸加里が含まれている。これらにより主原料が家きんに由来する蒸製毛粉なので肥効が遅いため、「早くからの肥効を得るのに速効性の窒素肥料を加えているのではないか」とか、「不足する加里を補っているのではないか」とか考えられるのだ。

また、前にも書いたが生産業者保証票からはこの肥料のうたい文句である「天然動物質有機質肥料」を連想できない。法律違反では無いのだろうが私は違和感を覚える。

Posted by woods at 2013年06月05日(水) 20時10分   パーマリンク

2013年06月03日(月)

これも第二代か? [雑記]

自分は交換会で新坪の苗の出物があればよく買っていた。
最初から刷毛物だとわかる蘭も少なくなかったが、新芽が出て始めて刷毛物だとわかった蘭も多い。

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これは東の苗だが、2つ寄せ植えしていたら1つに西谷芽が出てきた(同時に入れた他の苗には出ていない)。

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こちらは地元産だが今まで刷毛物が出たと聞いたことの無い山の苗で、寄せ植えの一つが綺麗な西谷芽だ。

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こちらは同じ坪採りで、1本だけ刷毛の芽が出た。

なぜ、西谷蘭の第二代か?となるかだが。

当然のことだが第一代で両親が西谷種であれば遺伝子は100%西谷種であり、片親だけが西谷種なら50%となる。
花粉親を西谷種として種子親を普通種とした場合の雑種第一代は見た目の西谷種としての特徴は無くても西谷の遺伝子を1/2持つこととなる。それに普通種をかけた場合もか、同じく花粉親を西谷種とした蘭をかけた場合だけかわからないが、それらの雑種二代(すでに第三代になっているかもしれないが)に西谷種の特徴である刷毛芽が発現しているのではないだろうか。
確率的には低く、10本に一本20本に一本あるいは数十本に一本という感じで山採りされているのではないだろうか。

意識して播種した当人で無い限り、山で刷毛物を引いてはじめて「西谷を祖先とする蘭の種まき」だとわかるはずだ。刷毛てなければ山撒きだとわからない(当然開花して花が親の特徴を持っていると播種物だと推測はできる。しかし実際のところは親に似ない蘭ばかりが多い。先祖返りが多く雑が咲くと自然種だと思ってしまうのが普通である)

Posted by woods at 2013年06月03日(月) 06時46分   パーマリンク

2013年06月02日(日)

雑種第二代 [雑記]

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先にも紹介したこれら二つの蘭は西谷蘭の雑種第二代と考えられる(平成11年に「風月」の坪採りの桃紅花を種子親とした種を播いた場所に生えていたものだ)。

種子親の桃紅花は(すでに手元には無いが)、新芽の葉元は緑が抜けて白くなっていたものの西谷の特長はほとんど無く、当時はまったく西谷の雑種一代と考えたことは無かった。

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その桃紅花は叔父に貰ったもので、そのとき一緒に採った「風月」は義父の種まきかもしれないと言っていた。

叔父の義父は地元では有名な古参の蘭づくりで、昭和の初めから蘭を作っていた。その当時人工交配をしていたか定かで無いが、当時の人は当然のように蘭舎で実った種は近くの山に播いていた。(早くから大君など古い西谷物を持っていた)

その桃紅花は風月とは葉姿も花も全く違っていたが、採取した状況から兄弟木には間違いないようだ。

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この苗の花粉親に何を使ったか記憶に無いが、西谷遺伝子を持った蘭を種子親としているので西谷同様の刷毛が出たのではないだろうか。

なお、この坪では何十本も採ったが刷毛はこれだけだ。

(左の画像は上の株)

Posted by woods at 2013年06月02日(日) 07時15分   パーマリンク

2013年06月01日(土)

雑種第一代 その2 [雑記]

西谷種を交配親としたときの第一代の特徴は、

花粉親を西谷種としなくても種子親とした場合はほとんどに刷毛の芽が出現するが、種子親に普通種を使った場合は全く出現しないようである。これは明確な遺伝特性のようだ。なお、当然だが雑種二代以降では違った現れ方をする。

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左の写真は平成4年発行会誌第20号の129及び130ページ。
遠藤武雄氏の「カンラン人工交配から開花まで」の第一報で、西谷物の雑種第一代の新芽の状況だ。作場が奈良県なのでこちらとは条件が違うがそれぞれの交配で見事な新芽を付けている。

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これも西谷物の雑種第一代と思われる。私の蘭舎で比較的古い蘭で刷毛となる物がそれだと考えられるが、はっきりはしない。ただ、自分の蘭をいろいろ見ている中で、「風月」はどう考えても西谷物の雑種一代の蘭と言えるのではないかと思うようになった。なぜならその坪採りの兄弟木を種子親とした苗に西谷の特長を持った蘭が現れたからだ。


Posted by woods at 2013年06月01日(土) 06時27分   パーマリンク

2013年05月31日(金)

花粉の交配 [雑記]

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このページは「カンラン 寒蘭の美と栽培 誠文堂新光社」の274ページである。

高知大の澤先生は香南愛蘭会の会誌に載せるずっと以前に「カンランの繁殖」の中で「花粉の交配」方法について詳しく説明している。

「西谷産に類似した蘭の産地の分布図」の坪に種を播いた者は、この本を参考にしていたのではないだろうか。
もちろん自然交配した種子をまいただけかもしれないが・・・

Posted by woods at 2013年05月31日(金) 05時49分   パーマリンク

2013年05月30日(木)

「蘭を山に還す運動」 [雑記]

皆さんは土佐香南愛蘭会の「蘭を山に還す運動」をご存じだろうか?
もちろん会員なら会誌に関連記事が掲載されていたので知っているとは思うが、蘭を最近始めた人では知らないかもしれない。

私もあまり知らないのだが、私の手元にある会誌「蘭友」の最も古い第19号(平成3年11月発行)から関連記事が載っている。

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この新聞記事を読んでもらえば何のために何をしたかがわかると思う。

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19号には高知大学農学部教授だった 澤 完 先生が「カンランの自然保護と種子発芽」と題して寒蘭の人工交配方法を執筆している。

「蘭を山に還す運動」を受けて多くの人が人工交配種子の山撒きを実践したと思うが、先に紹介した「西谷産に類似した蘭の産地の分布図」の蘭はそれとは関係が無いと考えられる。香南愛蘭会で蘭を山に還す運動が始まるずっと以前に種が播かれたもだ。

Posted by woods at 2013年05月30日(木) 21時55分   パーマリンク

雑種第一代 [雑記]

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西谷物を種子親とした雑種第一代はどう言う物だろうか。

それだとはっきりした物は私の所にはほとんど無いが、これらがそうかもしれない。




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これらは森沢産の蘭だが西谷物のような綺麗な芽で出てくる。

西谷物を種子親とした雑種第一代は花粉親も西谷にした場合はもちろんだが、花粉親を普通物にしたときでも多くの苗に刷毛が現れるようだ。

Posted by woods at 2013年05月30日(木) 19時22分   パーマリンク

2013年05月29日(水)

梅雨期の防除 [季節の作業]

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すっかり油断していたら梅雨入りしてしまった。

今日は午後に雨が上がり晴れ間も見えたので慌てて薬剤を散布した。梅雨入り前に一度予防散布しようと思っていたので遅くならなくて良かった。

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この時期の防除のメインはなんと言っても炭そ病だろう。
セイビアーフロアブルの出番だ。1000倍液についでにバリダマイシン1000倍とコテツフロアブル2000倍を加用した。

Posted by woods at 2013年05月29日(水) 15時26分   パーマリンク

2013年05月28日(火)

刷毛は西谷の遺伝的特性? [雑記]

この時期ブログネタが無いので「新芽の刷毛等は西谷の遺伝的特性で他の地域の蘭には見られない西谷物の特異な形質」これを前提とした話を進めてみたい。

「西谷系品種の特徴ある性質の遺伝」については、もはや周知の事実かもしれないが、詳しい内容についてはあまり触れられることがない。一種のタブー視扱いされているのかもしれない。ただし過去の情報を紐解いて整理すれば真実が見えてくる。

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画像は土佐愛蘭会の会誌「寒蘭」第77号(平成6年)の178ページ。

「宿毛・中村支部座談会」の中で出ていた地図。
(座談会は平成6年当時、西谷系の蘭が採取される産地が幡多郡で9カ所知られていて、それ以外にもたくさんある。それの多くが種まきだという内容。)

雑種第一代の西谷形質の発現状況は、先に紹介した【香南愛蘭会会誌「蘭友」第三十九号(平成23年10月発行)「カンランの人工交配その結果を顧みて(第五報)」遠藤武雄氏】
の一覧表から読み解けるように、西谷物を種子親にしたときは優性(顕性)遺伝し刷毛物が出現するが、普通種を種子親に花粉親を西谷物にすると劣性になり隠れるようだ。

これから考えて上の地図に示された産地は西谷物を種子親とした雑種第一代であったことが推測される。

上の記事の内容は平成6年の物だが、私が蘭を始めた昭和60年代初頭にはこれらの坪は有名な刷毛物の産地だった。

私は花粉親に西谷を使った雑種第一代でも刷毛物が出現すると考えていたが、一代では隠れてしまうのが本当らしい。

この当時西谷物を種子親にできる人は限られていたので、優性遺伝となった苗がとれた産地は少なかったと思うが、花粉親にできた人は比較的多く、これらの産地以外に西谷の遺伝子を持った雑種一代が多数産出されていたものと考えられる。


続く

Posted by woods at 2013年05月28日(火) 22時04分   パーマリンク

2013年05月26日(日)

芽かき2 [季節の作業]

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追子などで芽元にハサミの刃先が届かない場合

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こんな時は裸にしてから剪除するしかない。

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剪除後はゆ合剤をしっかりと塗布。

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元の土と鉢で植え付け後(潅水も行い)、タチガレエース液剤の1000倍液をたっぷりと潅注している。

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ここまでしていると芽かき後病気になったり生育不良となるトラブルは皆無だ。

Posted by woods at 2013年05月26日(日) 14時57分   パーマリンク

2013年05月25日(土)

芽かき [季節の作業]

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「芽かき」作業もこの時期の重要な作業です。

この時期はいつも悩むのだが、やはり早く花を見たい株(未開花株)は親バルブからの出芽数を1つにすべきだと思う。
複数芽出すと親バルブから花芽が出ないことがある。そればかりでなく複数芽は翌年もバルブが成熟しきらないことから、結局2年連続して開花しないことが多い。


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「小型バーナー」は必須アイテム。

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こつは新芽の付け根までしっかりと刃先を入れること。

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複数芽で花芽が出ないのが、花芽分化しないのか、それとも分化は行われているがその後の栄養状態で土を切って出る前に止まってしまうのかよくわからないが、1芽にすることで開花率は大幅に上がる。もちろん2芽出しても花芽が着くことはあるが。

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「ゆ合剤」も必須だ。

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Posted by woods at 2013年05月25日(土) 23時52分   パーマリンク

2013年05月24日(金)

ダケ土作り [季節の作業]

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この作業もあまり参考にならないかもしれませんが紹介します。

敷地の片隅にストックしている土がある。

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今まで使っていた、「土佐白根土」が近くで手に入らなくなってから、その代用品としてダケ土を自家生産している。

土佐白根土の製造元まで買いに行けば良いだが、ここからだと2時間かかる。
そんな折り、蘭舎の整地時にこの土が大量に出てきた。


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拡大すると、
土自体は「褐色森林土」に分類されると思うが、その中でも粘土質が多い。おそらく河川沿いで山から流れてきた土と粘土が混ざって層となった物だと考えられる。

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素手でも崩せるくらいの堅さで、この木槌で簡単に細かくすることができる。

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篩代わりのエキスパンドメタルにすべて通す。

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最終的に4mmの篩で微塵をかるく除去する。

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一回の配合にミカンコンテナ2杯分を作っている。

配合の4割がこのダケ土となる。

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ダケの表面はきな粉をまぶしたようだ。
(この粉が配合したとき大切な役割を果たす)

Posted by woods at 2013年05月24日(金) 17時46分   パーマリンク

2013年05月22日(水)

除草 [季節の作業]

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ここはどこだと思いますか?

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第三蘭舎の棚下です。

皆さんの参考にはならないかもしれませんが・・・

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私はこれを使って除草しています。

今朝も早起きして肩掛けの噴霧器で50倍液を散布した。10日ほどすれば枯れてくる。
以前はラウンドアップを使っていたが、昨年からジェネリックのこれにした。

Posted by woods at 2013年05月22日(水) 21時04分   パーマリンク

2013年05月21日(火)

この時期の潅水 [季節の作業]

体調不良で1週間ほどご無沙汰していました。

この時期は人もそうなので寒蘭もいろいろありますね。
急に暑くなってきたので水掛も大変です。

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蘭舎は昨日今日と30℃を超えていた。
今朝はまだ良いかと思っていた水掛を今日は午後に実施。

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17日にやってからなので中3日だが、30℃を超えるこれからはこんな間隔になってくる。暑くなければ4日でも5日で良いのだが、暑さ対策には早めの水やりが大切だと思う。

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今日は時間もあったのと午後2時頃の水掛だったので葉先までたっぷりとかけた。汚れを落とすように3,4回洗い流した。

暑さで参っていた蘭も生き返ったようだ。

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この時期水やりの時間帯はいつが良いのかと良く聞かれるが、環境を十分に管理できている蘭舎なら時間はいつでも良いと思う。ただし、夜温が25℃を超える夏日には日が落ちてからの潅水はNGだ。

理想としては晴天時の早朝が一番良いと思う。

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西谷物を直接の交配親としない苗に綺麗な芽が出ていた。
交配親のどちらかに西谷の血が入っていたのだろう。

最近よく聞くが、意外な品種に西谷がかかっているようだ。




(参考=新芽の刷毛は西谷の遺伝的特性で他の地域の蘭には見られない西谷物の形質だという説がある。)

Posted by woods at 2013年05月21日(火) 18時27分   パーマリンク

2013年05月11日(土)

金紫鳥 [雑記]

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「金紫鳥」のPRです。

言うまでも無く「金紫鳥」は黄金葉の寒蘭です。

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花が無くても十分楽しめる蘭ではないでしょうか。

(花は一輪は無点であるという以外は普通の花ですが、朝日を当てると鮮やかな紫がかった桃紅になります。それと花間をとった大輪花です。)

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親葉も黄色いですが、幼木はもっと黄色い葉です。

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蘭棚の中でも一際目立つ存在。

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隣は「無限」の葉。

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新芽はあまり赤くなく、淡いピンク色。

(四万十川沿いの「鵜ノ江」から「玖木」にかけての黄金葉は新芽が鮮やかな赤色で出ると黄花が咲くことが多く、桃や紅花は更紗芽であることが多い。)

(金紫鳥は命名後10名ほどに渡っていますが、まだ一般に流通していない蘭です。)

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「命名時の画像」
この時点で金紫鳥と命名したが、この写真が命名写真に使われることは無かった。
(1週間後の本部展に別株を出品しその画像が命名写真となっている。なぜか私が提出したこの写真は採用されなかった。)

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平成20年の中村支部展。

右端が金紫鳥。この大きさがちょうど良い。

PRが効いたのか、いくつかあった苗が完売しました。
ありがとうございました。5月21日

Posted by woods at 2013年05月11日(土) 14時19分   パーマリンク

2013年05月10日(金)

今年の新芽 [最近の蘭舎]

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7日の蘭舎です。

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心配していた新芽もやっと見えてきた。

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早いもので4、5センチほど、

こちらは2センチくらい顔を出している。

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どこに出ているかと探さないといけないが、ほとんどの株に出てきた。

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これが一番伸びているかな。

Posted by woods at 2013年05月10日(金) 20時48分   パーマリンク

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